類まれなきことばのセンス。「今」を切り取る時代の申し子。『ぼくのりりっくのぼうよみ』を紹介!
昨年12月にビクターエンタテインメント内のレーベル、CONNECTONEよりデビュー。リアルに今を見て生きる若者であり、どこか世の中を俯瞰したような目線も併せ持った天才青年『ぼくのりりっくのぼうよみ』の魅力を伝えます。
歳は17才。
横浜在住の高校 3 年生、17 歳。
出典: bokuriri.com
まずは彼の楽曲を聴いていただけただろうか?
彼のスタイルはラップ。
トラックにメロディとリリックを乗せて楽曲とするのが彼のやり方だという。
そしてなんと驚くのは、彼の年齢が17歳であるということ。
動画サイトへの投稿から人気に火がつき、それから企業主催の10代アーティストのみが出れるロックフェス「閃光ライオット2014」ファイナル出場。
そして矢継ぎ早にデビューが決まり、今に至るそうな。
そりゃ、音楽の才能のある17歳なんてたくさんいると思うけど、なんだかよくわからない「なんか良い」って思う、凄さ。
そんな解説困難な彼の魅力をあえて伝えてみよう。
YouTubeにアップされている動画たち。【本人アカウント+ビクターより】
とにかく片っ端から彼に関する動画(本人またはビクターによりアップロードされたもの)を載せました。
初めの動画を聴いて少しでも引っかかるものがあった人はきっとお気に入りの1曲が見つかるはず。
お好みで視聴したい方向けに、iTunesとAmazonのリンクも貼っておきます。
ぼくのりりっくのぼうよみの「hollow world」を iTunes で
itunes.apple.com
”Black Bird”、”パッチワーク”、”A prisoner in the glasses”とその他を含む、アルバム「hollow world」の曲をプレビュー、購入、ダウンロード。 アルバムを ¥1,600 で購入。 曲を ¥250 から。
Amazon.co.jp: ぼくのりりっくのぼうよみ : hollow world - 音楽
www.amazon.co.jp
ぼくのりりっくのぼうよみ hollow world -
ぼくのりりっくのぼうよみの「なんか良い」を考える。
魅力について解説困難ということで、まずは楽曲を端から掲載させていただきました。
(決して手抜きではないので、あしからず!)
さて、ここからは彼の何が「なんか良い」なのか、考えてみます。
やっぱ声??
良い歌声してますよね。
少しあどけなさが残る少年の声なのに、艶かしいセクシーな歌い方もできる。アンニュイさもあり、適度に力が抜けている。
なんというかアイドル気質な声色なんだけど、技術が抜きん出てるような感じがしますね。
曲もいい??
基本的にトラック(楽曲)の提供を受けているようですが、メロディは自身で作ったものだそうな。
中にはメロディアスな楽曲もあるのに、そういうのも考えられるんですね。
トラックのクオリティもさることながらメロディメーカーとしても一目置けると思います。
やっぱ ” りりっく ” ??
国語の全国模試で1位を取ったこともあるという彼。
また「文學界」というかなり渋めな文系の雑誌に、つい最近エッセイが載ったそうな。
やはり、ことばの力は彼の才能の中でも際立つと思います。
歌詞を見てみると「どうしたらこんなの思いつくんだろう?」というようなもの。
彼のものの見方が、彼が咀嚼した「言葉」によってリリックとして出力されている感じ。
これは紛れもなく才能なのでは。
※リリックとは?=英語で「歌詞」のことを指しますが、音楽をやる人種の中ではHIPHOPの人がよく使います。
まとめ
なんやかんやもて囃しましたが、凄いアーティストは他にもいると思います。
彼と似てる似てないに関わらず。
ただ、今後の活躍に大いに期待という意味でプッシュさせていただきました。
彼も良い記事だと褒めている
『才能について』
のインタビュー記事のリンク、貼っておきます。
17歳の天才アーティスト「ぼくのりりっくのぼうよみ」が考える才能とは? - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
www.e-aidem.com
17歳の天才アーティストとして話題沸騰中の「ぼくのりりっくのぼうよみ」。デビューアルバム「hollow world」に引っ掛けて、「天才とはなにか?」をテーマにインタビューしてきました。