アナグルモール(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アナグルモール』とは『週刊少年サンデー』にて連載された、福地翼によるバトル漫画作品。間人と呼ばれる特殊能力を持った地底人同士が派手なアクションを繰り広げるファンタジー作品となっている。コメディ要素も多く、ギャグとバトルのバランスが良い人気の少年漫画である。地底人である間人の少年・ルチルは、地上を征服する為、地上人のふりをして弱点を探るスパイであった。日本に住む草薙家にホームステイすることになったルチルは、そこで家族の愛情や地上人の強さを知り、やがて地上人と共闘する道を選んでいく。

ゲコゲコゲーム

千羽が受験した光度30の第5試験で出された課題。
ルールは、早口で鳴く間獣カエルが何回鳴いたか言い当てるというもの。
千羽は、スマートフォンで鳴き声を録音し、再生することで回数を数えて課題を突破した。

8カード (えいとかーど)

千羽が受験した光度30の第6試験で出された課題。
ルールは、裏返しに並べられた8枚のカードの数字をカードに直接触れることなく全て言い当てるというもの。カードは衝撃を与えると一瞬だけ強い光を放つ特殊な発光石の上に並べられていて、発光石に衝撃を与えられるのは1度だけとされている。
千羽は、スマートフォンで動画撮影をしながら発光石を光らせるつもりだったが、電池切れとなり作戦は失敗となる。しかし、幼い頃に誠十郎から学んだメンコの技術を活かして、スマートフォンを発光石に強く叩きつけてカードを全て表向きに反転させる方法で課題を突破した。

光度(こうど)

間人の強さを計るレベルの総称。
マジナグラムをどれだけ使いこなしているかを数値化したもの。数値が大きくなる程強いとされる。
ピシャクリフに在籍している生徒の平均光度は15程度。光度5未満は「石コロ」と呼ばれ蔑まされ、光度15以上と評価されれば「宝石(レア)」と呼ばれるようになり間人の中でも一目おかけれる存在となる。さらに光度30以上と判断されれば「希少石(スーパーレア)」と呼ばれ扱いが優遇される。キングであるノエルに認められる為には、低くても光度30以上の実力が必要である。

アイテム

キオク草 (きおくそう)

地下世界に生息している特殊な植物。
この植物の種を動物に埋め込むと僅か数日でその遺伝子情報を完璧に記憶するという能力を持つ。地上世界でいうところの大容量のUSBメモリにようなものである。
物語の序盤でルチルが草薙家の家族全員の首筋に打ち込み、遺伝子情報をコピーしようとしていたが、後に地底世界を裏切った為全て破壊した。

暗号変換機 (プガリンガル)

バハムートの首に付けられているアイテムが暗号変換機

言語を変換する特殊な装置。
作中ではバハムートが人語を発して怪しまれないように首輪として装着していた。
付けたものは「プガ」としか喋れなくなってしまう。ルチルはスパイが決まった時点でバハムートと暗号の解読方法を習得していた為、暗号変換機を付けたバハムートと意思の疎通がとれる。

ミガルド

間人が両耳に付けている耳当ての総称。
間人はミガルドを装着していないと平衡感覚を保てなくなり、無条件で気絶してしまう。ミガルドは付けている本人しか取り外すことができない構造になっているが、地上人は間人のミガルドを簡単に外せる。千羽と京介は間人よりも力で劣るが、この戦法で勝利を掴んでいる。
ミガルドには様々なデザインがあり、ヘッドホンのように左右が繋がっているデザインのものや「ミガホーン」と呼ばれる角のようなデザインのものなどがある。また、ミガルドは遠くにいる仲間との通信手段としても利用できる。間人は生きていく為の必需品としてだけでなくオシャレとしてもミガルドを大事にしている。

巻蔓ブーツ (まきづるぶーつ)

アルルが足に巻いている特殊なブーツ。
足にフィットしたロングブーツのようだが、アルルの意思で自在に操って相手を拘束したり攻撃に利用したりできる。

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