SCPの魅力 その2

SCPとは、人知の及ばない物品、場所、生物などを指します。
これらの存在は秘匿され、「SCP財団」という組織に管理されています。
今回ご紹介するのは人工物をメインにご紹介したいと思います。

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今回はその2として101~200までのSCPナンバーの中でランダムにチョイスしたSCPをご紹介したいと思います。

SCP-120 - Teleporting Paddling Pool (瞬間移動プール)

SCP-120は、内径約2.5メートル、深さ約0.3メートルの小さな子供用の水遊びプール(淡いピンク色)であるように見えます。
プールは一般的なビニール製に見えますが、いかなる手段(概要は文章#120-32を参照)を試みても破壊できないことが証明されました。
プールの構造及び圧力をかけた際の反応は典型的なプール(緩やかに圧力を加える事で、その部分が凹んでいく)と同様の物です。

出典: scpjapan.wiki.fc2.com

とてつもなく不便などこでもドアみたいなものですね。
正確には「どこでも」じゃないですけど。

SCP-173 - The Sculpture - The Original (彫刻 - オリジナル

SCP-173は1993年にサイト-19へ収容されました。SCP-173の素性は未だ不明です。SCP-173はコンクリートと鉄筋で構成されており、クライロン社製のスプレーを吹き付けられた痕跡があります。SCP-173は生きており、極めて敵対的です。SCP-173は直視されている間は動くことができません。決してSCP-173から視線を逸らさないでください。コンテナに入室する職員は互いに瞬きをする前に警告するよう指示されています。SCP-173は頸部の圧断や絞殺といった方法で攻撃を行うことが報告されています。SCP-173が攻撃を始めた場合、職員はハザードクラス4の収容プロトコルに従うことになっています。

出典: scpjapan.wiki.fc2.com

芸術に明るい方はおや?と思うかもしれませんが、画像は加藤泉氏の作品である"無題 2004"が利用されています。
当該作品を二次利用して創作されたもので、コンセプトなどはまったく異なるものです。
このSCPを見た後に現物を見る機会があったら目が離せなくなることうけあいです。

SCP-165 - Creeping Hungry Sands of Tule (トゥール砂漠の這い

SCP-165 - Creeping Hungry Sands of Tule (トゥール砂漠の這い寄る飢えた砂)

SCP-165の有機構成要素は典型的な寄生型のダニに酷似しており、体長750μmで8本の脚を持ち遺伝子構造はイエダニと似ています。大きな違いは砂の粒をヤドカリのように背中に付着させることです。砂がどのような目的で使われているのかは不明ですが、巨大なコロニーではSCP-165は1000億からあるいは数兆まで集まり、大きな砂丘を作ります。

出典: scpjapan.wiki.fc2.com

砂が動いているのかと思ったらダニとか最悪すぎますね。
布団にいるのは約数万匹といわれていますが、億単位とか…

SCP-170 - A Tube of Superglue (一本の瞬間接着剤)

SCP-170の見た目は一本の標準的な瞬間接着剤で、13cmの黄色いチューブに入っています。製造元の情報もその他の文章も、前面に太字で印刷された「瞬間接着剤(SUPERGLUE)」という言葉を別とすれば容器外面にはありません。

任意の量のこの物体を固体材料に塗布し、そしてその固体をなにかの表面と接触させたら、必ずどちらの物体でも接触点周辺領域の分子凝集力が失われ、一方を他方へと押しこむことができます。しかしながら、この作用はごく僅かの間しか続きません。二つの表面が接触して三分の一秒以内に、お互いに通り抜ける能力はなくなり、両者を永続的にくっつけたままにします。

出典: scpjapan.wiki.fc2.com

これは…便利といっていいのでしょうか…?
間違って指にくっついてしまったら不通の接着剤でも大変なのに、よりいっそうの大事になりそうですね。

おわりに

いかがでしたか?
SCPの話の中には他のSCPと何らかの関係がある話がちらほらあり、別のSCPにアクセスできるようになっています。
ここまで読んでいる人はすでにSCPの虜。
あっというまに時間が過ぎていることでしょう。
夜は長いですから、お時間のある時にガッツリ暇を潰してみてはいかがでしょうか?

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