NOMELON NOLEMON(ノーメロンノーレモン)の徹底解説まとめ

NOMELON NOLEMON(ノーメロンノーレモン)とは、シンガーソングライター「みきまりあ」と、ボカロPとしても活躍する音楽家「ツミキ」による、2人組音楽ユニットである。2021年に結成され、翌年には楽曲「タッチ」が映画『バイオレンスアクション』の挿入歌に起用されたり、大阪や東京でワンマンライブを行ったりと活動の幅を広げ、注目度が急上昇した。ツミキによる中毒性の高い楽曲と、みきまりあの力強い歌声がファンを惹きつけ、バリエーション豊かな楽曲やライブパフォーマンスでも高い評価を得ている。

NOMELON NOLEMONの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ツミキがボーカルに参加した「rem swimming」

アルバム『POP』のリード曲として発表された「rem swimming」には、ツミキがボーカルとして参加している。この曲についてツミキは、「とにかくなんでもありにしたかったので、その一つとして、自分が歌うことにもトライしてみたかった」と話している。ツミキとしての活動では、ボカロ、または他のアーティストへの楽曲提供がほとんどであった。しかし、公式YouTubeチャンネルには、「スイサイ/アンブレラ/ロクガツ/ドライフラワ」という楽曲を自身が歌唱した動画が公開されており、ボーカリストとしての才能も発揮している。
「rem swimming」以降、ツミキがボーカルに参加する楽曲が増えたことで、さらに楽曲のバリエーションが広がった。

散歩から生まれた「線香金魚」

「線香金魚」MVより

EP『感覚派』に収録されている「線香金魚」は、みきまりあが作詞を担当したものである。ツミキによると、この曲は詞が先行して作られた数少ない曲であり、挑戦的なものになったという。『感覚派』の収録曲には、それぞれ五感のイメージが割り当てられており、「線香金魚」は嗅覚、匂いがテーマとして用意されていた。作詞をする際、みきまりあは、散歩をし、そこで考えたことを日記のようにしてつづり、作詞を行っていったと話している。歌詞の中には「踏切」というワードが出てきたり、音としても踏切のような音が入っていたり、外を歩くことで触れたものが楽曲にも反映されている。

交流の深いYOASOBI

NOMELON NOLEMONの2人は、同じくユニットで音楽活動をしているYOASOBIと交流が深い。初発表曲「INAZMA」をオンエアしたのも、YOASOBIのラジオ内であった。
YOASOBIコンポーザー担当のAyaseは、元々ボカロPだったということもあり、ツミキとはYOASOBIが有名になる前からの友達のような関係だと話している。ツミキが音楽活動に行き詰まっている時に、Ayaseに「もっと生活に溶け込むような音楽を聴きたい」と言われたことがあり、それが楽曲制作のポイントになっていたという。
また、ボーカル担当のikuraは、幾田りらとして、みきまりあと同じ「ぷらそにか」に所属していた。みきまりあが「ぷらそにか」に加入することになったきっかけの1つに、幾田りらの推薦もあったという。

NOMELON NOLEMONとYOASOBIは、男女2人組音楽ユニットという共通点もあるが、それ以上に個々の繋がりが深く、お互いに良い影響を与え合っている関係なのである。

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