天才シンガーソングライター・中村一義について

斬新でありながら懐かしさを感じるポップさと、独特の言語感覚、ボーカルが魅力のシンガーソングライター、中村一義。
マイペースな活動ながら数々の名曲を生み出し続けるシンガーです。
今回はそんな中村一義についてまとめました。

プロフィール

1975年生まれ・東京都江戸川区出身
血液型・A型
中国のクォーター

1997年
シングル「犬と猫」でデビュー
アルバム「金字塔」をリリース
1998年
アルバム「太陽」をリリース
1999年
シングル「ジュビリー」をリリース
2000年
インディーズレーベルからシングル「ハレルヤ」をリリース
東芝EMIからシングル「1,2,3」とアルバム「ERA」をリリース
2002年
前年の「ROCK IN JAPAN FES.2001」に出演した際に構成したバンドメンバーと意気投合し、そのメンバーでアルバム「100s」をリリース
2004年
「100s」での活動を開始。ソロ活動から本格的にバンド活動へと移行した。
2012年
ソロ活動を再開
ソロアルバム「対音楽」をリリース

業界内での高い評価

デビュー当時は、和製ベックとの呼び声高い新人として登場。
若くして開花した才能が音楽関係者の中で非常に高く評価された。
ロッキンオンジャパンの社長である渋谷陽一氏は”10年に一人の天才”や、シングル「犬と猫」のライナーノートで”中村一義と心中して音楽評論家を辞めてもいい”とまで言っている。
また、いとうせいこう氏は”桑田佳祐を継ぐ日本語詞の使い手”と評価している。
ほかにも、音楽評論家の山崎洋一郎や田中宗一郎からも高い評価を得ています。
バンド活動前は、ほぼ全ての楽器を自室で自ら演奏していたことから当時、日本における宅録アーティストのはしりとして取り上げられることも多くあった。

おすすめ曲

永遠なるもの

1997年発売のシングル曲。
この曲の惹きつけられる点は何と言っても歌詞。
元気をもらえるとも違う、内なる力をもらえる大きなパワーを持った1曲です。
もし、こころが闇の淵にいて、そこから抜け出そうともがくならば、この歌の詞のような叫びをどう受け止めてしまうんだろうと考えさせられてしまいます。
淡々とした日常を表したような入りからはじまるイントロやメロディは後半に差し掛かるにしたがって非常に盛り上がり、詞の持つパワーをさらに強めてくれています。

キャノンボール

2002年発売のシングル。
こちらも内なる力、生きるための気持ちが弱っているときに聴くと、ガツンときます。
単調なリズムと少ない言葉数のシンプルさが逆に響く珠玉の作品です。

犬と猫

1997年発売のシングル曲。
曲の冒頭からハイトーンなボーカルが響く独創性あふれた1曲です。
メロディとボーカルのインパクトに隠れた歌詞の深さがさらにこの曲を惹きつける要素の一つになっています。

1,2,3

2000年発売のシングル曲。
疾走感にあふれたサウンドは前に進むパワーを分けてくれるであろう1曲です。
ギターが効いてかっこいい曲なので、ライブ映えする曲でもあります。

新世界

2002年発売のシングル曲。
初期からの作品を昇華した世界観は聴く価値があります。

君ノ声

keeper
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