【クソゲーまとめ】FCミシシッピー殺人事件編!
理不尽な難易度、異様な操作性、破綻しているストーリーなど、ゲームバランスが崩壊しており遊んでいるプレイヤーに苦痛をもたらすゲームを「クソゲー」と呼んだりします。今回はFCで発売されたクソゲー「ミシシッピー殺人事件」を紹介していきます。
どんなゲームの?
1986年にファミコン用ソフトとして発売されたゲーム。ジャンルは推理アドベンチャーであり、元々はアメリカで発売されたものを日本のメーカー「ジャレコ」がローカライズ移植したものである。主人公の探偵チャールズとその助手ワトソンが、客船内で起きた殺人事件を解決するというのがゲームの目的で、プレイヤーは様々な登場人物に聞き込みをしながら実際に捜査をしていくことになる。
ここがヘンだよミシシッピー殺人事件!
本作の「クソゲー」ポイントの一つとしてまず挙げられるのが、意地悪とも言える初見殺しの数々だろう。普通推理アドベンチャーのゲームにおいて、主人公である探偵が死んでしまうということはそうそうない。しかし本作はいたるところにトラップが仕掛けられている。具体的には、一見普通の客室に仕掛けられている落とし穴、壁から主人公めがけて高速で飛んでくるナイフなど。一応回避は可能だが、まず初見プレイでは避けられないだろう。ちなみに当たると即ゲームオーバーとなり、捜査も最初からになる。これに加えてセーブ機能やパスワード機能などの不備による戻しプレイの強制化によってプレイヤーのやる気はごっそり削がれたことだろう。これらトラップはある程度捜査が進んだ中盤以降でも出現するので全く気が抜けない。
さらに不親切なシステム周りも「クソゲー」化に拍車をかけている。本作は聞き込みが重要な捜査方法になっているのだが、その聞いた内容をいちいち助手のワトソンにメモさせておかないと先に進めなくなってしまう。さらに登場人物たちは一回話しをすると、次回以降からは何も話をしなくなってしまう。この状況でメモを取っていなかった場合は手詰まりとなり、即ゲームオーバーとなってしまう。
今回はここまで!
いかがでしたか?次回も興味が惹かれるであろうクソゲーを紹介しますので是非チェックしてくださいね!