シンガーソングライター・川本真琴のおすすめ曲

1990年代後半にヒットを重ねたシンガーソングライター、川本真琴。
現在でもインディーズシーンに身を置きながら作品をリリースし、絵本出版や楽曲提供を行うなど、幅広いジャンルで活動を続けています。
今回はそんな川本真琴のおすすめ曲を紹介します。

人物・経歴

1974年生まれ・福井県出身
1996年、シングル「愛の才能」でデビュー
数々のヒット曲を発表する。
2006年、「川本真琴」名義での音楽活動を終了。
同年、川本真琴・朝日美穂・もりばやしみほの3人でコーラスユニット「ミホミホマコト」を組みアルバムをリリースし、本格的に音楽活動を再開。
また、同じころタイガーフェイクファ名義でシングル「山羊王のテーマ」を発売。
2013年、川本真琴ソロ名義となるアルバム「願いがかわるまでに」を発表。
2014年、神聖かまってちゃんのシングル曲「フロントメモリー feat. 川本真琴」にゲストミュージシャンとして参加。
ほかに、ノースリーブス、竹達彩奈、ぱいぱいでか美などに楽曲提供のほか、絵本などの創作活動をしている。

1/2

1997年に発売されたシングル。
川本真琴の代表曲のひとつとなっており、80万枚近くを売り上げ、自身最大のヒット曲となった。
アニメ「るろうに剣心」のテーマソングとなり、子どもから大人まで幅広く知られることとなった曲で、多くのアーティストにカバーされている。

若い恋人同士たちが先の見えない未来に向かって、互いを確かめ合うように、しかしそれに浸って胸をときめかせているような不安定なかんじを絶妙な歌詞のチョイスで綴られている。
そこにキュートなのに力強いボーカルが乗って、その世界観をさらに強めている。

愛の才能

1996年発売のデビューシングル。
こちらも川本真琴の代表曲のひとつ。
作曲・編曲は岡村靖幸で、彼の世界観が非常に強く残されています。
また、早口でリズムを作り一度に歌いきる独自のボーカルスタイルは衝撃的で、独自の地位を確立した。
歌詞も個性的で、ドキドキとヒリヒリが共存する唯一無二の表現はグッときます。
MVでの彼女の表情も相まってさらにドキドキしてしまう曲です。

1998年発売のシングル。
こちらの曲もヒットしました。

桜の頃のキラキラ感とはかなさと10代に感じるグラグラ感がぎっしり詰め込まれた歌詞はとにかく切ない。
別れの季節、桜の頃にはなればなれになってしまう心情を複雑かつ全部をぶちまけるように表現されています。
その表現の複雑さから、歌詞を考察する人が今でも多くいます。
MVはとにかくかわいい。春の風に吹かれながら歌う姿は、現在でも主流になっているギター女子のさきがけになっているのではないかと言えますが、それとはちょっと違うような雰囲気を醸し出しているのは彼女の個性ゆえかもしれません。

2014年に4946(しくよろ)枚限定で発売。
神聖かまってちゃんの作品にゲストボーカルとして参加した形である。
先にMVが公開された時には川本の名は発表されておらず謎が深まっていたが、その後のライブで川本が登場し、参加を明かされた経緯がある。
変わらない歌声に歓喜した人々が多くいたようです。

まとめ

現在でも話題の尽きない彼女ですが、今でも愛されている楽曲が多数あり、素晴らしいアーティストです。
若い世代はあまりなじみがないのかもしれませんが、この機会に彼女の作品に触れてみてはいかがでしょうか。

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