オール仮面ライダー! 集結せよ! ~昭和ライダー編その3~

今回は昭和ライダー二期。スカイライダーからZXまでを紹介したいと思います。
七人ライダーという節目を乗り越えたライダーは、果たしてどのようなものになっていくのか。

前回

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スカイライダー

昭和ライダー二期はスカイライダー。
番組タイトルは仮面ライダーでしたが、主役ライダーはスカイライダー。原点回帰を謳っていて、ライダーのデザインも1号を意識し、モチーフはバッタではなくイナゴ。
スカイライダーという名前だけあって、空を飛ぶことが出来るのが最大の特徴。映像合成技術によって本当に空を飛ぶ映像があります。
しかし、その原点回帰があまり受けず、主役のパワーアップを兼ねて番組改編が行われました。

それがこの新スカイライダー。色が明るくなり、同時に番組の雰囲気も明るくなりました。
しかし、スーツの新調に伴って海外の技術で作っていた空を飛ぶシーンのバンクが使えなくなり、スカイライダーなのに空を飛ぶシーンが減るという本末転倒な事に。
ただ、ストロンガーと同じように先輩ライダーの客演を取り入れた結果、人気は舞い戻ったので結果オーライといったところでしょう。

仮面ライダースーパー1

仮面ライダー九人目は仮面ライダースーパー1。
拳法を取り入れ、空手の型で戦うライダーです。スズメバチをモチーフとして、マスクのイケメンぶりは昭和ライダーの中でもピカ一。
銀色主体のライダーは珍しいので、オールライダーが並んでも非常に目立ちます。
変身のために専用の機械が必要という珍しい設定……ですが、序盤で克服して長い長い変身ポーズで変身するようになります。

画像はフィギュアのものですが、パワーアップではありませんがスーパー1はファイブハンドという腕を切り替えて能力を変えるライダーです。
ある意味では、平成のフォームチェンジに連なる能力でしょう。
まず素の腕がスーパーハンド。ポピュラーですが、この時点で他のライダーの追従を許さないパワーがあります。
赤い腕はパワーハンド。名前の通り強力なパワーを発揮。緑の腕は冷熱ハンドと言い、冷気と熱気で攻撃できます。
青い腕はエレキハンド。電気の力を操ります。
黄色い腕はレーダーハンド。探知機を発射して敵を察知できます。更にはミサイルとして利用することも……というかそっちのほうが多いです。

仮面ライダーゼクロス

そして、十人ライダー最後の一人が仮面ライダーゼクロス。
TVスペシャルとして製作され、出番が異常に少ないですが、昭和ライダーの中でもかなり強力なライダーです。
忍者ライダーとの異名が有り、武器も刀や手裏剣、鎖などそういう武器が多め。
全身真っ赤は昭和ライダーでは珍しいので、十人ライダーとして並ぶと目立ちますが、平成では割りと多めなのでそんなには目立ちません。

十人という節目に、仮面ライダーゼクロスという記念番組が作られました。
十人揃ったライダーたちは圧巻です。
次回BLACKからはこの十人ライダーとはやや切り離されたところが見受けられるので、ここで一旦昭和ライダーとして区切ることも多いです。

というわけで次回はその仮面ライダーBLACKからのライダーを紹介します。

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水野忠邦
水野忠邦
@toriiyouzou

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