NOMELON NOLEMON(ノーメロンノーレモン)の徹底解説まとめ
NOMELON NOLEMON(ノーメロンノーレモン)とは、シンガーソングライター「みきまりあ」と、ボカロPとしても活躍する音楽家「ツミキ」による、2人組音楽ユニットである。2021年に結成され、翌年には楽曲「タッチ」が映画『バイオレンスアクション』の挿入歌に起用されたり、大阪や東京でワンマンライブを行ったりと活動の幅を広げ、注目度が急上昇した。ツミキによる中毒性の高い楽曲と、みきまりあの力強い歌声がファンを惹きつけ、バリエーション豊かな楽曲やライブパフォーマンスでも高い評価を得ている。
2022年1月公開。アニメーションMVで、イラストをがーこ、映像をクリエイターの葛飾出身が担当している。個性的な色使いやイラストが、激しく混沌とした楽曲とマッチした、中毒性の高い映像になっている。
「night draw」
2022年3月公開。初の実写MV。「夜」をテーマに、女性視点でドラマが進んでいく。現在と過去の記憶が混じっているような展開になっており、ストーリー性のある映像で、楽曲の明るくもどこか切ない雰囲気を引き立てている。
「タッチ」
2022年8月公開。本人出演のMVになっており、バンドセットを前に歌うみきまりあと、ドラムなどを演奏するツミキを、映像で楽しむことができる。ミュージックビデオならではの妖艶な雰囲気や、みきまりあの振り付けにも注目。
「SUGAR」
2022年8月公開。本人の演奏シーンがメインとなっており、シンプルでありながらNOMELON NOLEMONらしさの溢れる映像になっている。楽曲の疾走感ともマッチしており、何度も繰り返したくなる魅力を持つMV。
「線香金魚」
2022年10月公開。元アイドルグループBiSに所属していた未菜が、キャストとして出演。未菜のピュアな魅力が、楽曲の透明感とマッチした映像になっている。青と赤の2種類の衣装があり、青は18歳の主人公、赤は23歳の主人公を表しているのだという。ストーリー性も合わせて楽しめる映像作品。
NOMELON NOLEMONの名言・発言
ツミキ「誰かのために今できること やるべきこと やりたいことをただ演奏するのみ」
- お知らせ -
— ツミキ (@_23ki_) August 10, 2021
NOMELON NOLEMON
(ノーメロンノーレモン)
という名前で音楽を始めます⚡️
カラクリは一切無し
誰かのために今できること やるべきこと やりたいことをただ演奏するのみ
その音が沢山の人の耳に届きますように
これからよろしく🍈🍋
相方 みきまりあ @_M_panda
公式 @NMNL_staff
NOMELON NOLEMON結成発表時の、ツミキの公式Twitterより。ツイートには、NOMELON NOLEMON始動の告知のほか、「カラクリは一切無し 誰かのために今できること やるべきこと やりたいことをただ演奏するのみ その音が沢山の人の耳に届きますように」という文章が記されていた。
ボカロPとしてソロで活動し、2021年に発表した楽曲「フォニィ」の流行により、一躍有名となったツミキ。彼の新たなスタートへの期待を、より高めるような発言となった。
ツミキ「ただ人の心を撃つポップスを目指しました」
アルバム『POP』発売告知のための、ツミキのツイートより。アルバムについて、「ただ人の心を撃つポップスを目指しました 名前にも顔にも携帯にも何にも囚われず 真っさらにして聴いて貰いたい」と述べている。
インタビューでも、「僕が知っているJ-POPって、もっと振れ幅の広いものだった気がしているんです。それをもう一回、2020年代に再現できる環境があればいいなと思っていたときに、ちょうどこのユニットを結成できたんです。」と話しており、それを体現する『POP』は、既存のJ-POPの枠組みを壊すような、幅広く刺激的な楽曲の揃ったアルバムになっている。ボカロPとして、若くして世間に才能を示してきたツミキが、改めて目指した「ポップス」の形が、『POP』というアルバムに凝縮されているのである。
みきまりあ「とにかく日本語で作る音楽が大好きなんです。」
インタビューでの、みきまりあの回答より。アルバム『POP』について、聴く側の感覚について問われたみきまりあは、「私はすごくJ-POPが大好きで、普段からいろんな曲を聴くんです。(中略)とにかく日本語で作る音楽が大好きなんです。でも確かに、『今のJ-POPはこう!』みたいな枠があるというのは感じるし、だからこそ、逆になんでもありなんだなとも思うんですね。今回のアルバムは、私たちなりのJ-POPを表した作品だと思っているので、聴いた人がどう思うか、すごくドキドキしますけど楽しみです。」と話した。
ボーカルとして楽曲によって歌い方をガラッと変えたり、作詞作曲をしたりと、みきまりあがユニットの新しい一面を切り開いている部分も大きい。様々な音楽に触れてきたからこそ、NOMELON NOLEMONの多様な楽曲を、魅力的に歌い上げることができるのである。
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目次 - Contents
- NOMELON NOLEMONの概要
- NOMELON NOLEMONの活動経歴
- 結成と「INAZMA」の発表
- アルバム『POP』リリース
- 3ヶ月連続シングルリリースとワンマンライブ
- NOMELON NOLEMONのメンバー
- メインメンバー
- ツミキ
- みきまりあ
- サポートメンバー
- れあい
- 尋瀬(ひろせ)ロル
- Shogo Nomura
- NOMELON NOLEMONのディスコグラフィー
- 配信限定シングル
- 『INAZMA』
- 『イエロウ』
- 『syrup』
- 『タッチ』
- 『SUGAR』
- 『透明水曜日』
- 『ダダ』
- 『バッド・ラヴ』
- ミニアルバム
- 『感覚派』
- アルバム
- 『POP』
- NOMELON NOLEMONの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「INAZMA」
- 「イエロウ」
- 「rem swimming」
- 「night draw」
- 「タッチ」
- 「SUGAR」
- 「線香金魚」
- NOMELON NOLEMONの名言・発言
- ツミキ「誰かのために今できること やるべきこと やりたいことをただ演奏するのみ」
- ツミキ「ただ人の心を撃つポップスを目指しました」
- みきまりあ「とにかく日本語で作る音楽が大好きなんです。」
- NOMELON NOLEMONの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ツミキがボーカルに参加した「rem swimming」
- 散歩から生まれた「線香金魚」
- 交流の深いYOASOBI