アガペー!ブッダ&イエスが下界でバカンスしちゃう漫画『聖☆おにいさん』
空高く遠い遠い存在のブッダとイエスが、バカンスにやって来た!神だって仏だって…人間だもの!羽を伸ばしたいじゃない?!限られた資金の中で、質素に二人暮らしを楽しむ『聖☆おにいさん』のアニメ化された映画を紹介します♪
作者紹介☆原作概要
【作者紹介】中村光:静岡県出身の漫画家。2004年に「ヤングガンガン」で連載を開始した『荒川アンダー ザ ブリッジ』がアニメ・ドラマ・映画化し、この連載と並行して2006年から「モーニング・ツー」で『聖☆おにいさん』の連載を開始。2009年に手塚治虫文化賞短編賞を受賞。
【原作概要】ブッダとイエスがバカンスを楽しもうと下界は日本・東京立川市へやって来た。二人は安いアパートで一緒に暮らし始める。周りの住人を巻き込みながらも、新しい環境で彼ららしく?充実した日々を過ごしていく。
登場人物・キャラクター
リアルに忠実☆
生活費は天上界から銀行の口座へと振り込まれる(どこの銀行じゃ?)。その額はふたり合わせて26万円。
有給だから給料支払われてるんですねw ブッダが節約したくなるのも分かります。
アガペーってなんだ?
①キリスト教における愛。罪深い人間に対する神の愛、人間どうしの兄弟愛など、自己犠牲的・非打算的な愛をいう。
②「 愛餐(あいさん) 」に同じ。
出典: www.weblio.jp
もっと分かりやすく╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
日本語で「愛」とは一語ですが、古典ギリシャ語では「愛」には3種類の意味があります。
アガペー、フィリア、エロスです。人間にはこの3つの愛が必要だと言われています。
アガペー…母なる愛、無償の愛、愛の中でも「犠牲」が愛としてとらえられるのはアガペーだけです。
フィリア…友情、純粋な心で愛すること。兄弟愛。
エロス…必ずしも肉体的なことを表現したものではなく、「エゴ」と「エゴ」のぶつかり合いの(お互いのエゴを理解しあう)愛です。男女の愛。
アガペーの他にも、普段なら聞きなれない言葉が沢山出てくる作品です。仏教とキリスト教の異なる宗教・ブッダの苦行・聖書などの他、実在する人名がたくさん登場するので、気軽に覚えやすいです。
聖書やお経など、解説本などで知識を頭に入れてから再度読み直すと、面白さ倍増します。
みどころ①
イエスに連れられて、テーマパークにやってきたブッダ。気の弱いブッダは、意を決してジェットコースターに乗っ…
みどころ②
ブッダの額にある白毫をボタンと呼び押しにくる小学生。ブッダは白毫を押されると体調不良になるので、嫌がり避けていたのだが、彼等は輪ゴムで狙いにキタ!ついに逃げられない時が来て…絶対絶命!ブッダ!