Northern19（ノーザンナインティーン）の徹底解説まとめ

Northern19（ノーザンナインティーン）の概要

Northern19は、2003年結成のメロディックパンクバンド。新潟出身のギターボーカル笠原健太郎とベースボーカル井村知治、青森出身のドラム、馬場豊心が東京にて出会ったことで結成。バンド名は3人とも出身地が東北地方であったことと、19歳の時に結成したことを由来として決定した。
池袋MANHOLEでの初ライブ敢行後はライブを中心に精力的な活動を続け、2006年に発売したアルバム『EVERLASTING』のヒットを機に、一躍インディーズパンクシーンにその名を轟かせ始める。爽快なメロディーとツインボーカル、パンク、ハードコア、バラードとジャンルに囚われない柔軟な音楽性を武器に着実に人気を獲得し、単独公演や国内主要ロックフェスティバルへの出演経験のみならず、数多くのバンドとの共演や対バンツアーなども成功させている。
2019年3月オリジナルメンバーであるベースボーカルの井村が脱退し、同年5月より後任のベースボーカルとして敦賀壮大を迎え、新体制として活動を継続している。

Northern19（ノーザンナインティーン）の活動経歴

結成から躍進

2003年3月、新潟出身のギターボーカル、笠原健太郎とベースボーカルの井村知治、青森出身のドラム、馬場豊心が東京で出会ったことで結成。3名とも東北地方出身であったこと、19歳であったことでバンド名を「Northern19（ノーザンナインティーン）」とし、活動を開始する。池袋MANHOLEでの初ライブ敢行後、同所や新宿ACBを中心に精力的にライブ活動を行う。
2006年に初のフルアルバムとなる『EVERLASTING』をリリース。このアルバムを引っさげて全国約20か所の全国ツアーを回り、インディーズパンクシーンにその名を轟かせ始める。2007年には所属していたインディーズパンクレーベル、CATCH ALL RECORDSが主催するライブハウスツアー『CATCH ALL TOURS 2007』でも全9公演でヘッドライナーを務め、躍進を続ける。同年8月に『ROCK IN JAPAN FES.2007』に初出演、12月には『COUNTDOWN JAPAN 07/08』に初出演するが、いずれも彼らのステージには入場規制がかかるほどの大盛況ぶりだった。

事務所を移籍してリスタート

2008年にはアルバム『FROM HERE TO EVERYWHERE』を発売し、同年6月から9月にかけて全国約40か所におよぶ大規模なリリースツアーを敢行。大型ロックフェスへの出演も増え、8月には『SUMMER SONIC 08 大阪』に出演して大盛況を収める。
2009年1月にはゲストに10-FEET、GOING UNDER GROUNDを迎えた自主企画『HAVE A NICE DAY!!!』を渋谷AXにて開催し、この公演のチケットも瞬く間にソールドアウトしている。
精力的な活動を続けてきた彼らは、結成10周年のタイミングとなる2013年5月、WIRED ReCORDSへの移籍を発表。ミニアルバム『FOR EVERYONE』をリリースし、10月から12月にかけて全国18か所のリリースツアーを敢行。同年12月6日に渋谷CLUB QUATTROで行われたツアーファイナルには10-FEETを招き、チケットはソールドアウトと輝かしいリスタートを飾る。

メンバー脱退と新体制

2014年、アルバム『DISCOVERY』のリリースを記念し全国30公演のリリースツアーを行い、各地でソールドアウトを続出させるなど彼らの勢いは増す一方だった。2015年からはライブハウス中心の活動に力を入れ、パフォーマンスに益々磨きをかけている。同年9月16日、ミニアルバム『PRESENCE』を発売。
2016年には毎月19日に全国的に企画を開催し、シングルを通販と会場限定でリリースする『ノーザンの日』を敢行。12公演中で8公演がソールドアウトを記録し、シングルも9タイトル完売となる快挙を成し遂げた。結成15周年イヤーとなる2017年4月には16曲入りフルアルバム『LIFE』を発売。
2019年3月、東京、名古屋、大阪の3か所で開催されたCLUB QUATTROでのワンマンライブをもって、オリジナルメンバーであるベースボーカルの井村が脱退し、同年5月より後任のベースボーカルとして敦賀壮大を迎え、新体制として活動を継続している。

Northern19（ノーザンナインティーン）のメンバー

現メンバー

笠原 健太郎（かさはら けんたろう）

新潟県新潟市黒埼出身。パートはギターボーカル。 魚座でB型。
DEEP PURPLEの『BURN』を聴いて感動したことをきっかけにギタリストを志す。オリジナルメンバーの井村とは昔からの顔見知りで、上京後バンド結成の約束をしていた。ドラムの馬場とは、通っていた大学に共通の友人がいたことで知り合い、意気投合したことがNorthern19結成のきっかけだったという。

馬場 豊心（ばば あつし）

青森県出身。ドラム。オリジナルメンバーの一人で、ギターボーカルの笠原とは共通の知人を通じて知り合い意気投合し、ベースボーカルの井村と共にNorthen19を始動した。
哀愁漂うメロディを乗せた「超高速2ビート」が特徴で、憧れのドラマーはYOSHIKIだという。

敦賀 壮大（つるが そうだい）

ベースボーカル。2019年5月1日より井村の後任として加入した。

旧メンバー

井村 知治（いむら ともはる）

新潟県出身。パートはベースボーカル。笠原と地元が同じで顔見知りだったことがきっかけでバンドを結成することになった。Northern19のオリジナルメンバーの一人。
2019年3月25日のライブを最後に脱退した。