精神科医による「学習(?)漫画」の新境地

「ゆうメンタルクリニック」を複数経営する精神科医「ゆうきゆう」先生。もともとのサイト『セクシー心理学』ではわき役のようなポジションだった彼ですが、『漫画でわかる心療内科』を敗目、多数の漫画作品を発表されてもいます。しかも、学問を扱っているのに普通の漫画のように楽しめる…さすが心のプロ…いや、才能でしょうか。

ゆうきゆうプロフィール

精神科医にして漫画原作者。桐蔭学園高校理数科から東京大学理科Ⅲ類に現役で合格し、入学。医学部医学科卒。在学中は漫画研究会に在籍。2008年「ゆうメンタルクリニック」を開院、上野、渋谷、秋葉原、新宿などに同クリニックを開院している。2014年には「ゆうスキンクリニック」を開院。Web上で『マンガでわかる心療内科』や『マンガでわかる皮膚科』などを掲載。漫画も含め著作多数。

出典: ja.wikipedia.org

東大出てたんですね、ゆう先生。しかも漫研出身…理Ⅲですし、いろいろ小難しく分析とかしてたんでしょうか。

ソウ

ゆう先生の作品の多くを漫画にしているのが、この方。

ゆう先生の作品を漫画に起こしているのがこの方。一見ただの萌え絵と思いきや、かなり高度な絵だと思います。

大和マヤ(マヤ先生)

初めてこの方々を知ったのが、ゆう先生執筆による『モーニング女医』というブログというかテキストです。天然そうに見えて結構女王様気質のマヤ先生のことなどをいろいろ書いていました。「どこまで実話なんだ」と思うほどに。

東大出の医者がミトコンドリアなら、その他一般人は…。

気になるのがマヤ先生こと「大和マヤ」女医。作中の織江リオ医師同様「実在していない」とか、「モデルはいる」とか言われていますが、何かサイトを見る限り、ゆう先生のダークサイド的な部分が彼女なんじゃないか…と疑ってみたり。いや、自分心理学のこと何も知りませんけども。

スーパーリアルRPG

sinri.net

RPGや創作物のお約束を逆手に取り、「現実なんてこんなもんよ」と教え諭してくれる漫画です。時折ゆう先生による漫画作品の考察等も書かれています。これ読んだ後、RPGやったら何とも言えない気分になれそうです。

ヒロイン明子さんです。主人公は三郎君ですが、彼女が主役でいいんじゃないかと個人的には思います。かなりのドSですが、ゆう先生はそういった女性がお好みなんでしょうか。

『モテるマンガ』

数名でやっている、あるゲーム会社に、怪しい物体が「運び込まれて」来ます。中から現れたのは、拘束された男性。本人いわく、彼は「超絶モテる男」であり、「モテないようになりたい」のだとか。何せ、拘束されている理由が「モテすぎる」ため。自然女性は彼に惹きつけられてしまい、追いかけてくるのです。「俺をモテないようにしてくれるなら、お前たちにモテる方法を教えてやる」と上から目線で言いますが、彼の言うことには説得力があります

現実を見ています。そして突きつけます。

一種のフェロモンで惹きつけているようなシーンがありましたが、それも努力の末だったんですね。

『マンガで分かる心療内科』

真打です。現在も好評連載中の上、アニメ化もされました!

ゆう先生はどれだけ稼いでるんでしょうか…医者だし、病院は多数開業しているし、漫画もアニメも…いや何でもありません。

登場人物が破壊的です。女性陣はほぼ全員看護師でドS、男性陣は医師の療先生以外変人、ニートという面々。毎回自己紹介から始まるのですが、「いかにして療先生の自己紹介を邪魔するか」に重きが置かれているように感じます。それに対する冷めたツッコミもまた…。

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