天才すぎる。カイジの狂気のギャンブル賭博黙示録編
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映画化、アニメ化もされている福本伸行先生の大ヒット作。
その人気の秘密は秀逸なギャンブル設定と心理描写。
現実にはあり得ない賭博黙示録カイジのギャンブル。
時に人生、命を懸ける狂気のギャンブルの数々の紹介です。
伊藤開示
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物語の主人公 伊藤開示
働きもせず、仲間とかけトランプするさえない青年。
憂さ晴らしに高級車にいたずらして回ったりしている。
特にベンツを標的にしている。
古畑武志の借金の保証人になっていて、
それの取り立てで遠藤勇次と出会う。
遠藤に促され狂気のギャンブルへ足を踏み入れていく。
限定ジャンケン
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借金をを返すために乗り込んだエスポワールで
最初に行われたギャンブルが限定ジャンケン。
まず百万から一千万の貸し付けからスタートしている。
何が行われるかわからない状態の中カイジは、一千万の上限いっぱい
借りている。これがのちにポイントにもなっている。
カードを使ったジャンケン。
グー、チョキ、パーがそれぞれ4枚ずつ配られている。
と同時に星も3つ配られている。
ボックスに対戦者二人が対峙して、
カードを伏せた状態で置く、オープンの声とともに
カードを表にして勝敗が決まる。
負けたほうが星1つ勝者に渡すのが基本ルール。
あいこでの星の移動はなく、勝敗、あいこに関わらず
出したカードは破棄される。
基本ジャンケンと変わらない勝負だが、
カードが破棄されることによりグー、チョキ、パーの優劣が変わり、
駆け引きの要素が生まれてくる。
そこにカードの買い占め戦略。星の売買などからみ複雑さが増していく。
人間競馬
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鉄骨を渡り切るというもの。
落ちても死にはしないが、重傷は負ってしまう高さに設定されている。
1本の鉄骨で同時に3人スタートする。先頭でゴールしなければならない。
先頭は逃げ切らなきゃ押され落ちてしまう危険との葛藤。
2番手は先頭の人間を押して落とさなければ、
後ろの3番手に押されてしまう危険。
最後を行く3番手は前を行く2人を押し2人を落とし重傷を負わせなければ
先頭でゴールができない罪悪感と闘うことになる。
市民 皇帝 奴隷
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カイジが利根川と対決したEカード。
皇帝側 市民4枚、皇帝1枚。
奴隷側 市民4枚、奴隷1枚。
市民VS市民 引き分け
市民VS皇帝 皇帝の勝ち
市民VS奴隷 市民の勝ち
皇帝VS奴隷 奴隷の勝ち
皇帝>市民>奴隷>皇帝
皇帝が基本一番強いが、奴隷には負けてしまうという
いかに奴隷を皇帝にぶつけるかの勝負。
カイジはお金の代わりに聴力を賭ける。
利根川のインチキにカイジの捨て身で対抗する。
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Eカード勝負を終え、大金を手にしたカイジ。
兵頭との自身の指を賭けたクジ引きに挑む。