狂言師「野村萬斎」の完璧すぎる仕事ぶりを紹介!伝統芸能からシン・ゴジラまで大活躍!

狂言師の野村萬斎の仕事ぶりが「完璧すぎる」と話題になっている。黒澤明監督の『乱』で映画デビュー以来、『陰陽師』や『のぼうの城』、『花戦さ』など大ヒットを連発。宮崎駿の『風立ちぬ』では声優、『シン・ゴジラ』ではゴジラの“中の人”に挑戦し、いずれも高い評価を得た。

◆映画『花戦さ』に主演する野村萬斎

野村萬斎が主演を務める「花戦さ」。

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華道池坊家の初代・池坊専好を主人公に描いた鬼塚忠氏の小説「花いくさ」が、「花戦さ」のタイトルで映画化。

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戦国時代、時の天下人である豊臣秀吉に花僧・池坊専好が刃ではなく花をもって仇討する物語。

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◆実は出演映画はヒット連発

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『のぼうの城』(2012)

監督:犬童一心、樋口真嗣
脚本:和田竜
原作:和田竜
出演:野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、佐藤浩市

実は主演映画の多くがヒットしてきたマネーメーキングスター。

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スクリーンデビューは黒澤明監督の「乱」(1985年)で、この人のロングショットで終わる重要な役だった。

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1985年邦画配給収入3位

野村萬斎、伊藤英明のコンビで映画「陰陽師」が公開され、興収30億円を超える大ヒット。03年に続編「陰陽師2」が公開。

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主演は野村萬斎さん。累計興行収入28.4億円を記録するヒット作で、第36回日本アカデミー賞で優秀作品賞をはじめ、10部門の優秀賞を受賞する高評価の作品です。

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『のぼうの城』(2012)

◆とはいえ、本業は由緒正しき狂言師

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狂言は、室町時代から続く伝統芸能。ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。萬斎さんはその狂言の名門一家に生まれました。

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1966年4月5日生まれ、東京都出身。狂言師。人間国宝の祖父・故六世野村万蔵と父・万作に師事し、3歳の時に「靱猿」で初舞台を踏む。

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重要無形文化財総合指定者。

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◆しかも、あの東京藝大卒→英国留学という溢れる知性

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東京藝大は芸術系大学の最高峰

筑波大附属小中高~東京藝術大学卒業。

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一年間、シェイクスピアが活躍したイギリスの首都ロンドンに留学。

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2002年より世田谷パブリックシアター芸術監督を務める。

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