『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』とは、2016年に公開された英BBC制作のドラマ『SHERLOCK』の特別編。日本では劇場公開された。通常の現代から原作同様のヴィクトリア時代へ設定を移し、未解決の怪事件「リコレッティ夫人の幽霊の謎」に挑む。テレビシリーズのシーズン1〜3を踏まえた緻密な伏線が多数張り巡らされており、何度も見返すことで面白さが増す巧みな構成が特徴である。その高いクオリティから、第68回エミー賞で作品賞テレビ映画部門を含む2冠を達成した。
日本語吹替:谷育子
ベーカー街221Bの大家。ヴィクトリア朝の舞台では、ワトスンが執筆した小説内における自分の扱い(お茶を運ぶだけの人物として描かれていること)に対して少々おかんむりであり、コミカルな一面を見せる。
レストレード警部(演:ルパート・グレイヴス)
日本語吹替:原康義
ロンドン警視庁(スコットランドヤード)の警部。結婚記念日に自殺したはずのエミリア・リコレッティ夫人が亡霊となって夫を射殺したという、あまりにも不可解で奇怪な事件の解決をホームズに相談しに来る。その後も同様の事件が立て続けに5件発生し、すっかり手詰まりになってしまう。
マイクロフト・ホームズ(演:マーク・ゲイティス)
日本語吹替:木村靖司
シャーロックの兄。ヴィクトリア朝の舞台ではディオゲネス・クラブに入り浸っており、自身の健康を顧みない極度の肥満体として登場する。シャーロックに対し、組織的な脅威とレディ・カーマイケルの一件を調査するよう依頼する。現実世界では、チャーター機内で薬物過剰摂取により昏睡しかけているシャーロックの身を深く案じている。
モリアーティ教授(演:アンドリュー・スコット)
日本語吹替:村治学
ホームズの宿敵。本シリーズで既に死亡しているはずだが、ホームズの精神世界の中で不気味な幻影として幾度も姿を現す。ホームズの後頭部を銃で吹き飛ばすなどの異常な行動で精神を激しく揺さぶり、ライヘンバッハの滝の岩棚ではホームズと直接の死闘を繰り広げる。
メアリー・ワトスン(演:アマンダ・アビントン)
日本語吹替:石塚理恵
ワトソンの妻。調査で留守がちな夫に対して不満を口にするが、裏ではマイクロフトの命を受けて秘密裏に調査を進めるなど重要な役割を担う。事件の核心である秘密結社が潜む廃教会を突き止め、ホームズらに電報で知らせる。
女性解放運動の秘密結社
フーパー(演:ルイーズ・ブリーリー)
日本語吹替:片岡身江
モルグ(遺体安置所)の検死官。ヴィクトリア朝の舞台では口ひげを生やして男装しているが、ワトスンには女性であることを見抜かれている。その正体は女性解放運動の秘密結社の会員であり、リコレッティ夫人の死体すり替え工作に加担していた。
ジャニーン・ドンレヴィ(演:ヤスミン・アクラム)
日本語吹替:樋口あかり
女性解放運動の秘密結社の一員。フーパーらと共に廃教会の儀式に参加しており、女性を不当に扱う男性への復讐計画に関わっている。
レディ・カーマイケル(演:キャサリン・マコーマック)
日本語吹替:麻生侑里
ホームズに事件の調査を依頼する女性。夫のもとに死を意味する5粒のオレンジの種が届き、花嫁姿の女性から殺害予告を受けたと訴える。しかしその実態は女性解放運動の秘密結社の一員であり、女性への理解がない夫を処刑する計画の当事者であった。
事件の加害者・被害者
エミリア・リコレッティ(演:ナターシャ・オキーフ)
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目次 - Contents
- 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の概要
- 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』のあらすじ・ストーリー
- リコレッティ夫人の怪事件
- オレンジの種とモリアーティの影
- 女性解放運動の秘密結社と真相
- 精神世界からの覚醒
- 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- シャーロック・ホームズ(演:ベネディクト・カンバーバッチ)
- ジョン・ワトスン(演:マーティン・フリーマン)
- ホームズの関係者
- ハドスン夫人(演:ユーナ・スタッブス)
- レストレード警部(演:ルパート・グレイヴス)
- マイクロフト・ホームズ(演:マーク・ゲイティス)
- モリアーティ教授(演:アンドリュー・スコット)
- メアリー・ワトスン(演:アマンダ・アビントン)
- 女性解放運動の秘密結社
- フーパー(演:ルイーズ・ブリーリー)
- ジャニーン・ドンレヴィ(演:ヤスミン・アクラム)
- レディ・カーマイケル(演:キャサリン・マコーマック)
- 事件の加害者・被害者
- エミリア・リコレッティ(演:ナターシャ・オキーフ)
- サー・ユースタス・カーマイケル(演:ティム・マッキナリー)
- トーマス・リコレッティ(演:ジェラルド・キッド)
- その他
- アイリーン・アドラー(演:ララ・パルヴァー)
- アンダーソン(演:ジョナサン・アリス)
- 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の動画
- 予告編(日本語字幕付き)
- 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「過去」と「現代」を行き来するストーリーの意味
- 実はめちゃくちゃなディオゲネス・クラブでのワトソンの手話
- 聖典では肥満のマイクロフトが正解
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