Nirvana(ニルヴァーナ)の徹底解説まとめ

アメリカのロックバンド・Nirvana(ニルヴァーナ)は、1990年代前半のグランジブームを最前線で引っ張ったビッグバンドである。
軽いサウンドが人気だった当時、重々しい曲調とネガティブな歌詞の『Smells Like Teen Spirit』をリリースし、予想に反して大ヒットを記録した。
1989年のデビューから解散までわずか5年の活動期間だが、後のバンドに与えた影響は計り知れない。

『NEVERMIND』

1. Smells Like Teen Spirit
2. In Bloom
3. Come As You Are
4. Breed
5. Lithium
6. Polly
7. Territorial Pissings
8. Drain You
9. Lounge Act
10. Stay Away
11. On A Plain
12. Something In The Way

1991年にリリースされた2ndアルバム。
グランジ・ムーブメントを広げたきっかけとなった。
メジャーを意識したものから、アンダーグラウンド寄りのものまでバランスよく配置されている。
バンド解散後も売れ続け、全世界で3,000万枚のセールスを記録している。

『IN UTERO』

1. Serve The Servants
2. Scentless Apprentice
3. Heart-Shaped Box
4. Rape Me
5. Frances Farmer Will Have Her Revenge On Seattle
6. Dumb
7. Very Ape
8. Milk It
9. Pennyroyal Tea
10. Radio Friendly Unit Shifter
11. Tourette's
12. All Apologies

1993年にリリースされた3rdアルバム。
直訳すると「子宮内」。
アンダーグラウンドな曲が中心となっており、暗い曲調が多い。
しかし、ビルボードで1位を記録する大ヒットとなり、1,500万枚以上のセールスとなった。

Nirvanaの代表曲

『Smells Like Teen Spirit』

2ndアルバム『NEVERMIND』の先行シングル。
すました若者の皮肉った歌詞として作られたが、かえって若者達のアンセムとして受け入れられた。

『Heart-Shaped Box』

3rdアルバム『IN UTERO』からのファーストシングル。
静かな始まりから途中から激しい曲調に変わるというニルヴァーナらしい楽曲となっている。

『Come As You Are』

2ndアルバム『NEVERMIND』からのセカンドシングル。
MVを監督したのはケヴィン・カースレイクで、ビルボードホット100で32位となった。

『You Know You're Right』

オリジナルアルバムに収録されていない未発表曲だった。
2002年、ベストアルバム『Nirvana』に初めて収録された。

『Rape Me』

3rdアルバム『IN UTERO』からのセカンドシングル。
歌詞の過激さからフェミニスト団体から抗議を受け、物議をかもした。

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