『リロ&スティッチ』とは、2002年のアメリカのディズニーによるアニメーション映画である。ハワイのカウアイ島を舞台に、孤独な少女リロと、宇宙から逃亡してきた凶暴な生物兵器「試作品626号」ことスティッチの交流を描く。
本作には多くの裏設定があり、初期案ではスティッチはより凶暴なギャングの設定だった。また、クライマックスの飛行シーンが9.11テロの影響で急遽市街地から峡谷での追跡劇に差し替えられたなど、さまざまな噂や都市伝説、トリビアを紹介する。
『リロ&スティッチ』の概要
『リロ&スティッチ』(原題:Lilo & Stitch)とは、2002年6月21日公開のアメリカのアニメーション映画である。ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーションが製作し、日本では2003年3月8日に公開された。
ハワイのカウアイ島を舞台に、宇宙から来た生命体スティッチと地球人の少女リロ・ペレカイの交流を描いた本作は、ハワイ語で家族を意味する「オハナ」や、挨拶の言葉「アロハ」をテーマとしている。劇中音楽にはエルヴィス・プレスリーの楽曲が使用された。本作は予想を上回る大ヒットを記録し、第75回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた。
悪の天才科学者ジャンバ博士が作った凶暴な生物兵器「試作品626号」は、銀河連邦からの輸送中に脱走し、地球のハワイ・カウアイ島に不時着する。連邦議長は626号確保のため、ジャンバと地球通のプリークリーを派遣した。
一方、両親を亡くし姉ナニと二人で暮らす孤独な少女リロは、周囲に馴染めず友達を欲していた。ナニはリロのために犬を飼うことを許すが、リロが保健所で選んだのは、犬のふりをして潜伏していた626号だった。リロは彼を「スティッチ」と名付け、家族として迎え入れる。
リロ&スティッチのネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『リロ&スティッチ』とは、2002年のアメリカのディズニーによるアニメーション映画である。ハワイのカウアイ島を舞台に、孤独な少女リロと、宇宙から逃亡してきた凶暴な生物兵器「試作品626号」ことスティッチの交流を描く。ハワイ語で家族を意味する「オハナ」をテーマに、エルヴィス・プレスリーの楽曲が物語を彩る。本作は世界的にヒットし、続編やTVシリーズ、さらには日本を舞台にした作品など幅広く展開された。2025年には実写映画も公開。血の繋がりを超えた絆を描く名作である。
裏設定・都市伝説・トリビアについて
『リロ&スティッチ』には、数多くの裏設定・都市伝説・トリビアが存在する。中には、「初期設定のスティッチは今よりもずっと凶暴なギャングだった」という構想や、「物語のクライマックスシーンが歴史的な大事件の影響で急遽差し替えられた」という有名なエピソードなど、興味深い内容のものも多い。そこでここでは、ファンならずとも驚くような都市伝説や、公式が明かしたマニアックな設定などを紹介していく。これらの背景を知ることで、リロとスティッチが育んだ「オハナ」の絆をより深く味わうことができるだろう。
スティッチは幻の児童書から生み出されたキャラクター
『リロ&スティッチ』は、ハワイのカウアイ島を舞台に、不慮の事故で両親を亡くし姉のナニと二人で暮らす5歳の少女リロと、マッドサイエンティストによって生み出されたエイリアンであるスティッチとの交流を描いたアニメーション映画である。
物語の中心キャラクターであるスティッチは、共同監督の一人であるクリス・サンダースが1985年に自著の児童書向けに考案したキャラクターが原型となっている。しかし、当時のサンダースは、児童書という短いページ数の中でスティッチが持つ複雑な背景やキャラクター性を十分に表現しきることは困難であると判断し、一度はこの企画を断念した。
その後10年以上の歳月を経て、サンダースがウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーションの主任ストーリーボード・アーティストとして活動していた際、会社側から新たな長編映画のアイデアを求められたことで転機が訪れる。かつての構想が再び提案されたことにより、スティッチというキャラクターは四半世紀近い時を経て、長編映画という形で日の目を見ることとなったのだ。
舞台はカンザス州になる予定だった
本作はハワイのカウアイ島を舞台にしているが、初期構想では全く異なる場所が検討されていた。製作陣は、限られた予算内でアニメーションをシンプルに保つという制作上の都合に加え、ストーリーの性質上、都会の喧騒から隔絶された閉鎖的な環境が相応しいと考えていた。
そこで、当初の企画段階では、『オズの魔法使い』の舞台としても知られるアメリカ中西部のカンザス州が有力な候補地に挙げられていた。しかし、共同監督であるクリス・サンダースの決断により、それまでディズニーの長編アニメーション映画で一度も舞台になったことがないハワイへと変更されたのだ。
もし舞台がカンザスの農村地帯のままであったならば、サーフィンに代表される海辺の文化や「オハナ」という固有の精神性は盛り込まれず、作品の持つ情緒や物語の展開は大きく異なるものになっていた可能性が高い。
スティッチは初期設定では宇宙系のギャングだった
『リロ&スティッチ』の企画段階では、スティッチの初期設定は銀河系を股にかける非道なギャングだった。また、ジャンバはその犯罪仲間という設定だった。物語の動機も、スティッチに宇宙で置き去りにされたジャンバが復讐を誓うという、よりバイオレンスでハードボイルドな復讐劇が想定されていたという。
しかし、製作が進むにつれて、観客がキャラクターに感情移入しやすく、共感を得られる物語へと方向転換が図られた。その結果、スティッチは破壊本能を持ちつつも精神的に幼いエイリアンになり、ジャンバは彼の生みの親である科学者へと変更された。この設定変更により、二人の関係性は単なる敵対関係から、擬似的な父子のような複雑な絆を持つものへと変化したのだ。
アメリカ同時多発テロの影響でシーンを変更した説
出典: www.dlife.jp
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件は、製作中であった『リロ&スティッチ』の内容に大きな影響を与えた。当時、ディズニーはある重要なシーンの変更を余儀なくされたのだという。
当初のクライマックスには、ジャンバたちが操縦するボーイング747型機が、宇宙船を追跡しながらホノルルの市街地を低空で潜り抜けるという、スリル満載のカーチェイスシーンが用意されていた。
しかし、ビル群の間を大型旅客機が飛び回る描写は、9.11テロを強く連想させる懸念があった。そのため、急遽機体を「ジャンバの宇宙船」に差し替え、舞台も市街地から無人の峡谷へと変更されたのである。なお、新しくデザインされた宇宙船には、星条旗をイメージした「赤・白・青」のカラーリングが施されるなど、当時の社会情勢への配慮が随所になされている。
スティッチの好きな食べ物はココナッツケーキ
「スティッチ」はココナッツケーキが一番の大好物で、普段からよく食べているとのこと。
食嗜好は雑食性で、主に人間の食べ物を食べているが、実はゴミや金属、虫なども噛み砕いて食べることができる。しかし、ゴミなどを食べてしまうと体の調子がおかしくなるのだという。
スティッチの嫌いな食べ物は冷凍ブロッコリー
スティッチは冷凍ブロッコリーが大嫌いらしい
また、カフェイン含有物(コーヒーやカカオなど)を摂取すると、凶暴化してしまう(濃度により抗体性もある)。
スティッチは水に浮く要素がないため沈む
出典: www.amazon.co.jp
スティッチは水に弱い。その理由は、スティッチには水に浮く要素がなく、沈んでしまうためである。スティッチの身体は高密度で、石のように水に沈んでしまうのだという。
スティッチのモチーフとなった動物はコウモリ
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リロ&スティッチのネタバレ解説・考察まとめ
『リロ&スティッチ』とは、2002年のアメリカのディズニーによるアニメーション映画である。ハワイのカウアイ島を舞台に、孤独な少女リロと、宇宙から逃亡してきた凶暴な生物兵器「試作品626号」ことスティッチの交流を描く。ハワイ語で家族を意味する「オハナ」をテーマに、エルヴィス・プレスリーの楽曲が物語を彩る。本作は世界的にヒットし、続編やTVシリーズ、さらには日本を舞台にした作品など幅広く展開された。2025年には実写映画も公開。血の繋がりを超えた絆を描く名作である。
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目次 - Contents
- 『リロ&スティッチ』の概要
- 裏設定・都市伝説・トリビアについて
- スティッチは幻の児童書から生み出されたキャラクター
- 舞台はカンザス州になる予定だった
- スティッチは初期設定では宇宙系のギャングだった
- アメリカ同時多発テロの影響でシーンを変更した説
- スティッチの好きな食べ物はココナッツケーキ
- スティッチの嫌いな食べ物は冷凍ブロッコリー
- スティッチは水に浮く要素がないため沈む
- スティッチのモチーフとなった動物はコウモリ
- スティッチが人間の言葉を話していない箇所も英語の語言となっている
- スティッチは左利き
- リロとナニの苗字はペレカイ
- リロが着ている服の名前は「ムームー」
- ルーベンもスティッチと同じように四本の腕を持っている
- ガントゥは潔癖症説
- スティッチの声優は監督のクリス・サンダース
- スティッチの日本版声優は山寺宏一
- ユウナの名前の由来は「オオハマボウ」の沖縄での別名
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