僕と君の大切な話(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『僕と君の大切な話』とは、2015年から2019年までろびこが『デザート』にて連載していた少女漫画である。女子高校生の相沢のぞみは、同じ学年の東司朗に片思いをしていた。ある日、勇気を出して司朗に告白をしたのぞみ。しかし司朗の返事は「そういうのよくないよ」と冷たいものだった。女子に対して偏見が強い司朗と、少し世間知らずで少女漫画に夢見がちなのぞみ。嚙み合わない2人だったが、会話を通じて次第に距離が縮まっていく。キャッチコピーは「新感覚“トーキング“ラブコメティー」。

高橋卓也(たかはしたくや)/カフェイン

司朗のクラスメイト。バレーボール部に所属している。両親が喫茶店で出会ったことからあだ名がカフェインとなった。
常におおらかで優しい性格なので「いい人止まり」になってしまう。
「中身のない彼女からのLINEにどう返信すれば良いかわからない」という悩みを司朗とのぞみにするが、結局浮気をされて彼女とは別れることとなった。
その後、のぞみの友人であるはまりんが気になり告白をする。

環和臣(たまきかずおみ)

司朗、のぞみの同級生。2年1組。
学校一のイケメンで、周囲からは王子様と呼ばれている。モテる自覚はあるので自身でも「ミスター平和台」と名乗るほど。何もしなくても周りからちやほやされることに「このままぬるま湯につかっていていいのか」と悩むが、本当の自分もよくわからないとボンヤリしている。
黙っていれば格好いいが、「異性のことは顔・顔・胸を見ている」と言うほど女好き。残念なイケメンである。
自分が何をしても周りからちやほやされるが、のぞみは自分に対して公平に厳しい意見も述べてくれるので嬉しい存在である。
司朗とは何故か意気投合して、エロ動画を交換し合う仲になった。

伊藤圭介(いとうけいすけ)

司朗の幼馴染でクラスメイト。
何事も平和主義で、クラスの女子たちの言うことは絶対。お調子者だが周りのことはよく見ている。
のぞみの恋の応援をしており、司朗の幼少期のエピソードをよくのぞみに暴露している。
司朗のおばで、1つ年上の一ノ宮鈴に幼少期から片思いをしている。

浜田まりん(はまだまりん)

のぞみのクラスメイトで良き理解者。文芸部部長。
クールで冷たい印象だが、実際は恥ずかしくて人に本音が言えないことが悩み。女子特有のキラキラした雰囲気や恋バナが苦手。のぞみのことが大切なあまり、司朗に嫉妬している。
ぶっきらぼうな自分にも気にかけてくれるカフェインのことが好きだが素直になれずジレンマを抱える。
文芸部では、後輩たちの執筆にアドバイスしたり、一緒に悩んだりと面倒見の良い一面がある。

一ノ宮鈴(いちのみやすず)

司朗のおば。高校3年生。園芸部部員。
傍若無人で暴力的な性格。司朗を下僕のようにパシリにしている。
親が離婚しており、司朗のおばの家に養子に入った。そのため本当のおばではないが司朗はさほど気にしていない。
姉4人の名前は花の名だが、自分は養子のため花の名ではないことを気にしている。親の離婚が心の中にくすぶっている。
熱中症で倒れた際、助けてくれた野呂先生を好きになる。

七島(ななしま)

司朗のクラスメイト。背の低い女子。
言いたいことは何でも口に出して言う性分のためすぐに誰かといさかいをおこしてしまう。

八ヶ崎(はちがさき)

司朗のクラスメイト。
明るい性格でサバサバしている。周囲からはガサツで頑固と言われている。行き過ぎた言動で人と喧嘩になることがある。

九藤(くどう)

司朗のクラスメイト。背が高いことを気にしている。
七島・八ヶ崎に比べると常識人なため2人が喧嘩をすると仲裁役に回ることが多い。自分のことになるとネガティブな思考になる。
実は司朗のことが好きだが言えずにいる。

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