白井黒子(とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲)の徹底解説・考察まとめ

白井黒子(しらいくろこ)とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の登場人物の一人である。名門の常盤台中学1年生の少女で、「風紀委員(ジャッジメント)」を務める。大能力者(レベル4)で能力名は「空間移動(テレポート)」。茶髪のツインテールにお嬢様口調が特徴で、御坂のことを「お姉様」と慕っている。しかしそのアプローチが過激なため、御坂からは変態扱いされ、たびたび制裁を受けている。

柵川中学の1年生で、初春のクラスメイト。腰辺りまであるロングの黒髪に花の髪飾りをつけている。
元気はつらつで少しおやじ臭いところもあり、初春にあいさつ代わりにスカートをめくってパンツの確認をしている。噂や都市伝説が好きで、話の伏線になっていることもある。
能力は無能力(レベル0)で、そのことにコンプレックスを抱いている。「幻想御手(レベルアッパー)」を使用したことで能力は「空力使い(エアロハンド)」だと判明したが、数枚の木の葉を動かす程度の力しかない。普段は戦闘には参加しないが、いざというときには金属バットで御坂たちと共に戦うこともある。

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白井黒子の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ジャッジメントですの!」

「ジャッジメントですの!」は、白井黒子の代名詞と言えるセリフ。風紀委員として現場に駆けつけた際に言う決めゼリフである。
お嬢様口調だが勇ましい印象があり、危険な現場であっても構わずに駆けつける彼女の強い意志を感じられる。

「そういう三下のセリフは、死亡フラグですわよ?」

能力を悪用する無法者に返した黒子のセリフである。三下丸出しの無法者を、「そういう三下のセリフは、死亡フラグですわよ?」と軽くいなし、難なく取り押さえていた。
彼女の能力の高さと経験値の豊富さが表れたセリフである。

「しっかりするのよ。自信がないなら取り戻すまで。不安があるなら吹き飛ばすまで」

「しっかりするのよ。自信がないなら取り戻すまで。不安があるなら吹き飛ばすまで」とは、大好きな御坂が常盤台の他の生徒と親しげに話す様子を見た際の、自分自身を奮い立たせたセリフである。
普段の御坂は黒子以外の生徒には優しい。乱暴なことをするのは黒子くらいだが、あるとき黒子は御坂に嫌われているのでは、と不安になってしまう。
不安になってしまった黒子が自分自身を鼓舞する珍しいセリフとなっている。

白井黒子の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「ジャッジメントですの!」はアニメオリジナルのセリフ

黒子の代名詞とも言える「ジャッジメントですの!」という名セリフだが、実はこれはアニメ『とある科学の超電磁砲』で初登場したアニメオリジナルのセリフである。原作や漫画では「ジャッジメントです」となっている。
アニメで初登場した後、コミカライズ版『とある科学の超電磁砲』では第六十二話で逆輸入され、数年後原作の『とある魔術の禁書目録』創約三巻にてようやく逆輸入された。

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