WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)の徹底解説まとめ
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「WHITE ASH」とは、2006年に結成した日本の4人組ロックバンドである。もとはアークティック・モンキーズのコピーバンドとして、大学の軽音部内で結成されたバンドだった。2010年に「RO69JACK 2010」で優勝し、2013年にメジャーデビューを果たす。楽曲の完成度の高さや、ボーカルであるのび太の圧倒的な歌唱力が魅力のバンドだったが、2017年に惜しまれながらも解散した。
WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)の概要
「WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)」とは、2006年1月に結成した日本の4人組ロックバンドである。もとはアークティック・モンキーズのコピーバンドとして、大学の軽音部内で結成されたバンドだった。バンド名はthe pillowsの楽曲名である「White Ash」から付けられており、ライブの登場SEもこの曲を使用している。2年間コピーバンドとして活動したのち、楽曲製作を行うようになる。2010年に「RO69JACK 2010」で優勝し、2013年にメジャーデビューを果たした。
歌詞はあたかも流暢な英語のように聞こえるが、音の響きを優先しているため、ほとんど意味は持たない英語歌詞となっている。また、日本語の響きさえも英語の響きに中に落とし込める語感を大切にしている。
サウンドは本格派ロックで、洋楽的なサウンドに聞きやすいメロディ、中毒性のある重厚なギターリフ、へヴィなリズムといったを兼ね備えている。楽曲の完成度の高さや、ボーカルであるのび太の圧倒的な歌唱力が魅力のバンドだったが、2017年に惜しまれながらも解散した。
WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)の活動経歴
コピーバンドとして軽音楽部内で結成
2006年1月、大学の軽音楽部内でコピーバンドとして結成。2010年、ロッキング・オンの音楽情報サイト「RO69」のアマチュアアーティストコンテスト「RO69JACK 2010」にて優勝し、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010」に出演する。1stミニアルバムである『On The Other Hand, The Russia Is...』をリリース。
2011年には2ndミニアルバム『WALTZ WITH VALKYRIE』がタワーレコードのレコメンドアイテム”タワレコメン”に選出される。「Thunderous」のプロモーションビデオが、スペースシャワーTVのローテーション”it!”に選ばれた。
「SUMMER SONIC 2011」への出演権を賭けたオーディション企画「出れんの!?サマソニ!?」では、審査員賞を3賞受賞し、「SUMMER SONIC 2011」に出演を果たす。
2012年、2ndシングル『Kiddie』が各地FM局のパワープレイに選ばれ、オリコンインディーズチャート1位を獲得。
VAPよりメジャーデビュー
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デビュー当初のアーティスト写真
2013年5月22日、4thシングル『Velocity』のリリースにともない、VAPよりメジャーデビュー。5thシングル『Crowds』の表題曲でる「Crowds」は、アニメ『ガッチャマン クラウズ』のオープニング曲に起用。同作品にボーカルののび太が声優として参加した。
12月11日には、メジャーデビュー後に初めてのアルバムである2ndフルアルバム『Ciao,Fake Kings』を発表。このアルバムには、メンバーの意向により、1stフルアルバム発表後から現在に至るまでシングルに収録されている楽曲は収録されなかった。同作品が「第6回CDショップ大賞2014」の第二次ノミネート作品に選出される。
メジャーデビュー後の活躍から解散まで
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左より剛(ドラム)、彩(ベース)、のび太(ギター、ボーカル)、山さん(ギター)
2014年5月31日にSHIBUYA-AXの最終営業日に同会場でライブを開催。同年8月には「SUMMER SONIC 2014」に出演した。同年9月に発表された6thシングル『Hopes Bright』が、東京モード学園のCMソングに起用される。
2015年3月31日、所属事務所であったマネジメント・ピンクムーンとの契約が満了し、アミューズへ移籍する。2016年3月16日には4thフルアルバム『SPADE 3』を発表し、4月2日にレッドブル・スタジオ東京にてスタジオ・ライブを行った。5月にはライブツアー「One Man Tour 2016 "Emperors And Dumbasses"」を開催する。ツアー終了から1ヶ月後、ミニアルバム『Quest』を発表した。収録曲はすべて、Webアニメ『モンストアニメ』のタイアップ曲か、ゲーム大会「モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ」のイメージソングとなっている。
2016年11月、ライブツアー「One Man Tour 2016"Sympathy For The Monster"」を開催するが、ツアーファイナルとなった12月11日から11日後、翌年3月末をもって解散することを発表。
WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)のメンバー
のび太
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誕生日:3月2日
血液型:O型
ボーカル・ギター。年齢は非公開だが「永遠に小学5年生」という設定。始まりは玉川大学軽音楽部のT.C.M.Sで結成。ギターはレフトハンド。
ビジュアルに反して色気と艶のある声で疾走感のある歌を歌う。声質が女性らしいが、男性ボーカルであったためにそのギャップで話題となった。
「Jails」ではキレキレのダンスも見せており、引きだしの多さを見せてくれた。
山さん
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ギターを担当。
彩
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ベースを担当。バンド解散後はのび太と共にTHE LITTLE BLACKのメンバーとして活動を始めた。
剛
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ドラムを担当。
目次 - Contents
- WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)の概要
- WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)の活動経歴
- コピーバンドとして軽音楽部内で結成
- VAPよりメジャーデビュー
- メジャーデビュー後の活躍から解散まで
- WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)のメンバー
- のび太
- 山さん
- 彩
- 剛
- WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)のディスコグラフィー
- シングル
- 『Paranoia』
- 『Kiddie』
- 『Would You Be My Valentine?』
- 『Velocity』
- 『Crowds』
- 『Hopes Bright』
- 『Insight / Ledger』
- ミニアルバム
- 『On The Other Hand, The Russia Is...』
- 『WALTZ WITH VALKYRIE』
- 『Quest』
- アルバム
- 『Quit or Quiet』
- 『Ciao,Fake Kings』
- 『THE DARK BLACK GROOVE』
- 『SPADE 3』
- WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「Hopes Bright」
- 「Casablanca」
- 「Jails」
- 「Stranger」
- WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)の名言・発言
- のび太「自分がちゃんと強い意思を持って物事を動かしていく方が 結果的に自分のためにもみんなのためにもなる」
- WHITE ASH(ホワイト・アッシュ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- デビュー時のアーティスト写真は外国人
- ボーカルはのび太でドラムは剛