死にたい魔女と殺したい店主(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『死にたい魔女と殺したい店主』とは、漫画家・Magikoによるファンタジー漫画作品。集英社のWeb漫画配信サービス『少年ジャンプ+』でのインディーズ連載枠で2023年8月から連載を開始し、2024年2月に終了した。
ダニエル・マクラウドは代々魔女に死を与える死立て屋(したてや)の店主である。ある日やってきたエラという女性を死立てようとしたが、エラに死を与えることができなかった。ダニエルは死立て屋店主としての誇りのため、死によってエラを幸せにするために奮闘するのだった。

ミオ

ライアンと交流がある魔女。道端で寿命売りをしている。

その他

ライラ・フット

ティラー・フットの妹。優秀な姉を慕っており、行方不明になったことにショックを抱いている。また行方不明になったからと言って急に姉を蔑み始めた家族に不満をもっており、自らがエクソシストになり、姉を探しに行くことを誓う。

グウェン・クラーク

エクソシスト「ガイラー」の団長エリオの弟。魔女専用の墓で墓守をしている。エクソシストではない。

『死にたい魔女と殺したい店主』の用語

魔女(まじょ)

悪魔と契約して魔法が使えるようになった女性のこと。魔力の根源だと考えられている「甘い罪(シュガー シン)」という成分が体内にある。魔女の体を怪我や老いから守る役目もあるとされている。この「甘い罪」の影響で魔女は特別な武器でないと怪我をしないし、死ぬこともない。この「甘い罪(シュガー シン)」は年を経るごとに変異していき、一定数変異すると強力な毒素を発するようになる。魔女の死期は「甘い罪」が変異して毒素を出すまでの期間を指し、この期間であれば魔女は特別な方法で死ぬことが可能になる。

死立て屋(したてや)

死期を迎えた魔女が死を購入する店。店には死期を迎えた魔女に死を与えることができる特別な武器や毒が用意されており、死ぬことができなかった魔女が救われる場所となっている。

沈黙石(ちんもくせき)

魔力を無効化する石。取り扱いが難しく、加工するための専門の職人がいる。

『死にたい魔女と殺したい店主』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

衝撃のエラの正体

死を望んでダニエルの死立て屋を訪れたエラ。その流れから物語の登場人物を始め、読者も完全にエラが魔女であることを疑いもしなかった。しかしそんなエラの正体は悪魔だった。始祖の魔女を生み出した悪魔の妹であり、自らもまた人間と契約して魔法使いを生み出せる立場だった。エラに沈黙石が一切効かないのは、エラが特別な魔女だったからではなく、悪魔だったからだった。しかしエラは悪魔でありながら、愛するダニエルのために、いつか人間界を支配するために現れるであろう兄と戦う決意をする。これに驚いた読者も多く、これからおもしろくなっていくぞ!という雰囲気の中、連載が終了した。

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