ワイルドストロベリー(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワイルドストロベリー』とは、日本の漫画家・米元いれによるダークファンタジー漫画。集英社の漫画配信サービス『少年ジャンプ+』にて、2023年7月14日から連載を開始した。
主人公の平戸キンゴは血の繋がっていない妹カヤノと共に、人花という人間を養分する怪花で覆われた東京で暮らしていた。カヤノは人花に寄生されていたが、他の人花と違い人を襲わない。しかしある日カヤノが人花に寄生されていることがバレ、カヤノを守ろうとしたキンゴは致命傷を負う。カヤノはキンゴを活かすために、キンゴの体に宿るのだった。

人を養分として成長する謎の植物。人間を食べる危険な存在。36年前、突如東京に現れ、みるみる成長し、東京の機能を停止させた。花粉を吸い込んだ人間は人花に寄生され、やがて花を咲かせる危険性があるため、見つかれば焼却処分される。ワクチンを打てば開花の進行を遅らせることができるらしいが、身体から芽が出てからのワクチンの接種は意味がない。全部で何種類いるかは不明だが、1人の人間に寄生する人花は1種類と決まっているようである。

母人花(マザーじんか)

東京都心にある花粉濃度の高い危険区域にある巨大な人花。36年前に突然東京タワーのてっぺんに咲いた。全ての人花の起源とされている。人花の謎を解くための鍵があると考えられており、キンゴがカヤノを人間に戻すために目指しているものでもある。

花葬隊(かそうたい)

人花の処分を生業とする隊員で構成された組織。現場周りや研究員など様々な職種の人間がおり、人花の対応に追われている。中には対人花専門の部隊もあり、開花が進んだ人花と戦う。

特殊花葬隊(とくしゅかそうたい)

花葬隊の中でも戦闘に特化した部隊。人花戦闘に特化した「花苅鋏(はなかりばさみ)」という武器を使用して戦う。部隊に葬長の推薦状をもらい、本部で行われる選抜試験に合格すれば正隊員になることができる。ただ試験が超難関なので、長年候補生をやっている人物もいる。特殊花葬隊の隊員は「花苅鋏」の人花に寄生されており、戦いを重ねれば重ねるほど養分を吸われ、最後には死亡する運命が待っている。

花苅鋏(はなかりばさみ)

人花との戦闘専用の武器。武器に人花を宿しており、その力を利用して人花と戦うことができる。

黒百合(ブラックリリー)

人花を生み出した諸悪の根源と言われる組織。人花を作り出した存在なのであれば、人間に戻す方法を知っている可能性も高く、キンゴ達第7特殊花葬隊が追う。

『ワイルドストロベリー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「花葬隊」という組織名はパクリ疑惑

『ワイルドストロベリー』の連載当初、作中に登場する人花と戦う「花葬隊」という組織名がパクリなのではないかという疑惑がX(旧:Twitter)上に浮上した。朝霧ユウキの『ぼくらの葬列』という漫画に登場する「直葬隊」という組織名と1文字違うだけでパクリなのではないかと仄めかす投稿がされ話題となった。

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