19について
『19』というグループを知っているだろうか。
19とは岡平健治と岩瀬敬吾の二人からなる、フォークデュオのことだ。
二人は元々、『少年フレンド』というグループ名で路上ライブを行っていたが、1998年、イラストレーターの326と出会い、19としてメジャーデビューを果たした。
2ndシングル『あの紙ヒコーキくもり空わって』が大ヒットし、同年、なんと紅白歌合戦に出場。
その後、3rdシングルの『すべてへ』でオリコンチャート1位を果たすも、326が事実上の脱退をし、フォーク調だった曲は、ロックテイストに変化していく。
2000年にはシドニーオリンピックの日本代表公式応援ソングとして『水・陸・そら、無限大』を発表。
人気絶頂の中、2002年にラストシングル『蒲公英-たんぽぽ-』をリリースし、解散した。
19は公式上でシングルを9枚しかリリースしていないことになっているが、非公式の未発表曲は150曲以上あると言われている。
19の作る曲はストレートに感情に訴えかける曲が多く、それが共感を呼び、スターへの道を駆け上がることが出来たのだろう。
解散した後もファン投票によるベストアルバム『19~すべての人へ』が発売されるなど、根強い人気はまだまだ続いている。