Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)の徹底解説まとめ
アメリカのロックバンド・Guns N' Rosesは、1980年後半に活動を始め、絶大的な人気を誇るバンドである。90年代半ばには主要メンバーが脱退し活動が縮小していたが、2000年代から再度活動を活発化させた。2016年には、全盛期のメンバーが復帰し、ライブツアーを行っている。
Guns N' Rosesのプロフィール
結成・人気バンドへ
1985年、Hollywood Roseに所属していたヴォーカルのアクセル・ローズとギタリストのイジー・ストラドリン、L.A.Gunsのギタリストのトレイシー・ガンズによって結成される。
メンバーは安定せずトレイシー・ガンズも含めて多くの脱退があったが、ベーシストのダフ・マッケイガン、ギタリストのスラッシュ、ドラマーのスティーヴン・アドラーが加入しようやく初期メンバーが揃った。
1987年、『Appetite for Destruction』でデビュー。
全米ビルボード初登場182位のスタートだったが、MTVで『Welcome To The Jungle』が流れると人気に火が付き、リリースから50週間後に1位を記録した。
頂点からの崩壊
1990年には、ドラッグが原因でドラマーのスティーヴン・アドラーが脱退する。
1991年には、『Use Your Illusion I』『Use Your Illusion II』の2枚を同時リリースし、世界中のチャートで1位、2位を独占した。しかし、同年の秋、ギタリストのイジー・ストラドリンが脱退してしまう。
1995年には、スラッシュがスラッシュズ・スネイクピットでアルバムを発表するが、Guns N' Rosesで使うべき曲を勝手にリリースしたとして、アクセルに訴えられてしまう。
翌年、スラッシュは脱退となった。
さらに、1998年にはダフ・マッケイガンが脱退し、オリジナルメンバーはアクセルのみとなった。
衰退からの復活
1999年の8年ぶりの新曲『Oh My God』や、2004年のベストアルバム『Greatest Hits』など動きはあったが、単発的な活動に留まっていた。
しかし、2008年、17年ぶりのスタジオアルバム『Chinese Democracy』をリリースし、世界中のファンを驚かせた。
2012年、ロックの殿堂入りを果たしたが、アクセルとイジーは欠席し、他のメンバーが集結した。
2016年1月、「コーチェラ・フェスティバル 2016」にヘッドライナーとして出演が決定した。それと同時に、スラッシュ、ダフの復帰が発表された。同年夏には、スティーヴン・アドラーが客演している。
主要メンバー
アクセル・ローズ
ヴォーカル担当。
変幻自在な歌声で、高音域から低音域まで幅広く使いこなす。
バンドでは唯一脱退したことがないメンバーである。
スラッシュ
ギター担当。
長いアフロヘアーとシルクハットがトレードマーク。
艶やかな音色のエモーショナルなプレイを得意としている。
バンド脱退後はVelvet Revolverや、ソロプロジェクトで人気となっていた。
イジー・ストラドリン
ギター担当。
作曲でバンドに大きな貢献をした。
アクセルとは古くからの友人でよき理解者であった。
『Chinese Democracy』のサンクスリストには、オリジナルメンバーで唯一名前を連ねた。
ダフ・マッケイガン
ベース担当。
気さくな人柄で、バンドの安定化に貢献していた。
脱退後は、Velvet Revolverでベーシスト、Loadedではギターヴォーカルをしていた。
スティーヴン・アドラー
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目次 - Contents
- Guns N' Rosesのプロフィール
- 結成・人気バンドへ
- 頂点からの崩壊
- 衰退からの復活
- 主要メンバー
- アクセル・ローズ
- スラッシュ
- イジー・ストラドリン
- ダフ・マッケイガン
- スティーヴン・アドラー
- オリジナルフルアルバム
- 『Appetite for Destruction』
- 『Use Your Illusion I』
- 『Use Your Illusion II』
- 『Chinese Democracy』
- Guns N' Rosesの代表曲
- Welcome To The Jungle
- It's So Easy
- Paradise City
- Civil War
- You Could Be Mine
- 関連リンク