ガチアクタ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ガチアクタ』とは裏那圭が講談社『少年マガジン』にて連載しているバトル漫画である。2022年より連載が始まった。「天界」の端にあるスラム街で暮らしているルドはある事件をきっかけに殺人犯に仕立てられ、すべてのゴミが流れつく場所「奈落」に追放されてしまう。その後「奈落」で巨大な怪物である「斑獣」に襲われるが、そこで犯獣退治を生業とする「掃除屋」エンジンと出会う。その出会いを通じてルドは天界に戻るためにも掃除屋に加入するというストーリーである。強烈なキャラクターデザインが本作の大きな魅力である。

その他

ジャバー・ウォンガー

奈落の住人荒らし屋。編み込んだ長髪が特徴的な男性である。
年齢は18歳で、身長は183cm。誕生日は1月11日。好物は強い奴と辛い食べ物と痛み、嫌いなものはつまんない奴と弱い奴である。
人通者であり、人器は爪状の武器。自身が受けた毒を再現する能力があり、強い斬撃に毒を付与して戦う。左右の爪で違う毒を再現することが可能であり、本人が気にっていることもあり神経毒をよく使う。
性格は残忍かつ快楽主義である。強者との戦いを常に望んでおり、弱者には興味がない。痛みに強い体質を持ち、毒にも耐性があるため自身の人器の毒を有効に活用できる。
ザンカと戦闘した際には、実力と才能でザンカを圧倒し勝利する。またルドとも戦闘するが、ルドが人器化したグリスのお守りの能力を使い互角の勝負になる。その後ルドとザンカのコンビネーションの前に敗北するが、持ち前のタフさを見せ逃走に成功する。

レグド

天界のスラム街で暮らす「族民」(ぞくみん)、髭が特徴的な男性である。
レグドの育ての親であり、レグドにグローブを授けた人物である。
物語冒頭に何者かに殺害されてしまい、そのことがきっかけでルドは奈落送りになってしまう。

アモ

奈落の住人で禁域「ペンタ」で生活している。長い黒髪を持つ少女である。
人通者であり、人器は靴。靴のにおいを使い、相手の懐かしい記憶を利用した幻覚を見せ、相手を支配することができる。
性格はわがままで寂しがり屋。幼いころ親に売られて、ペンタの外れの塔で生活することになる。そして塔で生活していたところに、奈落と天界を行き来する存在・天使が現れ、人器を授かることになる。その後、人器の力を使い、度々ペンタを渡る人々を虜にして塔に招いていた。
ルドと出会った際に意見の違いから戦闘になるが敗北する。しかし敗北した後はルドに寂しかったと本心を語り、ルド達と和解する。

レムリン・ティサーク

奈落の住人でラクガキの町「キャンパスタウン」に住む少女である。
師匠であるゴブから人器を引継ぎ、人通者になる。人器はペンで思いを込めて対象の体にペイントを施すことにより、込めた思いの効果を発揮させることができる「おまじない」を付与できる。
人通者としての適性が高く、人器を引き継いでからすぐに能力を使えるほどである。
ペンタに向かうルド達に「大ダメージを一回だけ緩和する」まじないを付与する。

ゴブ

奈落の住人でラクガキの町「キャンパスタウン」に住む人通者である。
ペンの人器を扱い掃除屋におまじないをかけていたが、禁域にてゴミの崩落に巻き込まれて命を落とす。

『ガチアクタ』の用語

天界

ルドやレグドが住んでいた場所、空に浮かんでおりゴミなどは天界の外に放棄している。

族民(ぞくみん)

天界で犯罪者の子孫たちを指す蔑称。多くの族民は天界の端にあるスラム街で生活している。

奈落

天界の下の世界を指す言葉。天界の捨てられたごみが流れ着く場所であり、地域によってはガスマスクをしないと体が毒に犯されるほどの有毒なガスが充満している。

班獣(はんじゅう)

奈落にある大量のゴミから人の負の思念が集まってできる化け物の総称。鹿型やサソリ型など様々な種類の班獣がいる。通常の攻撃が効かず、人を襲う危険な存在である。

人器(じんぎ)

Ackroyd18338
Ackroyd18338
@Ackroyd18338

目次 - Contents