わんおふ -one off-(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『わんおふ -one off-』とは、2012年に企画、製作されたOVA。全2巻。監督・佐藤順一。キャラクター原案・黒星紅白。本田技研工業が特別協賛として参加している。
ペンションの娘、汐崎春乃は、田舎での生活に飽き飽きしていた。春乃は学校までの通学はバイクを使用しており、春乃の友達もバイク乗りである。ある時、春乃はバイトのためにやってきた外国人女性のシンシアに出会う。彼女から影響を受けた春乃は、自分を見つめなおしていく。

『わんおふ -one off-』の概要

『わんおふ -one off-』とは、2012年に企画、製作されたOVA。全2巻。制作はTYOアニメーションズ。本田技研工業が特別協賛として参加している。キャッチコピーは「2012年、新しい風が舞う。」。
監督・佐藤順一、キャラクター原案・黒星紅白による、バイクを愛する女子高生姿を描いたほのぼの日常生活アニメである。
タイトルの由来は、特別に一度限り製作された部品やパーツを指す「ワンオフ」。

ペンションの娘、汐崎春乃(しおざき はるの)は、田舎での生活に飽き飽きしていた。春乃は学校までの通学はバイクを使用しており、春乃の友達もバイク乗りである。ある時、春乃はバイトのために田舎にやってきたシンシアに出会う。彼女から影響を受けた春乃は、自分を見つめなおしていく。

『わんおふ -one off-』のあらすじ・ストーリー

都会へ思いをはせる女子高生

折り重なる山に囲まれた高原。麓の学校へと続く道を、高校2年生の汐崎春乃(しおざき はるの)いつものように愛車ジョルノで走る。
春乃の両親は、この場所でペンションを経営している。美しい景色に、おいしい空気。新鮮な野菜。近所の人たちもみんな温かくて良い人ばかりだ。
春乃は通学はバイクを使用しており、友達もバイク乗りである。バイク仲間の鏑木小夜(かぶらぎ さよ)、別所杏里(べっしょ あんり)や、一つ下の前園利絵(まえぞの りえ)といつもつるんでいたが、このままの田舎暮らしでいいのかと不満を覚えていた。
良い場所だとは思っていたが、ここには華やかな都会にあるものがなにもない。高校生の春乃にとって、都会は果てしなく遠い気がしていた。

シンシアとの出会い

そんな時、春乃の両親が営むペンションへ、バイクで世界中を一人で旅しているシンシア・B・ロジャースというオーストラリア人女性がバイトにやってくる。シンシアはとてもアグッシブな人で、春乃には特別な人間のように感じる。
シンシアは思い悩む春乃の気持を察し、春乃はいつも一人でお茶を飲んでいる場所に出向き、一緒にお茶を飲んだ。そして。あまり変に考える必要はないと諭す。

そして海へ

シンシアは春乃を焚き付けて、海へ行こうと誘う。山の中でしか生活したことがなかった春乃は、無理だと決め込み断ろうとする。しかし「やれば出来る」という事を教えたいシンシアは、強引に出発する。
何度も無理だ帰ろうと考える春乃だったが、シンシアは自分の前を走れと支持し、海を目指して走り続けた。海が見えた時、海についた時に春乃は達成感を覚える。そして、シンシアは、人生は色々な人に頼っていいんだよと語り、自分では考えたこともなかった春乃は、自分の人生を見直す決意をする。

バンドの結成

春乃とバイク仲間たちは、「ぽこあぽこ」というバンドを結成した。そして、シンシアがバイトを辞める前にありがとうという気持ちを歌で伝え、いつか自分がシンシアに会いに行くと伝えた。
気持ちが楽になり、大きく羽ばたけることをシンシアに伝え、物語は終わる。

『わんおふ -one off-』の登場人物・キャラクター

主人公

汐崎 春乃(しおざき はるの)

CV:後藤沙緒里

本作の主人公。田舎に住んでいる高校二年生で、ペンション「NIWA」の一人娘。羽根のような寝癖が頭の両端に付いている。田舎での生活に飽き飽きしており、内向的な性格。すぐに物思いにふける癖があるため、友人たちからは「デイドリーム」と呼ばれている。
シンシアとの出会いにより、内奥的で引っ込み思案だった自分のことを見つめなおし、徐々に変わっていく。友人たちとユニット「ぽこ・あ・ぽこ」を結成する。愛車はホンダ・ジョルノ。

その他のキャラクター

鏑木 小夜(かぶらぎ さよ)

CV:早見沙織

高校二年生。メガネをかけ、黒く長い髪をした少女。春乃とは友人関係で、ユニット「ぽこ・あ・ぽこ」では作詞を担当している。
愛車はホンダ・リトルカブ。

別所 杏里(べっしょ あんり)

CV:矢作紗友里

高校二年生。黄土色の髪をしており、ツインテールで、前髪を両側の耳の前に垂らしている。「ぽこ・あ・ぽこ」で作曲担当。愛車はホンダ・ベンリィ。

前園 利絵(まえぞの りえ)

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