Tahiti 80(タヒチ80)の徹底解説まとめ

Tahiti 80(タヒチ80)とは、フランスのルーアンで結成されたポップ・ロックバンド。1992年ごろに結成され、1993年から本格的な活動を開始。1999年にアルバム『Puzzle』でデビューを果たし、渋谷系サウンドが全盛を迎えていた日本で特に高い人気を獲得する。流行や音楽シーンの変化に迎合することなく、穏やかで普遍的なポップソングという音楽性を一貫しており、「続けること」そのものを体現する姿勢で愛され続けている。

2011年リリースの5thアルバム。初期のポップネスを無理に引き戻すことなく、成熟したソングライティングと視点を感じられる。メロディの美しさは健在ながら、感情を煽らず、聴き手の生活にそっと寄り添うような距離感が際立っている。

1. Defender
2. Darlin` (Adam & Eve Song)
3. Gate 33
4. Solitary Bizness
5. Want Some?
6. Easy
7. The Past. The Present & The Possible
8. Nightmares
9. Rain Steam & Speed
10. Crack Up
11. 4 A.m
12. Holidays In The Sun
13. A Night In The City
14. Keys To The City
15. Cool Down

Ballroom

2014年リリースの6thアルバム。キャリアの中で培ってきたメロディ感覚を、無理のないテンポと抑制の効いたアレンジでまとめ上げた円熟作。初期のきらめきや軽快さを知るリスナーには控えめに映るが、その静けさこそが本作の強みになっている。

1. Crush!
2. Love By Numbers
3. Coldest Summer
4. T.D.K
5. The God Of The Horizon
6. Missing
7. Back 4 More
8. Robber
9. Seven Seas
10. Solid Gold
11. Garra(日本盤ボーナストラック)
12. Kounty Volks(日本盤ボーナストラック)
13. Empire(日本版ボーナストラック)

The Sunshine Beat Vol. 1

2018年リリースの7thアルバム。彼らが持つメロディの軽快さやリズム感にフォーカスした作品で「今を楽しむ感覚」が前面に出ている。しかし、決して過剰に陽気ではなく、あくまで彼ららしい節度を保ったまま、ポップスとしての身体性を引き出している点が印象的だ。

1. Let Me Be Your Story
2. Natural Reaction
3. Sound Museum
4. My Groove
5. Wonderboy
6. Hurts
7. To Anyone
8. Strung
9. Turning Point
10. Jokers
11. Jewel
12. Eternity
13. To Anyone

FEAR OF AN ACOUSTIC PLANET

2019年リリースの8thアルバム。「ポップであること」は決して削ぎ落とさずに、音量だけを静かにした良質アコースティック集。肩の力が抜けた分、メロディの強さと歌心がいちばん正直に伝わってくる一枚に仕上がっている。

1. 1000 TIMES
2. EASY
3. HEARTBEAT
4. BIG DAY
5. MATTER OF TIME
6. SOMETHING ABOUT YOU GIRL
7. MADE FIRST (NEVER FORGET)
8. TUNE IN
9. SEVEN SEAS
10. BETTER DAYS WILL COME
11. HURTS
12. OPEN BOOK
13. COLDEST SUMMER
14. SOUL DEEP
15. DOWN TOWN

Here With You

2022年リリースの9thアルバム。これまで培ってきた穏やかなポップネスを、コロナ禍以降の距離感や連帯感と結びつけて提示した作品。

1. Lost in The Sound
2. Vintage Creem
3. Telling Myself
4. Hot
5. Breakfast in LA
6. Cameo
7. UFO
8. Riddles & Rhymes
9. Zoo
10. Wicked Wicked
11. Lets Get Started

Hello Hello

2024年リリースの10thアルバム。軽やかなメロディ感と人懐っこさを前面に出しつつも、初期の再現やノスタルジーに寄りかからない姿勢がはっきりと感じられる作品。過去との決別や未来への宣言でもなく、「今もここにいる」という事実を穏やかに伝える一枚として位置づけられている。

1. Every Little Thing
2. Soft Echo
3. Poison Flower
4. Lose My Head
5. 1+1
6. Insomnia
7. Hello Hello
8. Lives Of A Cat
9. About Us
10. Our Lives
11. Anyway
12. Vertigo
13. Hello Halo
14. Loosened Brain
15. Zero Big Concept
16. Superflower

Tahiti 80(タヒチ80)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

Heartbeat

Tahiti 80「Heartbeat」

1stアルバム『Puzzle』に収録されている楽曲。彼等の最大のヒット曲といえる。
なお、彼らは1999年にCornelius(コーネリアス)こと小山田圭吾に渡したデモテープがきっかけで日本でも人気を得る事になった。当時、デモを受け取った小山田圭吾は、彼が自ら選曲したコンピレーションアルバムにこの「Heartbeat」を収録し、これがきっかけで日本での知名度を獲得することになったのである。尚、後に小山田圭吾は同曲のリミックスも手がけたことでも知られている。

1,000 Times

Tahiti 80「1,000 Times」

2ndアルバム『Wallpaper for the Soul』に収録されている一曲。前作でのフレンチポップ路線は残しつつも、1stからの決定的な違いはストリングスの多様さにある。
まさにこの楽曲にはその傾向が顕著に表れており、ストリングスを加える事でポップさに壮大さと奥行きが加わった。この実験的な試みは音楽ファンの心を掴み「1stでの大ヒットに臆する事なく、2ndでも傑作を届けてくれた」と好評を得ている。

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