ロケットリーグ(ロケリ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロケットリーグ』とは2015年に発売された、ジャンプやロケット飛行が行える車「ロケットカー」を駆使してサッカーをするオンラインゲーム。発売元はPsyonix LLC。対応機種はMicrosoft Windows、Nintendo Switchなど。プレイヤーはカスタマイズした愛車で壁を走り、空中を飛びながら、勝利を目指す。ファウルのルールがなく、相手の車に突進しての妨害や破壊することもできるなど、なんでもありのサッカーが楽しめるのが本ゲームの特徴となっている。

デモリッション

最大速度の状態で敵チームの車両にバンプすると、破壊することができる。これをデモリッションと言う。

テクニック

2段ジャンプ

1回目のジャンプから2秒以内なら再度ジャンプすることができ、これを2段ジャンプと言う。

エアリアル

「空中」全般や、空を飛ぶことをエアリアルと言う。

フリップ

1回目のジャンプの後、スティック入力した状態で2回目のジャンプを行うと、その方向に回転する。これをフリップと言う。

エアロール

空中でエアロールボタンを押すと車両が回転する。これをエアロールと言う。

エアドリブル

空中でボールに複数回タッチすることでドリブルを行う技術。

『ロケットリーグ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『ロケットリーグ』の誕生秘話

出典: romsfun.com

Psyonixは2008年にPlayStation 3向けに『ロケットリーグ』の前身である『Supersonic Acrobatic Rocket-Powered Battle-Cars』を開発していた。このゲームはPsyonixの創設者であるDave HagewoodがFPSゲーム『Unreal Tournament 2003』向けに開発したMODから派生したものだ。このMODは、Epic Gamesがエンジンにすでに組み込んでいた車両ベースのゲームプレイをOnslaughtと呼ばれる新しいゲームモードに拡張したものである。このため、Hagewoodは『Unreal Tournament 2004』の契約者としてEpic Gamesに雇われ、Onslaughtモードをゲームの公式な部分として組み込んだ。

その後、HagewoodはEpic Gamesでの経験を生かしてPsyonixを設立。Psyonixは物理ベースのエンジンでUnrealの車両をレースすることを楽しいものにする方法を模索した。レースモードや迷路などいくつかのオプションを検討したが、乗り物で押すボールをアリーナに追加することを思いつき、それが『Supersonic Acrobatic Rocket-Powered Battle-Cars』となった。

『ロケットリーグ』はスポンサー付きのeスポーツ

出典: www.dexerto.com

リリース後『ロケットリーグ』はESLに加わり、公式にスポンサー付きのeスポーツとなっている。Psyonixは、Twitchやそのほかのライブ動画サイトでの『ロケットリーグ』の人気に注目し、このゲームをeスポーツとしてもっと活用することを検討。2016年3月にPsyonixは「Rocket League Championship Series」を発表し、決勝戦は2016年年8月に開催され、賞金総額は55,000ドルだった。2024年にはFIFAが主催するロケットリーグトーナメントが開催されている。

『ロケットリーグ』を題材にした映画の公開

出典: www.famitsu.com

『ロケットリーグ』を題材にしている映画が『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』だ。2024年3月8日(金)に公開された本作はeスポーツを題材にした初の邦画としても知られている。全国高校eスポーツ大会のポスターを見つけた高校生が、仲間を集めてチームを結成し、決勝戦を目指す青春ストーリーとなっている。

渡邉裕介
渡邉裕介
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