チェンジワールド(南月ゆう)のネタバレ解説・考察まとめ
『チェンジワールド』とは、南月ゆうによるボーイズラブ漫画作品。商社勤務のサラリーマン伊藤要祐は、高校時代から想っていた有村郁央と交際し始めてから1年になる。互いの仕事の関係で会える日が少ないため、同棲する案も出ていた。そんなとき、要祐の会社に出向中の社員で、郁央の大学時代の先輩でもある穂積匡人が要祐と郁央の両方に関わり始め、ふたりの間に不協和音が生まれる。恋が愛に変わるまでのドラマが細やかに描かれている。
有村郁央の父親
郁央の父親。要祐は、郁夫の自宅を訪問する際、手土産を購入した店で偶然、郁央の父親に出会った。
友人やその他の人物
松(まつ)
元野球部の要祐の友人で郁央の後輩。実家の小料理屋で見習い中。
加藤(かとう)
郁央の会社の同僚。合コン好き。
黒田真理恵(くろだまりえ)
穂積が昔、ゲイを隠すためにカモフラージュのために交際していた相手。自分も女性にしか興味がない。サバサバとした性格。
『チェンジワールド』の用語
四友商事(よつともしょうじ)
要祐が勤務している商社。郁央の大学時代の先輩である穂積は、SEとして出向している。郁央もこの会社に就職を希望していたが、入社試験に落ちてしまった。
バッティングセンター
高校時代に野球部に所属していた郁央が、ストレス解消のために訪れる場所。
小料理屋「松」
要祐の友人で、郁央の後輩である松の実家。松は見習いとして、実家であるこの小料理屋で働いている。
ノンケ
異性愛者。ゲイではない人のこと。同性愛者からみて、同性愛の気がない(ノン・気)ということを表す。
『チェンジワールド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
有村郁央「……俺は、この一瞬の連続が先に繋がってると思うから、今を大事にしたいです。未来ばっか見て悲観的になって、気がついたら足下が崩れてるなんて、意味がない」
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目次 - Contents
- 『チェンジワールド』の概要
- 『チェンジワールド』のあらすじ・ストーリー
- 冒頭からふたりの順調な交際の様子
- 交際を穂積匡人に知られた後
- ふたりはそれぞれの想いに悩み新たな関係へ
- 『チェンジワールド』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 伊藤要祐(いとうようすけ)
- 有村郁央(ありむらいくお)
- 穂積匡人(ほづみまさと)
- 家族
- 有村奈々(ありむらなな)
- 有村郁央の父親
- 友人やその他の人物
- 松(まつ)
- 加藤(かとう)
- 黒田真理恵(くろだまりえ)
- 『チェンジワールド』の用語
- 四友商事(よつともしょうじ)
- バッティングセンター
- 小料理屋「松」
- ノンケ
- 『チェンジワールド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 有村郁央「……俺は、この一瞬の連続が先に繋がってると思うから、今を大事にしたいです。未来ばっか見て悲観的になって、気がついたら足下が崩れてるなんて、意味がない」
- 松「そもそも伊藤は何を一番守りたいわけ? 自分? 世間体? それによって、答えは変わってくるかもしんないな」
- 有村郁央の父親「価値観の違う他人同士が長くそばにいる為には、愛情だけじゃ少し足りないんだよ。僕とママはね、いつか同じ景色をみたいと思っているんだ」「互いに近づけようと思うなら、相手が何をどんなふうに感じるのか、何を望んでいるのかを知る必要があるんだよ」
- 伊藤要祐「偶然と必然で成り立っているこの世界で、時に言葉で説明できない『奇跡』のようなことが起こったとしても、それは想いを積み重ねて築き上げた結果に過ぎない。俺たちにとって『運命』とはきっとそういうものだ」
- 『チェンジワールド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 本作のスピンオフ『ラブネスト』の主人公は穂積匡人
- 伊藤要祐はピーマンが苦手