般若(ラッパー)の徹底解説まとめ
般若とは日本のヒップホップアーティスト。東京出身の1978年生まれ。同世代にはAK-69、D.O、漢 a.k.a. GAMIなどがいる。長渕剛を敬愛しており、熱い楽曲やライブに定評がある。現在の活躍としては人気番組「フリースタイルダンジョン」でラスボスを務め、番組内で強い存在感を放っている。
びびってんじえねえ 先攻後攻 後攻とる所詮は高校生
超越してけ熱くなんな 小節に注いでこう情熱
ゆっくりやるのが東京のやり方
これがもちろんラスボスの勝ち方
かかってこいよ ガキって言ったら負けるけど
もっとこい
黄金の昭和53年組(78年式)
般若と同世代のラッパーにはヒップホップ業界で活躍している者が多く、黄金世代とされている。
またヒップホップファンはその世代のことを昭和53年組もしくは78年式と呼んでいる。
ここではその同世代のラッパーについて一部紹介する。
AK-69
愛知県を代表するラッパー。
日本のヒップホップ界で最も売れたラッパーとも言われ、ジェイ・Zやジャスティン・ビーバーを輩出したレーベル「Def Jam Recordings」と契約したことも話題になった。
TOKONA-X
名古屋弁を駆使したライミングと低い声が特徴的なラッパー。
将来を期待されながらも若くして亡くなってしまい、現在でも伝説のラッパーとして語り継がれている。
D.O
東京都練馬区を拠点に活動する日本のヒップホップグループ「練マザファッカー」を率いる。
お笑いコンビのダウンタウンがMCを務める人気番組「リンカーン」に出演し、一般層にも知られるようになった。
漢 a.k.a. GAMI
レーベル「9sari Group」を主宰する新宿出身のラッパー。
フリースタイルバトルの大会の代名詞「ULTIMATE MC BATTLE(UMB)」を開催した。
また新たに日本一の最強バトルMCを決める大会「KING OF KINGS」も主催しており話題を呼んでいる。
※UMBはlibra records主催であり、KING OF KINGSは9sari group主催という違いがある。
般若のパンチライン
パンチラインとはヒップホップ用語で「歌詞の中の聞かせどころ」や「名言」を指す。
ここでは般若の主要曲から彼のアーティストとしてのスタイルや特徴が分かるであろう代表的なものを抜粋する。
男たちの大和
もしオレがその時代で
命令されたとしたら
気合いで行くとか行かねぇましてや怖ぇ
消えてく無言の命の声
終わりを告げる音がした
酒とか飲み明かした友達が
眠っちまった若いまま
カンタンに言やぁ人殺しだ
なぁ最後に何を見た?
破滅と栄光 アジアの島
オレは日本を愛してる
だから一歩前に出る
ヨォ キレーな海と島
昭和 平成 この国の現在
出典: www.youtube.com
戦争についてリリックを綴った1曲。
あまり触れられない題材に対しても自分の想いを熱くぶつけている。
あの頃じゃねえ
十 ゼロくらい不利だぜ
媚び売るのだけは無理だぜ
1000人とか100人とかキャパすら関係ねえ
目の前のお前に聞かせる答え
同じ 時代生きてて ありがたい
全て 感謝 般若
出典: www.youtube.com
この曲は2016年に般若が今までの半生を振り返り、発表した1曲。
これまで彼自身が世の中に向き合ってきた姿勢やその思いについて歌っている。
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