ギフト±(プラスマイナス)のネタバレ解説・考察まとめ

『ギフト±』とはナガテユカによる日本のミステリー漫画。『週刊漫画ゴラク』で2015年4月3日号から連載中。単行本は『ニチブン・コミックス』から刊行され、累計発行部数は280万部を突破している。主人公は女子高生の鈴原環。一見すると普通の女子高生だが、実際は男子大学生が率いる臓器売買のメンバーの1人として、更生できない元凶悪犯の身体を解体し臓器を取り出す解体師だった。感情をほとんど表に出さない環。自身の行為や組織についても知らなかった。忍び寄る国外組織。環を巡り次々と事件が起きていく。

CV:鬼塚真吾
臓器売買グループを仕切る大学生。莫大な資金を持ち、警察内部にも協力者がいる。極秋会病院を運営する秋光家の2代目当主の次男とされているが、会長である祖父の正と当時15歳だっためかけ鈴原真琴の間に生まれた子ども。兄の渉が病弱だったため、異母兄弟でありながら義弟として秋光家に迎えられた。タカシは、環より先に生まれた渉のためのデザイナーベビーだったが、渉の体力が持たないという理由で移植手術はされていない。

英琢磨(はなぶさ たくま)/林(はやし)

CV:藤寛仁元
医師。英医院放火殺人事件の容疑者として指名手配されている。現在は、闇医師として活動し、タカシの臓器売買に関係し手術に必要な新鮮な臓器を提供して貰っている。少年時代に母の付き添いで訪れた英医院で真琴と出会い、彼女の死後10年以上経ったころに幼き環と出会った。

臓器売買グループ

神崎梨世(かんざき りよ)/王梨世(ワン リーシー)

極秋会総合病院の心臓外科医で、環の主治医でもある。表向きはタカシの協力者で肉体関係を持つが、裏では中国の組織から指令を受ける工作員。環の心臓を巡ってはアメリカの組織とも関係を持つ。中国やアメリカから裏切り行為がばれて命を狙われるが、タカシが助けの手を差し伸べる。

加藤 善人(かとう よしと)

タカシが取り仕切る臓器売買グループのメンバーで、警視庁捜査一課の警察官でもある。階級は警部。中国の組織とつながりがある。クジラを捕まえる際に情報が漏れないように手を回し、殺人にも手を染める。臓器売買グループについて探りを入れる同僚の桜田を監視下に置いている。

劉達善(リュウ ダーシ)/斉藤達善(さいとう たつよし)

残留孤児。チャイニーズマフィアの一員。隻眼。中国や残留孤児、在日のネットワークを駆使して情報を得ている。日本での臓器売買の進出を狙う。環を殺そうとしたが逆に返り討ちに遭う。人形のように感情を表に出さない環の表情や行動がトラウマとなり、いつか殺そうと心に決めている。加藤ともつながりがあり、タカシに知られないところで情報を交換しあっている。

楊亮(よう りょう)

残留孤児。リュウと昔からの付き合いがある。同じ中国の組織で働くが、自分が上に立つためにプティシャトンの顧客名簿を盗むなど組織を裏切る。暗殺命令がリュウに下ったが、リュウは楊に逃げるように告げる。しかし、楊はそれに反して組織への対立行動を続けてしまい、最後はクジラとして解体される。

徐永啓

医師。中国の解放軍の脱走兵であり、中国の高官専門の病院「301病院」に勤務していた元軍医。階級は中尉。

曹国良

梨世に指示する中国中央政府のメンバー。「人民解放軍」と呼ばれる組織の幹部。次期総裁の松川を大陸(中国)と日本を結ぶパイプ役に活用していたが、松川が金に目がくらみ造反使用としていることを知りクジラとしてタカシに提供した。タカシと同じく臓器売買やクジラ狩りをしており、タカシに手を組もうと持ちかける。

易愛怜(いー あいりん)

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