19(ジューク)の徹底解説まとめ

「19(ジューク)」とは、岡平健治と岩瀬敬吾による日本のフォークデュオ。1998年に結成され、デビュー当初はビジュアル・プロデュースと作詞を担当するイラストレーターの326(ミツル)とのコラボレーション・音楽ユニットであった。1999年春にTBSテレビ「1999・春」キャンペーン・ソングに2ndシングル『あの紙ヒコーキ くもり空わって』が使用されたことによりヒット。数々のヒット曲を世に放つが、人気絶頂時だった2002年3月末に解散。

326(ミツル)

326は佐賀県出身で、音楽グループ「19」の元メンバーであり、ジャケットデザインや作詞を担当していたが、3枚目のシングル『すべてへ』の発売を機に脱退した。脱退後、10年ほど経ったころに、「「19」に参加した当時、人気の絶頂にもかかわらず所属事務所から月給10万円以下しか貰えず、また「19」の脱退も自分の意思からでは無かった」と語っている。2002年に単独でCDを出しており、2013年8月からは「タイタン」に所属している。

19のディスコグラフィー

シングル

『あの青をこえて』

出典: www.jvcmusic.co.jp

1998年11月21日発売

1. あの青をこえて
2. 西暦前進 2000年 →
3. あの青をこえて (Music Track)
4. 西暦前進 2000年 → (Music Track)

ビクターエンタテインメントからリリースされた19のデビュー・シングル。発売当初はタイアップも知名度も無く、オリコンチャートでは圏外だった。しかし、2ndシングル『あの紙ヒコーキ くもり空わって』が大ヒットしたため、発売から10ヶ月以上が経ってからチャートインした。

『あの紙ヒコーキ くもり空わって』

出典: www.jvcmusic.co.jp

1999年03月20日発売

1. あの紙ヒコーキ くもり空わって
2. 卒業の歌、友達の歌。
3. あの紙ヒコーキ くもり空わって (Music Track)

19が発表した表題曲で唯一サビで二人交互に掛け合う楽曲。1999年春にTBSテレビ「1999・春」キャンペーン・ソングに2ndシングル『あの紙ヒコーキ くもり空わって』が使用されたことによりヒット。オリコンチャート初登場時は50位圏内であったが、結果的に最高位6位を獲得。それ以降、20週連続チャートインするロングセラーとなった。同年末には第50回NHK紅白歌合戦へ初出場する。

『すべてへ』

出典: www.jvcmusic.co.jp

1999年10月21日発売

1. すべてへ
2. 嘘がぼくらをみつけたんだ
3. すべてへ(Music Track)

シングル唯一のオリコンチャート1位獲得作品。『あの紙ヒコーキ くもり空わって』に続きロングヒットした。本作を機に作詞とジャケットデザインを手がけていた326が事実上メンバーから脱退した。アーティスト写真は広島西空港付近にある土手にて撮影され、写真に写っている錆びた車輪は、岡平がその辺に落ちているのを拾ったもの。

『果てのない道』

出典: www.jvcmusic.co.jp

2000年04月21日発売

1. 『果てのない道』
2. 硬まれ、コンクリート
3. 『果てのない道』 (Music Track)

326脱退後、初の作品で「上京」をテーマに歌った40万枚のセールスの実績がある楽曲。シングルとして発表されて以来、ライブでは必ず演奏されている楽曲で、ロッテのCMソングにも起用された。ミュージック・ビデオは大きな桜をバックに歌うものに仕上げている。

『水・陸・そら、無限大』

出典: www.jvcmusic.co.jp

2000年07月05日発売

1. 水・陸・そら、無限大
2. やさしい激動
3. 水・陸・そら、無限大(Music Track)

2000年シドニーオリンピックのために書き下ろした楽曲であり、日本オリンピック委員会とのタイアップによる日本代表選手団公式応援ソングになっている。制作にあたり、歌詞のアイデアを一般から募集しており、約7200通の応募作品を参考にして完成した楽曲。

『背景ロマン』

出典: www.jvcmusic.co.jp

2000年11月29日発売

1. 背景ロマン
2. ありあまる地上の憂鬱とよろこび
3. おめでとう
4. 背景ロマン(Music Track)

19の6枚目のシングルで、ミズノのCMソングに起用された。初めて作詞・作曲共に2人で共同制作した唯一の楽曲。「ありあまる地上の憂鬱とよろこび」は、音楽でいじめを無くそうというのがテーマ。

『足跡』

出典: www.jvcmusic.co.jp

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