【森見登美彦】「太陽の塔」の魅力とは?アンチ・クリスマス派に捧げる一冊!【日本ファンタジー大賞受賞作】
世の中がクリスマスムードに染まる中で、リア充への妬みを胸に抱く人たちにおすすめしたいのが、森見登美彦のデビュー作「太陽の塔」です。京都を舞台に、ぶっ飛んだ登場人物やキャラクターが奇想天外なストーリーを繰り広げる彼の作品。ここではあらすじや愛読者によるおすすめポイントの解説を紹介しています。
出典: amanaimages.com
クルシミマス…いやクリスマスまで、あと85時間。
— キングジム (@kingjim) December 20, 2013
刻一刻とクリスマスが近づいてきますね クリスマスなんかなければいいのにww
— よう@セカオワLOVE (@basemanyo) 2013.12.18 17:52
さぁ、今日も頑張っていきましょう!!
— ゴッド矢部 (@Bootleg0529) December 20, 2013
学生は明日から冬休みらしいですねぇ。
クリスマスも近いですねぇ。
良かったですねぇ
そう、カップル爆発しろ。
リア充だって色々苦労してんだよ。
— 🌸⚓️げんや⚓️🌸 (@XBREAKERS) December 17, 2013
クリスマスのデートプラン考えたりとか、プレゼントの内容考えたりとか、サプライズ考えたりとか、どうやって誘うかとかさ!
やっぱムカつくから爆発しろ
「アンチ・クリスマス」派に支持される1冊の小説があります。
クリスマス・イブといえば、森見登美彦の『太陽の塔』ですよ、みなさん。
— 日野瑛太郎 (@hino_eitaro) December 24, 2012
クリスマスファシズムに抗する者はまず、森見登美彦『太陽の塔』を読むべし。 なお、読後は、文庫版を毛沢東語録並みに常に携行のこと。
— apochromat (@ADistagon) 2013.12.17 15:51
ここまできたらもうクリスマスなんて興味ないというスタンスを貫き通す いま森見登美彦の太陽の塔読んでる途中 勇気づけられています
— いつみん@X'masも卒論 (@i_sr0702) 2013.12.15 23:50
士気を高めるべく森見登美彦氏の「太陽の塔」を読む時期が今年もやってきました。仏教にクリスマスなんて関係ありませんからね。でも甥っ子が悲しむとアレだからプレゼントは買ってやるよ
— しの (@midoripop) December 21, 2011
京都駅のクリスマスイルミネーションの話を聞いて、森見登美彦の『太陽の塔』を思い出した。そういえばアレは世のクリスマスファシズムに中指を立てるお話であった。京都駅のクリスマスツリーも出てくる。ちょうど心に沁みるシーズンだし、決断的に読もう。読むのが何回目かはもう数えていない。
— Pirolone (@pirolone888) December 4, 2012
「太陽の塔」森見登美彦 京都に住んでる学生なら是非森見作品はご一読されたし 妄想過多なストーカー野郎がクリスマスイブに仲間たちとリア充撲滅運動に向かう前後の顛末が面白おかしく書かれてます。私はこれを読まないとクリスマスが迎えられません #RTされた数だけおすすめ小説紹介する
— おでんbot (@k0uji1231) 2013.08.01 23:56
まあおまえら、森見登美彦の太陽の塔でも読めよ。クリスマスなんてええじゃないかになるぞ。リア充は読むんじゃねえ、非リアの領域に土足で踏み込んで知った顔されるのが大嫌いなんだよ非リアは。これ以上私たちからなにを奪おうっていうんですかぁ!言って見ろよおらあー└┤´д`├┘
— ふじさと (@nujisato) 2011.10.26 16:22
『太陽の塔』森見登美彦
出典: www.amazon.co.jp
クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。
失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
2006年版「この文庫がすごい!」1位。森見登美彦のデビュー作。本作で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。
出典: inomys.net
めちゃくちゃ加減がオモチロイ!
さえない、京都の、男子大学生の青春、日常、失恋、自意識、妄想、男汁。
類は友を呼ぶ、あの感じ。
ものすごく真面目くさって独白しているのだが、やってることはエロビデオの物色。だったり。言いたいことは「クリスマスが憎い」だったり。
可笑しい。プッと笑いがもれるタイプの可笑しさ。
著者の豊富なボキャブラリーとレトリック、そして軽妙なテンポ感はなかなか味わえるものではありません。
文句なし、今年のベスト。
もうなんだか全てを超越して最高だった。
男子たるもの、これを読むべきだと、声を大にして言いたい。
Related Articles関連記事
四畳半神話大系(小説・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『四畳半神話大系』とは、森見登美彦による日本小説、及びそれを原作として制作、放送されたアニメ作品。 小説は単行本では2005年に太田出版から、文庫本では2008年に角川書店から刊行されている。 アニメは2010年に放送された。 そして森見登美彦原作の「夜は短し歩けよ乙女」の映画化を受け、2017年1月から特別放送が開始された。
Read Article
有頂天家族2(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
「有頂天家族2」とは、「森見登美彦」による小説作品「有頂天家族」シリーズ2作目をアニメ化した作品。2007年に小説「有頂天家族」が発売、2013年に第一期がアニメ化。2015年に小説「有頂天家族 二代目の帰朝」が発売、2017年に「有頂天家族2」としてアニメ化。主人公で狸の「下鴨矢三郎」は、天狗の息子「二代目」と出会う。二代目はヒロイン「弁天」と険悪な仲になり、矢三郎たち狸も巻き込まれていく。
Read Article
有頂天家族(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
2013年に放映されたアニメ。 原作は『四畳半神話大系』、『夜は短し歩けよ乙女』の森見登美彦。3部作となる予定の「たぬきシリーズ」である。キャラクターデザインは『さよなら絶望先生』の久米田康治。 2013年には漫画化、2014年には舞台化された。 豪華なキャストと丁寧な描写で根強いファンがついており、2017年4月9日より第2期である『有頂天家族2』が放送開始する。
Read Article
ペンギン・ハイウェイ(小説・アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ペンギン・ハイウェイ』とは、突如街に現れたペンギンの謎を突き止めようとする少年の恋と成長を描いた、森見登美彦のSF小説。2018年にアニメ映画化され、Netflixで公開された。 小学生のアオヤマの暮らす町に、突如大量のペンギンが現れる。淡い思いを寄せるお姉さんから「この謎を解いてごらん」と焚きつけられたアオヤマは、ペンギンについて独自に調査を開始する。アオヤマの研究は、やがて町の奥に眠っていた壮大な秘密と、お姉さん自身がその謎と深く結びついていることを明らかにしていく。
Read Article
【森見登美彦作品】有頂天家族聖地巡礼
人気作家・森見登美彦さんの代表作「有頂天家族」に登場する京都の名所をまとめました。京都ならではのグルメ情報や観光情報もご紹介していますので、修学旅行や出張の際はぜひお立ち寄りください!
Read Article
森見登美彦の小説ランキング14選!あなたはこの独特の世界観から抜け出せるか!?
ファンタジーものや青春ものなど多彩なジャンルで独特の世界観を築いてきた、森見登美彦。その畳みかけるような言葉の洪水とみずみずしい感性は、一度触れると病みつきになること間違いなしである。 ここでは森見登美彦がこれまで発表してきた小説作品を、1位から14位までランキングにしてまとめている。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。
Read Article
【四畳半神話大系】絶対に観たい10のおすすめ名作アニメ【電脳コイル など】
世界に誇れる文化なのに、アニメというだけで敬遠するのは勿体無い!!大人が楽しめる考え抜かれたストーリー展開を軸に、死ぬまでに観ておきたい良質のアニメを厳選して紹介。質の高さは折り紙つき。四畳半神話大系や電脳コイルなど、名作だらけですのでぜひ最後までご覧ください!
Read Article
隠れた名作アニメをまとめて紹介!もっと評価されるべき傑作揃い!
人気作ほど名が知られてはいないものの、名作と呼ぶにふさわしいアニメ作品をまとめてみました。『四畳半神話大系』や『妄想代理人』など、作画が良く独特な世界観に惹き込まれる作品を多く紹介しています。気になった作品は、レンタルや配信サービスなどでぜひ視聴してみてください。
Read Article
大学生が主人公の漫画・アニメまとめ【四畳半神話大系など】
大学生を主人公にしたおすすめの漫画やアニメをまとめました。大学生活の雰囲気を堪能できる「四畳半神話大系」や、恋に生き方に迷う学生たちを描いた「ハチミツとクローバー」など、各作品のあらすじやおすすめポイントを紹介していきます。
Read Article