修羅の門(PS)のネタバレ解説・考察まとめ

『修羅の門』(PS)とは、1998年に講談社から発売された3D対戦型格闘ゲーム。川原正敏の同名漫画を原作とし、主人公・九十九ら総勢13人のキャラが登場する。流行の3Dポリゴンを採用した意欲作だが、粗悪な造形や動作の重さ、壊滅的なゲームバランスが露呈。当時の『ファミ通』で合計12点という異例の低評価を受け、「本当に完成品か」と酷評された。独自の「肢体破壊」等の試みはあったものの、PS史に残る伝説のクソゲーとして語り継がれている。

『修羅の門』(PS)の概要

『修羅の門』(PS)とは、1998年4月2日に講談社から発売された、川原正敏による格闘マンガ『修羅の門』を原作とした3D対戦型格闘ゲームである。漫画『修羅の門』のは2度ゲーム化されており、1992年のメガドライブ版と1998年のPlayStation版があるが、本作は後者である。
制作はジャパンヴィステックが担当。主人公を含めた九十九や徹心といった原作の13人の人気キャラクターを操作できる格闘ゲーム。当時は3Dポリゴンの格闘ゲームがブームであったことから、本作はその流行にのって作られたと思われるが、発売直後からその極めて低い完成度が各方面で話題となった。当時の『ファミ通』クロスレビューでは合計12点(40点満点)という異例の低評価を記録。「本当に完成品か?」とまで評され、PlayStationを代表する「クソゲー」の代名詞として語り継がれている。

『修羅の門』(PS)のゲームシステム

ゲームモード

本作には大きく分けて「一人(ストーリー)」(CPU戦を勝ち抜いていくメインモード)、「対戦」(プレイヤー同士、あるいはCPUとの単発戦を行うモード)、「百人組手」(次々と現れる敵を倒し続けるモード。専用のザコキャラとして「毅波秀明」が登場する)、「設定」(ゲームの難易度や操作方法、視点などを変更するモード)の4つのモードが搭載されている。
全体的に「和」のテイストで統一されており、視点選択を「甲・乙」と表記するなど、原作の硬派な世界観を意識した演出が施されている。

肢体破壊技

本作のキャッチコピーである「極めたら、折れ!!」を体現する独自システム。関節技などを成功させることで、相手の腕や脚を文字通り「破壊」することができる。破壊された部位に応じて、その後の戦闘能力に致命的な制限がかかるのが特徴である。
腕を折られると、折られた側の腕を使用した打撃技が一切出せなくなる。また、両手を用いる投げ技や組み技も使用不能となり、攻撃手段が大幅に制限される。さらに、左右両方の腕を折られた場合は、相手の攻撃を防御する「ガード」すらも行えなくなるという絶望的な状況に追い込まれる。
脚を折られた場合、移動速度が極端に低下する。また、格闘ゲームにおいて重要な機動力となるステップイン、ダックイン、バックステップといった特殊移動も一切使用できなくなる。ただし、ゲームバランス上の都合か、片脚が破壊されることはあっても「両脚を折られる」ことはない。

『修羅の門』(PS)の登場人物・キャラクター

初期キャラ

陸奥九十九(むつ つくも)

本作の主人公。千年不敗を誇る古武術「陸奥圓明流」の継承者。地上最強を証明するため、実戦空手道団体「神武館」へ乗り込む。ゲーム内では虎砲や龍破といった奥義を扱う。

龍造寺徹心(りゅうぞうじ てっしん)

「神武館」の館長であり、「生ける伝説」と称される空手家。九十九の才気を見抜き、実戦の場を与える。重厚な打撃が特徴。

海堂晃(かいどう あきら)

神武館四強の一人。天才的な格闘センスを持ち、九十九の最初の強敵として立ちはだかる。鋭い蹴り技を主体としたスピード感のある戦いを得意とする。

片山右京(かたやま うきょう)

神武館と列ぶ一大流派・鬼道館所属の空手家。九十九に対して激しい対抗心を燃やす。その美貌と華麗なファイトスタイルから「氷の貴公子」と呼ばれている。

飛田高明(ひだ たかあき)

プロレスラー。真剣勝負を追求し、実戦の場に身を投じる。「シュート(真剣勝負)」にこだわり、多彩な投げ技や関節技を得意とする。

イグナシオ・ダ・シルバ

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