遊戯王アークファイブの過去作との微妙な接点一覧
今年放送開始から3年目を迎えるアニメ「遊戯王アークファイブ」。視聴者の中でお気づきの方は多いと思いますがアニメ本編には過去作との繋がりを思わせるかのような場面が多くあります。
今回はその接点を紹介します。
過去作の登場人物・キャラクターがゲスト出演
昨年放送2年目を迎えるタイミングで3作目「遊戯王ファイブディーズ」からジャック・アトラス、クロウ・ホーガンの登場が発表されました。
声はファイブディーズと同じくジャックは星野貴紀さん、クロウは浅沼晋太郎さんが担当しています。
この2人はファイブディーズでは3代目主人公の不動遊星と幼馴染という設定ですがアークファイブではあまり接点がないため、ファイブディーズとは別人と伺えます。
ですがジャックは強気な性格、クロウは無鉄砲だが子供を思いやる性格はファイブディーズとは変わっていません。
搭乗するD・ホイールはジャックは一輪タイプの「ホイール・オブ・フォーチュン」、クロウは「ブラック・バード」です。
デッキはジャックは「レッド」と名の付くカードを主に使います。エースモンスターは「レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト」です。
クロウはファイブディーズと同じく「BF(ブラックフェザー)」を使いますが、新たに「ABF(アサルトブラックフェザー)」というシンクロモンスターも使います。エースモンスターは「ABF 驟雨のライキリ」です。
また地下ライディングデュエル場では炎城ムクロも登場しました。
今年4月放送分からはさらなるゲストキャラ「ゼアル」からカイト、「GX」からエド・フェニックス、天上院明日香の登場が今年2月に行われた同アニメのトークイベントにて発表されました。
各次元の舞台の名前が過去作の舞台と同じものが存在する
上の画像がエクシーズ次元の「ハートランド」、真ん中が融合次元の「アカデミア」、下がシンクロ次元の「シティ」ですが、これはゼアルの舞台「ハートランドシティ」、GXの舞台の「デュエルアカデミア」、ファイブディーズの舞台「ネオ童美野シティ」を連想させますね。
ハートランドは主人公の榊遊矢と同じ顔をした少年ユートとその仲間黒咲隼と妹瑠璃が住む世界でありますが、後にアカデミアの人間と判明する人物デニス・マックフィールドがハートランドで大道芸をしていたときに瑠璃を発見し、アカデミア直属の部隊「オベリスク・フォース」の攻撃によって壊滅状態に陥ります。
この影響で住民のほとんどがカード化され、ユートや黒咲らはアカデミアに対抗するため「レジスタンス」を結成します。
アカデミアはランサーズの創始者赤馬零児の父親であるプロフェッサーこと赤馬零王が指揮官としているデュエル戦士養成所です。
個人名が出ていないキャラはデッキは「古代の機械」を使います。
4つの次元を1つにしようとしており、突如エクシーズ次元を攻撃するなどしているので黒幕ともいえるでしょう。
シティは富のほとんどを独占するトップスとスラム街に住むコモンズに分けられ、「勝ったものは全てを手に入れ、負けたものは全てを失う。」という競争格差社会です。
ここではファイブディーズに登場するバイク型デュエルディスク「D・ホイール」や「ライディングデュエル」が登場し、ライディングデュエルは自由の象徴とされています。
ライディングデュエルは専用のフィールド魔法を発動し、ハイウェイで「ライディングデュエル・アクセラレーション!」の掛け声で始まるのはファイブディーズと変わりませんが、スタンディングVSライディングというシチュエーションで行われることもあったり、スピードカウンターやスピードスペルが無いなど相違点もあります。
全ての召喚法が登場する
過去のシリーズではデュエルモンスターズ、GXでは儀式・融合、ファイブディーズではシンクロ、ゼアルではエクシーズと紹介した特殊召喚法を主に使っていました。
アークファイブでは新たにペンデュラム召喚が登場する以外に全ての召喚法が実際のカードゲームでも新カードが登場するようになりました。
儀式はアニメでは登場していませんが、これは召喚法に基づく次元から登場するようになったのでしょう。
3年目へむけて
いかがでしたか?
現在放送中のアークファイブは過去作のファンを多く唸らせる接点が多くありますね。
4月から放送3年目に突入します。
今後の展開が見逃せないですね。