オオカミちゃんには騙されない（恋愛リアリティ番組）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『オオカミちゃんには騙されない』の概要

『オオカミちゃんには騙されない』とは、2023年6月11日から8月20日までNetflixで配信された恋愛リアリティ番組である。放送回数は全12回。インターネットテレビ局のABEMAのABEMA SPECIALで配信されていた人気シリーズで、本作はシリーズ14作目である。このシリーズは略称して、オオカミシリーズとも呼ばれる。MCは横澤夏子と滝沢カレン、矢吹奈子そしてTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのRIKU。真実の恋をしたい男女が、デートや共同作業を通して本気の恋を探していく。参加者は俳優やアーティストなど、男女10人だが、絶対に恋をしない嘘つきのオオカミが1人以上潜んでいる。そのため、誰が本気で自分を好きと言っているのか見極めなければならない。本作では23～32歳の大人の恋愛がテーマとなっており、少し切ないドラマチックな展開が見どころとなっている。オオカミシリーズは特に女子中高生から支持されており、Abema TV視聴ランキングでトップ3を獲得したことが複数回ある。2023年2月にABEMAがNetflixとの間でコンテンツパートナー契約を締結したことから、本シリーズが世界配信されることとなった。

まず初めに男性陣だけが教会に集められ、女性陣の中に嘘つきのオオカミちゃんが1人以上いることが知らされる。そして、女性陣が集合し、男女10人が初対面した。それぞれ自己紹介をして食事会が始まる中、早速27歳格闘家の大珠（たいじゅ）が、28歳マルチタレントのほのかを2ショットトークに誘う。大珠が「オオカミちゃんじゃないよね？」と尋ねると、ほのかは「信じて良いよ。後悔させないよ」と答えた。そして、それぞれが真実の愛を見つけるために動き出した。

『オオカミちゃんには騙されない』のあらすじ・ストーリー

オオカミちゃんの恋が始まる

真実の愛を見つけるために、男女10人が集められた。しかし、女性陣の中には恋をしない嘘つきのオオカミちゃんが、1人以上紛れ込んでいる。そして、対面した10人のメンバーたちは、それぞれ自己紹介をして食事会を行った。

その後、メンバーたちに最終告白を迎えるための条件として、課題が与えられる。その課題とは、恋人たちを彩る美しい日本の絶景を撮影し、世界中の恋人たちに発信すること。さらに、男子メンバーは用意された香水を第一印象で最も興味のある女性にプレゼントするよう指示を受ける。そして女性メンバーは、最も興味のある男性から受け取った香水のみを、最初の撮影会で使用するよう指示された。その直後、早速格闘家の大珠（たいじゅ）が、マルチタレントのほのかに香水をプレゼントした。

それから一同は、富士山の山頂と太陽が重なるときに見られる「ダイヤモンド富士」を撮影するよう指示を出され、キャンプサイトに宿泊することとなった。そんな中、ダンスボーカルグループに所属するMikakoを誘ったアーティストのWho-yaは、彼女と意気投合して香水をプレゼント。さらに、俳優のマサキもMikakoに香水をプレゼントする。一方、俳優兼カメラマンのロビンはシンガーソングライターのじゅりに、俳優のトモキは女優の桜子に香水を渡した。その翌朝、桜子とじゅりとほのかはそれぞれプレゼントされた香水をつけてくる。そして、マサキとWho-yaから香水をもらったMikakoは、マサキの香水をつけてきたのだった。

実は全員が対面する前、じゅりはオオカミちゃんとして参加することを指示されていた。しかし、彼女はロビンに一目惚れし、彼に好意を持ってしまった。オオカミちゃんは誰に最終告白をされても、恋を受け入れることはできないというルールがある。そのため、じゅりにとっては辛い恋が始まってしまったのだった。

それぞれの想いが交錯

その後、一同に希望する相手をデートに誘うことができるグループLINEが届く。LINEはグループ全員が誘った相手を知ることができ、デートに自由に参加できる太陽LINEと、誘った相手が非公開で2人きりのデートができる月LINEの2種類がある。そんな中、桜子が太陽LINEをいち早く使ったのだが、1番気になっているトモキではなくロビンをデートに誘った。そのデートにはロビンを好きなじゅりと、桜子を好きなトモキも参加を決意し、4人でデートを行う。トモキは改めて桜子への気持ちを再確認するが、その思いに桜子は複雑な表情を浮かべた。

それから、一同は共同作業などを行うアトリエに集合する。そこで、恋人たちを彩る美しい日本の絶景を5か所撮影することが、最終告白に進む条件であることが発表される。撮影の際にシャッターを切ることができるのは、1か所につき1人の女性のみで、男性はシャッターを担当する女性のサポートをすることになる。

その後、Who-yaが太陽LINEを使い、Mikakoをデートに誘う。同じくMikakoが気になっているマサキも、そのデートへの参加を決意した。翌日、Who-yaとMikakoとマサキが買い物デートを行う。そんな中で、マサキはMikakoに「後悔したくないからデートに参加した」と思いを伝えるが、彼女は「他の子ともっと話した方が良い」と言って突き放した。一方、Who-yaはMikakoに花と花瓶をプレゼントし、より気持ちが高まったことを伝える。MikakoはWho-yaと一緒にいるとリラックスできることや、気持ちが動いたことを語った。

それから大珠の試合が行われ、メンバーたちが応援する中、彼は見事に試合に勝利した。その後の食事会でギャビーは、試合で大珠を見て好意を持ったと伝える。一方、ほのかはトモキと2人きりになり、彼に好意があることを話した。

後日、ほのかが1か所目の絶景スポットで撮影することになり、同行者として大珠とトモキを指名する。そして、ギャビーも自ら立候補して、4人で撮影場所である石川県の千里浜海岸へ向かった。撮影後、ほのかは大珠に「色んなメンバーのことを見ていて、1番いいと思ったのがトモキだった」と今の心境を伝える。だが、彼は「思いがあるのはほのか1人だ」と一途な気持ちをアピールした。

一方、Who-yaはMikakoを誘って買い物に出かける。そこで、改めてMikakoに好意を伝えるWho-yaに対し、彼女も彼に惹かれていることを伝えた。しかしその後、マサキと餃子作りをしたMikakoは彼の可愛い部分も知ってどんどん惹かれていき、気持ちが揺れ動く。そして、MikakoはWho-yaとマサキに「どちらのことも気になっていて迷っている」と話す。それを聞いてWho-yaは、複雑な気持ちになった。

そんな中、ロビンはじゅりに他の女の子と喋っている時に、じゅりがちょっと怒ってるのが気になって恋愛がしづらいと伝える。じゅりは「もっと感情を隠せたら良かった」と謝罪し、涙を流した。その直後、ロビンは太陽LINEを使ってMikakoをデートに誘う。Who-yaとマサキは、そのデートへの参加を決意したが、じゅりはデートに参加しなかった。ロビンはMikakoに少し興味を持っていたものの、そのデートで彼女にあっさりフラれてしまった。

一方、トモキと買い出しに出かけた桜子は「トモキくんのことを良いと思ってる」と伝えた。しかし、彼はハッキリ自分の気持ちを言ってくれず、桜子は少しモヤモヤした。その後、メンバーで集合して食事会が始まる中、桜子はロビンを呼び出して今の気持ちを確かめる。するとロビンは、桜子とじゅりの2人を気になっていることが判明した。

その後、運命の中間告白を迎える。中間告白では女性が今最も気になる男性をLINEで呼び出し、自分の思いを伝える。まず1番手のギャビーは大珠を呼び出し、彼に好意があることを話した。次にほのかも大珠を呼び出して思いを伝えると、大珠も「ほのかが1番気になってる」と返した。次のMikakoはマサキを呼び出し、好意を伝える。マサキは「友達じゃない目で見てるのはMikakoだけ」と話した。待機室で現実を突き付けられたWho-yaは、ショックを隠せなかった。さらに桜子がトモキを呼び出して気持ちを伝えると、彼はようやく「好きだ」と自分の思いを話してくれた。最後のじゅりはロビンを呼び出し、「100％の気持ちで伝えるから、この気持ちを信じてほしい」と告白する。ロビンはじゅりに100％ではないものの、65％気持ちがあると語った。じゅりは喜んでロビンに後ろから抱きついたが、その裏では「自分がオオカミだと分かった時のロビンの顔を想像するだけで辛い」と涙を流す。そしてオオカミとして、これ以上ロビンのことを好きになると辛くなるので、これからは彼と距離を取ることを決意した。

その後、男子メンバーがオオカミちゃんだと思う女子メンバーに投票する「オオカミちゃん投票」が行われる。投票の結果、最もオオカミちゃんだと思われたメンバーが脱落することになる。投票結果の発表は、後日行われることとなった。

じゅりとロビンの関係に現れた変化

それから、桜子が青森県の弘前公園の絶景スポットに行くことになり、ロビンとトモキを指名する。桜子はトモキのことが1番気になってるものの、ロビンには本音で話せて助けられているから指名したと理由を語った。その後、トモキと2人になったロビンは自分が桜子を好きになることがあれば、正々堂々とぶつかる覚悟はできてると話す。すると、トモキは「桜子を譲る気はない」と力強く宣言した。そして、トモキはロビンに負けじと積極的に行動し、桜子にアピールした。

青森から帰ってきたロビンは、改めてじゅりの気持ちを確かめようとする。しかし、彼女はこれ以上彼に好意を持たれるのは辛いと感じ、曖昧な反応をする。その後、じゅりが香川県の絶景スポットに行くことになった。だが、ロビンと距離を取りたい彼女は、友人として楽しく過ごせるマサキを指名する。そして、絶景スポットで撮影を行った2人は、手を繋いだりして疑似デートを楽しんだ。そんな中でじゅりはマサキの隣で太陽LINEを使い、彼をデートに誘う。だが、じゅりの本当の狙いはロビンの気持ちを確かめることだった。そのため、ロビンがデートに参加してくれることを期待していたが、彼が来ることはなかった。実はロビンはじゅりが本気でマサキに惹かれていると勘違いしており、彼女の気持ちが分からなくなっていた。そして、マサキもMikakoが来ることを期待していたものの、彼女もデートに来なかった。

一方、ギャビーは大珠に向き合うことをほのかに伝えた後に月LINEを使って大珠をデートに誘い、2人でのデートを満喫した。一日中ギャビーと過ごした大珠は、少し彼女に興味を惹かれた。

オオカミちゃん投票の結果発表当日、まずはメンバーたちでバーベキューを楽しむ。そんな中、Mikakoはじゅりを呼び出し、彼女に今の気持ちを尋ねる。じゅりは自分の本心を隠して、ロビンからマサキに気持ちが動いたことを伝えるが、2人の仲を邪魔していることに罪悪感を感じていた。その後、ロビンはじゅりを呼び出し、マサキとの撮影旅行や太陽LINEデートのことを尋ねる。じゅりは明るく話そうとするが、ロビンに「デートに俺が来ると思った？」と聞かれ、「多分来ないと思った」と答えて涙を流す。ロビンはじゅりが他の男性と仲良くしようとするのを邪魔したくなかったと説明するが、じゅりは「邪魔してほしいの」と伝えた。一方、Mikakoもマサキと話して「今も1番良いと思っている」と伝えるが、彼は何も答えなかった。

その後、オオカミちゃん投票の結果発表が行われる。最多投票が複数人いた場合は脱落者はなしになる。その結果、脱落者はおらず、全員が安堵した。そんな中、じゅりは自分以外にオオカミちゃんがいるとしたら、ほのかだと感じていた。実はほのかは脱落者発表当日、ロビンのことを呼び出し、「この撮影までの間ロビンに1番会いたかった」と伝えていた。しかし、それはロビンと一緒にいるのが楽しいからという意味で、大珠が1番気になることに変わりなかった。だがその日以降、ロビンと仲良くするほのかを見て、じゅりは嫉妬心を隠せなくなった。

一方、ギャビーは絶景スポットを撮影するため、大珠を誘って2人で北海道に向かう。そこで、ギャビーは改めて大珠が今もほのかを好きであると確認する。大珠を好きだったギャビーは、そのことを分かっていながらもこれまで頑張ってぶつかってきたことを涙をこらえながら伝え、自分の思いがこもった絵日記を渡した。

そんな中、アトリエでじゅりを呼び出したロビンは、自分の気持ちが彼女へ動いたことを伝える。そして、彼はじゅりに「君の笑顔が僕を幸せにする」とメッセージが書かれた彼女の笑顔の写真を渡した。それを見てじゅりは涙を流すが、もう最初の頃のように彼に笑顔を向けることはできないと感じていた。

その後、ほのかがアトリエにやってきて、彼女とじゅりとMikakoの3人で話をする。ほのかは太陽LINEで大珠を誘いたいものの、異性としてみているからこそ2人だと緊張するので、気楽に楽しめるロビンも一緒にいてほしいという気持ちもあると語る。さらに、ほのかはロビンを誘うことでじゅりに気を使ってしまうと話すが、じゅりは「私が1番楽なのは、私を放っておくこと。私を無視してやりたいことやって良い」と言い放つ。ほのかは彼女に突き放された気持ちになり、涙を流した。

その後、メンバーたちの重苦しい空気を感じ取ったトモキは、太陽LINEで全員を誘ってアクティビティに出かける。そんな中、ほのかがじゅりに謝罪し、2人は和解した。しかし、じゅりは本心では女子メンバーには嫌われた方が良いと感じており、オオカミとしての葛藤を抱えていた。

それからMikakoは絶景スポットの白糸の滝に行くことになったが、マサキだけでなく、ロビンとじゅりも誘う。そして撮影を行う中、マサキと話しをしたMikakoは彼に今の気持ちを尋ねる。マサキはしばらく考えた後、「目で追ってしまう対象」と答えた。それに対し、Mikakoは「私はこれからどうなろうがマサキのことが好き」と真っすぐに思いを伝えた。

後日、Who-yaのライブにメンバー全員が訪れる。ライブ終了後、Who-yaはMikakoを1人会場に残して、彼女に歌を届けた。そして、Mikakoに「俺は諦められない」と思いを伝えたのだった。

オオカミちゃんの正体が判明

最終告白を行うための最後の課題は、新潟県十勝町市で、日の出の時間に現れる「エンジェルラダー／天使のはしご」を撮影することだと発表される。それは様々な気象条件が重ならないと見ることができず、撮影できなければ告白することはできない厳しい課題だった。しかし翌朝、メンバーは無事にエンジェルラダーを撮影し、最後の課題を達成することができた。

その後、マサキがMikakoにほのかが大珠に月LINEを使い、それぞれ最後のデートを楽しんだ。そんな中、トモキも桜子と月LINEデートをする。そこで、トモキは「ロビンから男らしくなったと言われたことが嬉しかった。それは桜子のおかげだ」と語る。そして、トモキは涙ぐむ彼女の頬にキスをして「告白待ってて」と伝えた。

後日、大珠は月LINEデートでギャビーを誘い、以前彼女からもらった絵日記に自分のイラストとメッセージを添えて返却。ギャビーに感謝の気持ちを伝えた。ギャビーは笑顔で大珠と別れ、悔いなく恋を終えたのだった。

一方、ロビンはじゅりを月LINEデートに誘い、彼女が望んでいた写真撮影を行う。じゅりはロビンとの最初で最後のデートになるため、一瞬一瞬を噛みしめたいと感じており、ウキウキが隠せない様子だった。その一方で最後の結末を考えると悲しくなってしまうため、彼に悲しさを見せるのではないかと不安を感じていた。

そしていよいよ最終告白の日。最終告白では、女性がオオカミの着ぐるみを着て告白を待ち、告白した男性に女性が風船を渡した場合はカップル成立となる。ただし、女性がオオカミちゃんの場合は風船を手離し、男性の恋は終わってしまう。まず初めにトモキが桜子に告白し、彼女から風船を受け取ろうとする。ところが、桜子は風船を離してしまった。実は桜子はオオカミちゃんだったのだ。彼女はトモキに対して罪悪感を抱えながらも、オオカミちゃんの使命を全うしようと頑張っていたが、彼の前で気持ちが溢れて涙を流すこともあった。それでもトモキは、もし桜子がオオカミちゃんだとしても、使命を全うする相手は自分であってほしいと語っていた。

次に大珠はほのかに告白し、無事に告白は成功した。そして、マサキとWho-yaがMikakoに告白すると、彼女はマサキに風船を渡した。Who-yaはマサキに感謝を伝え、1人で去っていった。

そして最後にロビンがじゅりに告白する。だが、じゅりは泣きながら風船を手離し、ロビンの前から去ろうとする。しかし、ロビンはじゅりを引き止め、後ろから彼女を抱きしめた。それは、じゅりが中間告白でロビンにしたバックハグのお返しだった。ロビンは「今は100％好きだよ。泣かないで」と声をかけるが、じゅりは手を振って、その場を去っていった。

実はロビンがじゅりを誘った月LINEデートの夜のこと。じゅりは彼の目の前で月LINEを使って、「伝えたいことがあるからついてきてほしい」と誘っていた。それから、じゅりはグランドピアノが置いてある部屋にロビンを連れていき、彼のために作った歌を弾き語りする。泣きながら歌うじゅりを見て、ロビンは彼女がオオカミちゃんだと気づく。そして、思いが溢れて感極まったロビンは、じゅりにキスをしたのだった。

その後、オオカミちゃんだった桜子とじゅり以外のメンバーが集まり、みんなで撮った写真を鑑賞する。さらに動画を再生すると、桜子のインタビューが流れ始めた。桜子はトモキの最終告白が終わった後、泣きじゃくりながら「昨日のデートはトモキに最後に伝えるチャンスだったのに、楽しいまま終わりたくて何も言えなかった」と語る。そして桜子は最初はオオカミとしてトモキに近づいたものの、次第に彼のことが好きになっており、本当は直接彼に好きだと言いたかったと話していた。そのインタビューを見たトモキは、今まで我慢していたものが一気に溢れだして号泣。彼女の気持ちは嘘ではなかったと感じたのだった。

さらに最終告白を迎える前に、じゅりと2人きりになった桜子は、「オオカミちゃんなの？」と彼女に聞いていた。2人は自分がオオカミちゃんだと告白しなかったが、何となく互いにオオカミちゃんであることを悟り、慰め合った。そして、泣き出す桜子をじゅりは優しく抱きしめ、「1人じゃないから大丈夫」と伝えたのだった。

『オオカミちゃんには騙されない』の登場人物・キャラクター

女性メンバー

桜子（さくらこ）

24歳の女優。本名は大久保桜子（おおくぼさくらこ）。神奈川県出身。おしとやかで女の子らしい性格。初めからトモキに思いを寄せられていたが、彼女自身も彼に好意を持っていた。そのため、中間告白で彼に告白していた。2人でデートをして親密な関係になっていたが、最終告白でオオカミちゃんであることを明かし、恋を終わらせた。始めはトモキのことをオオカミちゃんとして騙すつもりだったものの、最終的には彼を好きになっており、最終告白後に号泣していた。

ギャビー

26歳のハーフモデル。アメリカ生まれで福岡県出身。明るく場を盛り上げるタイプで、メンバーたちに共同作業のリーダーに任命されていた。自分のことを後回しにして周りのことを考えてしまい、自分からアプローチすることができなかった。それでも試合を見たことをきっかけに大珠を好きになって、中間告白で告白。それからほのかのことが好きな大珠の気持ちを尊重しつつも、彼と向き合うことを決意し、積極的な行動をとっていた。結局大珠の気持ちは変わることはなかったが、悔いなく恋を終えていた。

じゅり