モノクロ少年少女(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『モノクロ少年少女』とは、漫画雑誌『花とゆめ』で連載された福山リョウコによる漫画である。両親を亡くし親戚の家を転々としていた巳待呉羽(みまちくれは)。「学費・寮費・全額免除」という魅力的なチラシに釣られて、一般人は入学不可の私立毛保乃高等学校に入学する。そこは人間との共生を目指し、食欲抑制を学ぶケモノの国の子女たちが通う学校だった。呉羽とクラスメイトたちのドタバタ学園生活が始まる。

クロヒョウ国

黄苑(きおん)

CV. 谷山紀章

クロヒョウ国第1王子。世継ぎ候補だったが不治の病におかされ、後遺症で右目に眼帯をつけている。王位継承権も両親からの関心も奪った右京のことを憎んでおり、右京の大切なものをすべて奪おうとする。呉羽も「バカ王子」呼びするほどナルシストでお調子者のため、周囲からはひそかに右京の方が王にふさわしいと思われている。

伊織(いおり)

呉羽の前に「ラビット」としてケダ高にいた少女。右京と両思いだったが、伊織のことが好きだった茅によって黄苑のもとに引き渡された。精神的に幼い黄苑のことを気にかけ、自らの意思でクロヒョウ国にとどまり、後に黄苑と結婚した。

トラ国

葛(かずら)

茅の兄で、トラ国第1王子。王位継承者だが何をしてもどんくさく、いつも茅に負かされては泣いていた。

薊(あざみ)

トラ国出身で、王家に嫁ぐ一族の少女。まだ10歳にも満たない年齢だが頭がよく、学力では呉羽の上である。なかなか自分とのお見合いに応じない茅にしびれをきらし、ケダ高に乗り込んできた。

礼文(れぶん)

トラ国出身の薊の付き人。ブロンドの髪と瞳を持つ超絶美人で、茅のお見合いの相手だと勘違いされた。

オオカミ国

連玉(れだま)

蝶々のフィアンセ。蝶々のことを「バタちゃん」と呼びつきまとっているが、蝶々からは煙たがられている。

その他

獅子尾姫菱(ししお ひめびし)

元ライオン国の第8王子だったが、トップの成績で卒業して人間になった。高校1年次は最下位だったが怒涛の勢いでのし上がりトップを取ったため、「伝説の獅子」として語り継がれている。人間界では九輪高校の教師をしている。

健(たける)

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