星のカービィアニメオリジナルコピー能力まとめ
カービィといえば敵を吸い込んで敵の能力をコピーして戦うというのが代名詞となりましたよね。
作品ごとに新しいコピー能力が増えつつあります。
2001年から2003年まで放送されていたアニメ版ではゲームには登場しない一般公募で選ばれて登場したコピー能力があるのをご存知でしょうか。
そのコピー能力を調査してみました。
コピー能力の歴史
コピー能力はFCで発売された2作目「星のカービィ 夢の泉の物語」で初登場しました。
現在のコピー能力ではカービィが帽子などをかぶりますがこの作品ではかぶらず、表記も英語でした。
GBAで発売されたリメイク版にあたる「星のカービィ 夢の泉デラックス」では帽子をかぶったりと新たな要素が追加されています。
コピーできる敵を2体同時に吸い込んだ場合、これまではルーレットでコピー能力が決められましたが「星のカービィ64」ではミックスコピー能力が初登場しました。
また、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではマリオなどのライバルキャラを吸い込むことで吸い込んだキャラの通常必殺ワザをコピーできます。
ある程度ダメージを受けて吹っ飛ばされるかアピールをすることで解除されます。(最新作でルフレをコピーしてワザを使いすぎて解除など例外あり)
「星のカービィ 鏡の大迷宮」ではスマブラシリーズのシンプルモードのラスボスで登場する「マスターハンド」と「クレイジーハンド」が中ボスとして登場し、それらを吸い込むことで「スマブラ」というコピー能力を取得します。
このコピー能力は技がスマブラシリーズと同じものになります。
2001年から2年間放送されていたアニメ版ではデデデが呼び出した魔獣とカービィが戦っているとき、登場人物のフームが「カービィ、吸い込みよ!」と言い(まれに違う人物がこのセリフを言う)カービィが魔獣の武器などを吸い込み、コピーして戦います。
登場するコピー能力は「星のカービィ スーパーデラックス」から主に登場しています。
余談ですがこのアニメが放送されたことでその後の作品のカービィの声は大本眞基子さんが担当し、カービィはアニメ同様たまに「ポヨ」としゃべったりメタナイトの剣の名前が「宝剣ギャラクシア」になるなどアニメの影響を強く受けるようになりました。
Wiiで発売された「大乱闘スマッシュブラザーズX」、Wii Uと3DSで発売された「大乱闘スマッシュブラザーズfor Nintendo 3DS/Wii U」ではメタナイトとデデデがプレイヤーキャラとして参戦しました。
メタナイトの声はアニメ版同様私市淳さんが担当していますが、デデデの声は緒方賢一さんではなく桜井政博ディレクターが担当しています。
アニメ97話と放送終了から5年後の2008年に限定公開された番外編ではでは一般公募でアニメオリジナルのコピー能力が登場しました。
ここでアニメオリジナルのコピー能力をまとめてみます。
バトントワリング
西遊記に登場する孫悟空のような帽子をかぶり、バトンから出る光線を敵に浴びせ、バトンの動きに合わせて敵を操るコピー能力です。
必殺技は「バトントワリング」、「バトン大車輪」です。
ウォーター
体が透明になり、水を吐いて攻撃などを行います。
必殺技は「ウォーターガード」、「ウォーターダム」です。
Wiiで発売された「星のカービィ Wii」では体が透明にならないなどの違いはありますが新コピー能力として登場しました。
アイアン
ツタンカーメンのマスクのような鎧を身に付け、杖で攻撃を跳ね返したり鋼鉄化して転がったりします。
必殺技は「アイアンがえし」と「アイアンボール」です。
姿は通常状態と球状状態で別で公募され、応募者氏名もそれぞれで紹介されました。
トップ
キャップをかぶり、ベーゴマを回して物を切り裂くというコピー能力です。
必殺技は「ハイパートップ斬り」です。
カブキ 番外編で登場
放送終了から5年後の2008年に浜名湖パルパルと東京ドームシティで開催されたおもちゃ王国内の「星のカービィ マジカルシアター」で上映された番外編「星のカービィ ~特別編~倒せ!!甲殻魔獣エビゾウ」に登場したコピー能力です。
デデデがデリバリーサービスで呼び出した魔獣「エビゾウ」が放つ小エビから吸い込んでコピーします。
変身直後はいかにも世界観を無視したような人間の歌舞伎役者になり、エネルギー弾を放ち攻撃します。
攻撃後は歌舞伎役者の格好をしたカービィになりますが最初から攻撃後の姿でもよかったかもしれません。
ちなみに「カブキ」と魔獣「エビゾウ」は歌舞伎役者の市川海老蔵さんのパロディです。
まとめ
いかがでしたか?
アニメのオリジナルでもユニークなものが多いですよね。
今後星のカービィの新作がいつ発売されるかわかりませんがアニメだけじゃなくもっと新しいコピー能力が出てきてほしいですね。