下ネタという概念が存在しない退屈な世界(下セカ)のネタバレ解説・考察まとめ
『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』とはガガガ文庫から刊行された赤城大空によるライトノベル。2015年にアニメ化された。
本作の世界では性的な表現が全面的に禁止されており、公序良俗健善法で性的な表現ができないようになっている。装着が義務付けられた小型端末PMによって、性的な言動をしてしまうとすぐさま感知され健善課による厳しい処分が下されてしまうのだ。そんな恐ろしい世の中で、下ネタを知らしめるべく華城綾女(かじょうあやめ)率いるSOXのメンバーが立ち上がる。
「雪原の青」の登場
主人公の狸吉は痴漢冤罪になりかけていた轟力雷樹を庇ったことで、善導課に追われてしまう。そこに「雪原の青」という下ネタテロリストが登場。狸吉は助けられる。
まるで変態仮面のような見た目と、「近づかないで、このタオルの下は裸よ」というセリフから、多くの視聴者の度肝を抜いたシーン。
『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
テレビアニメでの修正
本作にはきわどいシーンが非常に多い。そのためAT-X以外での放送分には、性的な箇所を登場人物のデフォルメ姿で隠すといった修正が加えられている。エンドカードにも修正が入っている場合もあった。
アニメ評論家の藤津亮太の評価
アニメ評論家の藤津亮太は本作について、「体液へのこだわり」がみられると評価している。アニメでは実写よりも忠実に全て本物として表現することができる。本作はそのうえで面白い出来栄えになっており、「体液」に対して性的興奮を覚えない層にもギリギリのラインで笑って視聴できるところに着地しているという。
『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の主題歌・挿入歌
OP(オープニング):SOX(小林裕介、石上静香、古川慎、村田太志、河西健吾)「B地区戦隊SOX」
ED(エンディング):上坂すみれ「Inner Urge」
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目次 - Contents
- 『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の概要
- 『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』のあらすじ・ストーリー
- SOXに強制加入
- 「頂の白」
- 『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 奥間狸吉(おくまたぬきち)
- 華城綾女(かじょうあやめ)
- 不破氷菓(ふわひょうか)
- 早乙女乙女(さおとめおとめ)
- アンナ・錦ノ宮(アンナにしきのみや)
- 鬼頭鼓修理(おにがしらこすり)
- 轟力雷樹(ごうりきらいき)
- その他の人物
- 濡衣ゆとり(ぬれごろもゆとり)
- 華城撫子(かじょうなでしこ)
- 花園敬子(はなぞのけいこ)
- 月見草朧(つきみぐさおぼろ)
- 頂の白(いただきのしろ)
- びんかんちゃん/感見敏子(かんみさとこ)
- マスター
- 奥間善十郎(おくまぜんじゅうろう)
- 鬼頭慶介(おにがしらけいすけ)
- ソフィア・錦ノ宮(ソフィアにしきのみや)
- 遠藤正志(えんどうまさし)
- 『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の用語
- 公序良俗健全育成法(こうじょりょうぞくけんぜんいくせいほう)
- PM(ピースメーカー)
- H禁止法(エイチきんしほう)
- 地下国会図書館(ちかこっかいとしょかん)
- ヘルサウンド
- 電撃PM
- 北の大地
- 『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「雪原の青」の登場
- 『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- テレビアニメでの修正
- アニメ評論家の藤津亮太の評価
- 『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):SOX(小林裕介、石上静香、古川慎、村田太志、河西健吾)「B地区戦隊SOX」
- ED(エンディング):上坂すみれ「Inner Urge」