西野つかさ(にしのつかさ)とは、河下水希が『週刊少年ジャンプ』で連載していた漫画『いちご100%』の登場人物で、本作のメインヒロインの1人。中学、高校を通してアイドル的な存在で金髪のショートカットヘアのキャラクター。何度男性から告白されても常に断ってきたが、中学3年生の冬に懸垂しながら告白した真中淳平に興味を持ち付き合う。次第に東城に想いを寄せる真中と別れるが再度付き合い、また自身のフランス留学時にも別れるが、最終的に真中の恋のパートナーとなった。
パティシエ日暮と真中の出会い(高校2年生夏)
ケーキを手作りした西野は、真中に食べてもらいたくて自宅に真中を呼ぶ。ケーキを食べていると、パティスリー鶴屋の店長の孫である日暮龍一(ひぐれりゅういち)が西野の自宅を訪問する。自分の作ったケーキを食べてもらいたくて日暮を呼んでおり、高身長で世界的にも人気のパティシエに嫉妬する真中は、西野のケーキを評価してもらっている間、別室で待機するよう西野に言われ待機していた。しかし、西野と日暮がどんな話をしているのか気になり、こっそり2人が話している部屋を覗いてしまう。この時、偶然にも真中の位置からは2人が抱き合っているように見え、これに憤りを覚えた真中は怒って西野の自宅を後にしてしまう。しかし、実際は部屋の床に落ちたチョコレートソースとゴキブリを見間違え、驚いていた西野を日暮が受け止めていただけである。本作ではこのようなすれ違いの描写が非常に多い。
急に用事を思い出して帰った真中を問い詰める西野だったが、いつもの通り、真中は真相を確かめることなく何かを隠していることを悟った西野。後日、真中が働く映画館の前で待ち伏せしていた西野は、本当に用事だったのかさらに真中を問い詰める。この時、真中は日暮と西野の関係を壊したくないような発言をするが、西野は日暮とは何にもなく、抱き合っていたのではなくゴキブリが出たと思ったという真実を真中に打ち明ける。驚く真中に西野は、「抱くっていうのは こういうことだよ 淳平くん」と言いながら真中を抱きしめる。さらに驚く真中だったが、真中のあまりの心拍数の速さに驚いた西野は、大爆笑してしまいすぐに離れてしまう。そして、真中に誕生日である9月16日は予定を空けてほしいと言われ、デートの約束をする。しかし実は、真中は西野との誕生日デート、北大路との推しのライブ当選、東城からのバーベキューの誘いが不運にもトリプルブッキングしてしまい、映像研究部で西野の誕生日を祝うという予定に急遽切り替える。
西野の誕生日(高校2年生秋)
9月16日の誕生日当日、真中は重複した予定を解消するため、映像研究部メンバーでのバーベキュー兼西野の誕生会を企画する。2人きりのデートを期待していた西野は、大勢が集まる状況に少し失望するものの、真中から手作りのケーキ用バースデープレート(チョコプレート)をプレゼントされると、その健気な想いに笑みをこぼす。
帰り道、真中と2人きりになった西野は、自分が本当に一番欲しいものは真中の心そのものであると伝える。東城や北大路への迷いを抱えつつも、自分をまっすぐに見つめ直してくれた真中の優しさに触れた西野は、真中へ想いを告白する。こうして2人は一度目の破局を乗り越え、再び恋人同士として正式に付き合い始めることとなった。復縁後は、真中に対してよりストレートに愛情を表現するようになり、真中の夢である映画制作を一番近くで応援し続ける。
フランス留学の決意(高校3年生春~秋)
高校3年生に進級した西野は、パティシエとしての将来の夢をより明確に描き始める。自身のステップアップのため、高校卒業後にフランスへ本格的な製菓留学を行うことを決意。大きな挑戦を前に真中への相談を迷うものの、自らの夢に向かって進む姿を見せることで、映画監督を目指す真中を応援する。
大学受験やそれぞれの進路に追われる中、真中もまた映画監督という夢と、東城・西野に対する最後の決断を迫られていた。西野は真中が後悔のない選択をできるよう温かく見守り続け、真中の進路決定を支える。
真中からの告白(高校3年生冬~卒業)
高校生活の終わりが近づく中、真中は自身の心と向き合い、最終的に一番大切な存在が西野であることを自覚する。卒業式直前、真中から「一番好きなのは西野だ」とまっすぐな想いを告げられた西野は、涙を流しながらその真実の想いを受け取る。
高校卒業後、西野は夢を追って予定通りフランスへ渡航する。一時的に離れ離れになるものの、数年後にパティシエとして成長して帰国した西野は、映画監督として歩み始めた真中と再会。数々のすれ違いや別れを乗り越えた2人は、最終的に互いの夢を叶えた最高のパートナーとして結ばれたのだった。
西野つかさの関連人物・キャラクター
真中淳平(まなかじゅんぺい)
本作の主人公であり、趣味は映画観賞で、将来の夢は映画監督になること。パッとしない平凡な少年で運動神経はないが、運に恵まれており、作中の至る所でその幸運さが描かれている。恋愛感情には鈍感で、メインヒロインである東城綾と西野つかさ、北大路さつき、南戸唯とたくさんの女性を振り回しては、その八方美人な性格から全員に好かれてしまい、自らも誰のことが本当に好きなのか感情が揺れ動いたまま、物語終盤まで絞り込めずにいた。最初のパートナーである西野と2度付き合い、2度別れ、最終的には3度目の告白で西野と結ばれ、最終的に西野の恋のパートナーとなった。
東城綾(とうじょうあや)
西野と同じくメインヒロインの1人。成績優秀で趣味は読書、将来の夢は小説家になること。中学時代は三つ編みに眼鏡だったが、真中と西野から提案され、高校ではコンタクトレンズと髪を下したスタイルとなった。好意を寄せる真中の彼女として西野の存在を知りつつも、自分の奥手な性格によって、なかなかタイミングが合わず意を決して真中に告白するも、すでに真中と西野が復縁してしまっていた。失恋しても尚、真中に対する想いは消えず、空虚な日々を過ごしていたが、真中のおかげで自分が変われたことを感謝しながら真中に対する想いを閉じ込めて、前を向いていくことを決心した。小説家の才能に恵まれており、高校1年生のころに文芸誌の賞を受賞、高校卒業後は大学進学し、本格的に小説家の道へ進んで直木賞も受賞した。
日暮龍一(ひぐれりゅういち)
西野が働くパティスリー鶴屋というケーキ屋の店長の孫で、世界的に有名なパティシエ。高身長で体格も良く、一見パティシエには見えないが、たちまち店に現れるとファンが殺到するほどの人気ぶり。西野との距離が近く、真中からも嫉妬され、また週刊誌に西野との2ショット写真が流出してしまうも、西野に対しては恋愛感情を抱いていない。
西野つかさの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「好きな人のために自分の人生合わせて生きてくのってつまんなくない?」
進路選択に悩む真中淳平に対して、西野は「好きな人のために自分の人生合わせて生きてくのってつまんなくない?」と言い放つ。他者に依存するのではなく、自分自身の足で立ち、自身の夢や目標に向かって突き進むという西野の自立した恋愛観と生き様が色濃く表れたセリフである。
真中への想いを抱きつつも、彼に流されることなくパティシエという夢を見つけて歩み始める彼女の強さが現れた一言であり、真中にとっても自身の進路や夢と向き合う大きなきっかけとなった。
「あたし やっぱり淳平君のことが好き」
一度は別れを覚悟していた西野だったが、夢に向かって不器用ながらも必死に打ち込む真中の姿を目の当たりにし、「あたし やっぱり淳平君のことが好き」と抑えきれなくなった気持ちをまっすぐに伝えた。環境や立場が変わっても変わらない真中への想いを再確認する瞬間であり、飾らない純粋さと素直な情熱が深く心に残る場面である。
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目次 - Contents
- 西野つかさの概要
- 西野つかさのプロフィール・人物像
- 西野つかさの来歴・活躍
- 真中との出会い(中学3年生冬)
- 高校受験(中学3年生冬)
- 真中との再会(高校1年生夏)
- 泉坂高校の文化祭(高校1年生秋)
- 真中との別れ(高校1年生冬)
- 真中との別れの後(高校1年生冬~春)
- 真中との再会(高校2年生春~初夏)
- 映像研究部の合宿(高校2年生夏)
- パティシエ日暮と真中の出会い(高校2年生夏)
- 西野の誕生日(高校2年生秋)
- フランス留学の決意(高校3年生春~秋)
- 真中からの告白(高校3年生冬~卒業)
- 西野つかさの関連人物・キャラクター
- 真中淳平(まなかじゅんぺい)
- 東城綾(とうじょうあや)
- 日暮龍一(ひぐれりゅういち)
- 西野つかさの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「好きな人のために自分の人生合わせて生きてくのってつまんなくない?」
- 「あたし やっぱり淳平君のことが好き」
- 「いろんなことあったけどずっとずっとキミのことが好き!! もう一度あたしを淳平くんの彼女にしてください…っ!!」
- 「もう一度あたしをワクワクさせてくれる……?」
- 西野つかさの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 中学生時代の携帯の着メロは笑点のテーマ
- 当初は手料理下手
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