声優かっ!(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『声優かっ!』とは、南マキによる漫画である。2009年から漫画雑誌『花とゆめ』で連載された。主人公・木野姫(きのひめ)は声優に憧れてヒイラギ学園高等部声優科に入学する。声優を目指して奮闘するが、可愛い声を出そうとするとダミ声になるという致命的な問題があった。実際の声優事務所や芸能学校に取材協力を仰ぎ、芸能界のリアルを描いている。

CV. MAKO

2月2日生まれ。姫のクラスメイトで、可愛らしい声が特徴である。小学生の頃に「声が気持ち悪い」と言われてから自身の声がコンプレックスだったが、中学校の担任だった井上ゆかりに励まされ、声優を目指すようになった。声が非常に小さいため、姫と同じくおちこぼれクラスの1人。姫のことも強く慕っており、姫を悪く言う相手には得意の呪いをかけている。

財前ミッチェル(ざいぜんみっちぇる)

CV. 浪川大輔

5月17日生まれ。姫のクラスメイトで、日本人の父とフランス人の母を持つ。7歳までモナコで暮らしており、声質は良いが日本語がなまっているためおちこぼれクラスに入れられた。イケメンで女子生徒からの人気も高いが、極度の緊張に弱かったり、美少女フィギュアのスカートの中を調べることが趣味だったりと、いわゆる「残念なイケメン」である。

高柳翔(たかやなぎ しょう)

CV. 間島淳司

10月3日生まれ。漢字が苦手で台本が読めないのでおちこぼれクラスになった。高校進学前は元中央関東連合「ブラッディ」の5代目総長を務めていた元ヤンキー。逆上しやすいが情に厚い。

一条梅(いちじょう うめ)

CV. 花澤香菜

10月31日生まれ。ヒイラギ学園高等学校の映像科に所属しており、「チェシャ猫」のハンドルネームで動画作家として活動している。何かに強くときめく「萌」の気持ちが、彼女の作品作りの原動力。中学生の時に憧れの友人・莉子のまねをしていたが、莉子から「自分じゃ何も書けないコピーだ」と言われたことがトラウマになっていた。

春山瑞希(はるやま みずき)

CV. 福山潤

9月28日生まれ。ヒイラギ学園高等学校の俳優科に所属する姫たちの先輩で、アイドルユニット「AQUA」のメンバーである。日常生活では眼鏡をかけているが、仕事中は外している。穏やかな性格でファンも多いが、なんでもそつなくこなせるため仕事への情熱は薄かった。何事にも熱心に打ち込む姫に、徐々に心を惹かれていく。

河合周麻(かわい しゅうま)

1月3日生まれ。ヒイラギ学園高等学校の俳優科2年生で、瑞希とともにアイドルユニット「AQUA」で活動する。瑞希をやや過保護なまでに溺愛しており、彼を傷つけようとする存在や言い寄ってくるファンには容赦しない。そのため瑞希が姫に入れ込んでいくのを心よく思っていない。

江田 (えだ)

ヒイラギ学園高等学校スポーツ科の3年生。月乃のことが好きで何度も告白している。思い込みの激しい強引な性格で、そのために月乃を困らせた。

木野家

木野茜 (きの あかね)

姫の妹。昔から美少女で有名で、「湖実茜」の芸名でモデルとして活動している。母親からひいきされており、悪意なく姫を見下す発言をしてしまうが、姉妹の仲は悪くない。

木野睦子(きの むつこ)

姫と茜の母。あからさまに茜をひいきし、姫のことは軽視している。姫が声優として活躍するようになってもまったく関心を示さない。アイドルになりたかったことがあり、昔は姫にいろいろなオーディションを受けさせていた。

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