オペラ(魔入りました!入間くん)の徹底解説・考察まとめ
オペラとは西修の漫画『魔入りました!入間くん』の登場キャラクターで、魔界の大悪魔サリバンのSD(セキュリティデビル)である。サリバンの孫として人間界から養子になった鈴木入間(すずき いるま)の世話もしている。入間が通学する悪魔学校バビルスの卒業生で、入間の担任教師ナベリウス・カルエゴはオペラの後輩。年齢や性別など秘密が多いミステリアスな悪魔だが、サリバンへの忠誠心は強く、入間の事も大切にしている。SDとしての仕事ぶりは完璧で、戦闘時は素早い身のこなしで肉弾戦を得意とする実力者である。
バビルスに入学した入間は、徐々に悪魔との生活に適応し、悪魔の実力を表す位階(ランク)を上げる為に処刑玉砲(しょけいぎょくほう)という位階昇級試験に挑む。処刑玉法とは人間界でいうドッジボールだ。オペラは入間の処刑玉砲の特訓を手伝う。幼少期から危険な目に会い続けてきた入間は「圧倒的危機回避能力」を手に入れており、玉を躱すのは得意だが、敵に玉をぶつける攻撃力が足りないと指摘。厳しい特訓を行い、入間は処刑玉砲で勝利し、見事位階を上げた。
師団披露(バトラパーティー)
師団披露(バトラパーティー)とは、人間界でいう「学園祭」のようなものである。師団(バトラ)とは魔界の「部活動」である。オペラが各師団の催しの景品を根こそぎ手に入れている姿を目撃した保護者がカルエゴに注意してもらおうとしたが、オペラだと気付いたカルエゴはオペラに会いたくない為に、何もなかったようにその場を去った。
家庭訪問
サリバンの思い付きで、普段は行っていない家庭訪問が行われる事になる。入間の担当教師のカルエゴはサリバンとオペラを苦手としており、用事が済んだら早々に帰宅しようとする。オペラは帰ろうとするカルエゴを家に泊まるよう引き止める。カルエゴはオペラと関わるとろくな事にならない為、必死に拒否した。
ウォルターパーク
かつて魔王がその多忙さから悪周期(悪魔としての凶暴性が増している状態)のストレスを発散できず、30日間暴れ続けたという逸話によって設けられた長期休暇の事を「終末日」という。
この長期休暇を利用して入間と所属しているクラス「問題児クラス」の仲間達は遊園地のウォルターパークに遊びに行く事になる。サリバンが手配した護衛としてオペラ、カルエゴ、バラムの3名が同伴した。護衛1名と数名のクラスメイトでチームを作り、3チームで「どのチームが1番ウォルターパークを楽しんだか」を競い合う事になった。
ウォルターパークを楽しむ入間達であったが、ウォルターパークの地下にある監獄の悪魔によって魔獣が召喚される。突然の戦闘になってしまったが、護衛3名の活躍で魔獣を仕留めていく。大きな魔獣が合体し、問題児クラスの生徒たちでは手に負えなくなった時、オペラ、カルエゴ、バラムは3名で渾身の同時攻撃を放ち、1撃で魔獣を倒した。
13冠の集い
生活がだらしなくなっているという理由で、オペラの指導で1日使用人をする事になる入間。一通りの激務を見せ、入間は感心する。休憩中、オペラは入間にサリバンへの想いを語る。オペラはサリバンに対して尽くした以上に応えてくれるという“依存”の感情を持っており、それを“期待”と同じ意味を持っていると説明する。オペラは入間に対し、サリバンの孫という過酷な運命が待っているかもしれない状況で、これからも魔界で生きていくには相当な覚悟が必要だと話し「イルマ様、私はあなたに“期待”をしても宜しいでしょうか」と覚悟を確認した。「はい」と入間はオペラに言い、オペラは「13冠の集い」の招待状を入間に渡す。これは魔界でも影響力が高い13冠と言われる悪魔の集会である。今回の集いでは次期魔王候補としてサリバンが孫の入間を紹介するという非常に重要なものであった。
使い魔契約の儀
「使い魔契約の儀」とは、バビルスの生徒が毎年自分専用の魔獣と契約する儀式の事で、使い魔との契約は1年間で更新する事になっている。入間が入学した時の、偶然が重なり担当教師のカルエゴを使い魔にしてしまっていた。カルエゴは使い魔として召喚されると「エギーちゃん」という可愛い毛並みの魔獣に変身させられてしまい、不快な目に会っていた。カルエゴは入間に使い魔にされて1年が経過し、今回の使い魔召喚の儀でその契約から解放されようとしていた。何かトラブルがあれば、契約延長もあり得る事からカルエゴは警戒を強めていたが、オペラはカルエゴにまだ入間の使い魔をさせたい為、契約更新の儀式を妨害する。オペラの作戦は成功し、2年目もカルエゴが入間の使い魔をする事になった。
心臓破り
2年生に進級した入間達「問題児クラス」は、新1年生をバビルスの教師から守るという2学年での合同昇級試験を受ける事になる。下級生が心臓を模した風船を体の一部に付け、教師がそれを割るというルールで、上級生はそれを守るという試験である。心臓破りと名付けられたこの合同昇級試験中の特別任務である“SOS”(サリバーンアウトストップ)では、サリバンが封印された部屋に生徒4名で魔力を送る事で封印解除を止めるというものがあり、このミッションに失敗すればサリバンが参戦する事になり、試験の難易度が急激に上昇する。オペラは、サリバンが封印されている装置の前で見張りをしている。今回はオペラが心臓破りに直接参加する事は無かったが、装置に近づいた生徒はオペラを見つけて恐怖していた。
バビルスに抗議
心臓破りの際、新任教師のシーダとアトリが参加していたのだが、実は彼らは悪魔としての凶暴性を抑えられなくなった「元祖返り」という危険な悪魔であり、試験中にアトリが暴走。アトリは生徒に危害を加え、入間を誘拐しようとする騒ぎがあった。オペラは試験後にカルエゴに対して、入間に危険が及んだのは教師陣の失態であり、対応も後手に回っていたと怒りをあらわにし、元祖返りのシーダとアトリを新人教師として推薦したのがカルエゴの兄である事を厳しく問い詰めた。カルエゴがこの問題を真剣に解決しようとしている事を確認すると、さらにオペラは自身が問題児クラスの実技特別教員になる話を強引に進める。
問題児クラスを指導
元祖返りではあるが、アトリから入間を守った新任教師シーダは処分が保留となり、オペラの補佐役とされ、早速オペラの「お茶会」という崖登りの授業が始まった。これは飛行、魔力使用、家系能力使用を禁ずるもので、「無口頭魔術(詠唱無し呪文)」という技術を習得するための訓練である。厳しい特訓とはなったがなんとか全員が崖を登り切り、最後はオペラがお茶会をして生徒達を労った。
オペラの関連人物・キャラクター
鈴木入間(すずき いるま)
CV:村瀬歩
『魔入りました!入間くん』の主人公。両親に金銭目的で悪魔への人身売買をされてしまい、サリバンの孫になった。心優しい少年で、頼みごとが断れない。幼少期から親に振り回され、様々な危険な目に会い、気付けば圧倒的な危機回避能力を手に入れていた。オペラは主人のサリバンだけでは無く、入間の身の回りの世話もしており、必要に応じて時に厳しく教育している。最初はなぜ入間のような悪魔とは真逆の心優しい人間を孫にしようとしたのか疑問を持っていたが、入間の活躍と成長する姿を見て、理解するようになってきている。休みの日は家で共にゲームをする仲である。
鈴木入間/イルマ(魔入りました!入間くん)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
鈴木入間(すずき いるま)とは西修による漫画『魔入りました!入間くん』の主人公。アホな両親によって生まれた時から振り回された挙句、悪魔のサリバンに人身売買されてしまい、悪魔学校バビルスへの入学を余儀なくされる。幼少期から危険な目にあい続けて身に付いた圧倒的危機回避能力と、かねてから孫が欲しかったサリバンからの溺愛による十分なサポートで、凶暴な悪魔たちの集まるバビルスで生活を送る。極度のお人好しな性格が功を奏し、学内の様々なイベントで活躍し、バビルスの仲間達からの信頼を得ていく。
サリバン
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目次 - Contents
- オペラの概要
- オペラのプロフィール・人物像
- オペラの能力
- 高い戦闘能力
- 優秀なSD(セキュリティデビル)
- オペラの必殺技
- 必殺殴(ひっさつパンチ)
- 怒りの蹴(いかりのキック)
- オペラの来歴・活躍
- 悪魔学校バビルス学生時代
- 鈴木入間との出会い
- 処刑玉砲(しょけいぎょくほう)
- 師団披露(バトラパーティー)
- 家庭訪問
- ウォルターパーク
- 13冠の集い
- 使い魔契約の儀
- 心臓破り
- バビルスに抗議
- 問題児クラスを指導
- オペラの関連人物・キャラクター
- 鈴木入間(すずき いるま)
- サリバン
- ナベリウス・カルエゴ
- バラム・シチロウ
- オペラの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「恐ろしい時ほど前に出ろ」
- 「彼を選んだ理由が少し分かった気がしますよ…理事長…」
- 「イルマ様、私はあなたに“期待”をしても宜しいでしょうか」
- オペラの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 外伝作品『if Episode of 魔フィア』に登場
- アメリとの血縁関係は無し
- 全て聞こえている4つの耳