ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(GATE)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』とは、著者:柳内たくみによるファンタジー小説、およびそれを原作としたアニメ作品である。2010年にアルファポリスから単行本化。ある日突如として出現した異世界と日本とを結ぶ門「ゲート」。この物語は、オタクの自衛官「伊丹耀司」を中心とし、異世界へと足を踏み入れた自衛隊と、ゲートの先の世界「特地」における異文化交流を描く異世界ファンタジーである。TVアニメは、2015年7月から9月まで第1クール、2016年1月から第2クールが放送された。

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エルフの中でもひときわ美しい、金のロングヘアと碧い眼、エルフ耳が特徴的なハイエルフの少女。見た目は若いが年齢は166歳。弓が得意。
バイセクシュアルを公言しているが、男は伊丹以外には興味なし。

コアンの森に父ホドリューと暮らしていたが、村は炎龍により滅ぼされ、唯一の生き残りとなる。父の機転で井戸に放り込まれた彼女だけが生き残り、伊丹ら自衛隊員に救助された。しかし、村を焼かれた際、炎龍に父親を殺された影響によりパーソナリティ障害となり、伊丹を父親だと思い込むようになる。
それ以降は、自衛隊と行動を共にし、アルヌス生活協同組合の幹部となる。普段は自衛隊から提供された支給されたTシャツとジーンズを着用している。
その後、伊丹と共に炎龍を倒したことで障害を克服するが、伊丹への想いを隠すため父親と呼ぶことはやめなかった。

レレイ・ラ・レレーナ

コダ村の賢者カトーに師事する魔導師見習いの少女。幼いながらも知性が光る魔法使い。好奇心が旺盛。銀髪のショートカットの16歳。定住せずに大陸を流れ歩く「ルルド族」出身。
TVアニメ版ではナレーション役。
普段は無表情で冷静。病弱な母が死んだ後に、義父から「結婚は大損だった」と言われたことから、身内であってもギブアンドテイクの関係が必要なのだという考え方をもつようになり、他人に甘えたり甘やかしたりということができない。

魔法使い「カトー老師」のもとで魔法を学んでいたが、炎龍から逃げるため難民となっていた際に伊丹たちと出会う。
未知のものに対する好奇心が旺盛で、その旺盛な知識欲により、語学や乗り物、重火器の原理などを短期間でマスターする。またたく間に日本語をマスターし、特地と日本間の通訳などもこなした。
また、魔法知識と科学知識とを応用した画期的な魔法をあみだし、戦闘の際には幾度となくその力を発揮した。

ロゥリィ・マーキュリー

漆黒の髪に赤い瞳を持つ少女。死と狂気と戦争と断罪の神「エムロイ」に仕える亜神で、その戦闘力は極めて高い。人の肉体のまま神の力をもっており、不老不死。見た目は少女だが962歳。虫は苦手。
「エムロイの使徒」とも呼ばれ恐れられているが、伊丹ら仲間たちには好意を抱いており、伊丹と眷属契約を交わしたのも身を案じてのことである。
切りそろえた黒髪ロングヘアーに赤い瞳を持ち、いつも黒いゴスロリのようなエムロイ神官服を身にまとっている。巨大なハルバードを武器として戦、戦闘能力は登場人物の中でもトップクラス。

伊丹ら部隊に興味をもちそのまま同行するが、亜神であるがゆえに人間とは違った価値観や道徳観を持っている。自分の仕える神の教えには忠実で、エムロイの信条の下、魂を捧げるために盗賊の殺戮を行い、戦闘の際には喜々として敵の命を奪う。

ピニャ・コラーダ

帝国第3皇女であり、「薔薇騎士団」の団長。少々気位の高い所があったが徐々に和らぎ、後に腐女子として覚醒めている。

イタリカの防衛戦において自衛隊の実力を目の当たりにし、いち早く和平を望むようになる。自衛隊と関わる中、その中心人物だった伊丹を軍人として信頼していく。

伊丹を、その元嫁「梨沙」とのパイプ役として利用し、「特殊な芸術作品」と呼ぶ薄い本を入手していたりもする。

『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』(GATE)の用語

ゲート

銀座にゲートが現れる瞬間。

銀座と特地とを結ぶ巨大な門。銀座事件の後、日本側はドーム型のシェルターで建造物ごと覆っている。

同じ世界に複数のゲートは開けないと言われており、また太古の昔より周期的に門が開き、その度に異世界より新しい種族が入り込んできたため、特地には多種多様な種族が存在しているのではないかと推測されている。

作中で一度門が閉じられた後、再び開通した際には、日本と特地では2年半の時差が生じていた。

銀座事件

突如現れた飛竜に乗った帝国兵。

偶然居合わせた伊丹が交番へかけこみ市民の誘導を開始。

物語の発端となる、帝国による日本への侵略行為。

銀座6丁目に突如出現した「ゲート(門)」から多数の帝国兵、怪物の集団が現れ周辺の一般市民を無差別に襲い始めた。現場に居合わせた伊丹と警官らによる市民の誘導にあわせ、警視庁機動隊、自衛隊の防衛戦により帝国は死者6万人と捕虜6千人の被害を出し敗北する。

この戦闘により、歩行者天国の最中であったことも仇となり、日本側も多数の犠牲者を出すこととなった。

特地の国と地域

帝都「ウラ・ビアンカ」、人口100万の城砦都市である。

ゲートを通じ地球と繋がった異世界「ファルマート」の覇権国家である「帝国」。唯一無二の帝国であるがゆえに国名を持たない。

ヒト種至上主義社会で亜人は差別されており、帝都に存在する「悪所街」には多数の亜人が流れ着き、貧しい生活を営んでいた。しかし、銀座事件により国力が激減したため、国の人員不足を補うため各地の亜人部族長への爵位授与や代表者の元老院入りを行ったりした。

銀座事件を発端とした自衛隊との戦闘の後、日本とは正式に同盟国となり日本に駐日帝国大使館を置くまでに至った。

「アルヌスの丘」、あらゆる種族に「聖地」と呼ばれている。

特地側のゲートが存在する場所で、日本が占領した後は「日本国アルヌス州」となる。

太古よりゲートがひらくたびに様々な種族が入り込んできたと推測されているが、ヒト種を始めほぼすべての種族が、このアルヌスの地を「聖地」と呼んでいる事がその根拠の1つとなっている。

自衛隊駐屯後に「アルヌスの丘」に築かれた要塞。付近には商業街も形成された。

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