Rihanna(リアーナ)の徹底解説まとめ

Rihannaとは、カリブ海に浮かぶ小さな島バルバドス出身のシンガーソングライター、女優、実業家である。ギネス世界記録によって21世紀で最も売れた女性レコーディングアーティストとしてリストアップされている。ハスキーとスウィートな歌声を両立させ、力強く表現力に満ちた歌唱力が特徴的なアーティストである。2023年にはスーパーボウルのハーフタイムショーにてライブパフォーマンスを行うなど、現在も第一線で活躍し続けている。

Rihannaの名言・発言

「Let go of the things that make you feel dead! Life is worth living! (死んだと感じさせるものを手放して!人生には生きる価値があるから!)」

2011年、『We Found Love』がリリースされた同じ時期にTwitter(X)に投稿された。
『We Found Love』は、“found love in a hopeless place(希望のない場所で愛を見つけた)”カップルがテーマとなっているが、ミュージックビデオでカップルは最後に別れを選択している。
それでも進み続け、人生を謳歌するRihannaらしい発言といえる。

「Keep your eyes on the finish line and not on the turmoil around you.(周りの混乱に惑わされず、ゴールラインだけを見て。)」

Rihannaはデビュー当時からずっと自身のイメージを貫いている点で評価されている。
音楽性ではいろいろなジャンルに挑戦しているが、流行ではなく自身の音楽性を追求しており、他者からの評価に左右されず進み続けるRihannaらしい発言である。

「I think a lot of people are afraid of being happy because of what others might think.( 多くの人は他人がどう思うかを理由に、幸せになることを恐れている。)」

この言葉も、他者の意見に惑わされないRihannaの芯の強さを表している。

「You have to just accept your body. You may not love it all the way, but you just have to be comfortable with it, comfortable with knowing that that’s your body.(あなた自身の身体を受け入れよう。どんな時も自分の身体を愛すということは難しいかもしれないが、それが自分の身体なのだと知り、それに慣れないといけない。)」

この言葉は、Rihannaが立ち上げたランジェリーブランドである「Savage X Fenty(サベージ×フェンティ)」のアイデンティティである。
「Savage X Fenty」は様々な肌の色、体形の人々がそれぞれの美しさに気づき、その美しさを最大限に引き出すようなランジェリーを販売している。

Rihannaの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

不仲な両親の影響を受けたRihannaの子供時代

Rihannaの子供時代は、父親のアルコール依存症とコカイン中毒に深く影響を受け、それが両親の緊張した結婚生活の一因となっていたと語っている。また、父親が母親を身体的に虐待していたこと、そしてRihanna自身が喧嘩を止めるために彼らの間に割って入ろうとしたことも明らかにしている。Rihannaは耐え難い頭痛のために何度も頭部CTスキャンを受け、"Doctors even thought it was a tumor, because it was that intense.(医者はその頭痛の原因が腫瘍であることさえ疑った。それほどにひどい痛みだった。)"と回想した。Rihannaが14歳になる頃には両親が離婚し、自身の健康状態は改善し始めた。

初めてのボーカルトレーニングの相手はNe-Yo

Hate That I Love Youで共演した際のRihannaとNe-Yo

2007年にリリースされた3枚目のスタジオアルバム『グッド・ガール・ゴーン・バッド(Good Girl Gone Bad)』(2007年)のレコーディング中、RihannaはNe-Yo(ニーヨ)からボーカルのレッスンを受けた。Rihannaはその経験について、"I've never had vocal training, so when I'm in the studio, he'll tell me how to breathe and stuff... He'll call out these big fancy words: 'OK, I want you to do staccato.' And I'm like, 'OK, I don't know what that is.'(私はボーカルのトレーニングを受けたことがないので、レコーディング中に彼は私に呼吸の仕方などを教えてくれた。彼は「OK、スタッカートをやってほしい」というなにかよくわからないことを言ってきた。私は「OK、それが何なのかわからない」と答えた。)"と語った。

セックスシンボルとしての扱いに不快感を持つRihanna

最もセクシーな女性の一人と評されてきたRihannaは、自身がセックスシンボルであると世間から認識されていることに関して、"It's definitely flattering, but also uncomfortable.(それは間違いなくお世辞であると感じているが、同時に不快にも感じる。)"と明かした。

2月22日はRihannaの日

2008年2月22日、元バルバドス首相のデビッド・トンプソンは、この日を『Rihannaの日』に制定した。Rihannaの母国バルバドスでは、人々が毎年2月22日にRihannaに敬意を表しお祝いをする日となっている。

多様性を尊重したFenty Beauty(フェンティ・ビューティー)

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