阿部真央(あべま)とは【徹底解説まとめ】

阿部真央(あべ まお)とは、力強さと繊細さを兼ね備えた歌声で、同世代の女性を中心に幅広い層から支持を得るシンガーソングライターである。2009年にアルバム『ふりぃ』でデビューをし、表題曲でもある「ふりぃ」はラジオシングルとしてリリースされ、Billboard Japan Hotにて1位を獲得した。1990年、大分県大分市出身でポニーキャニオン所属。愛称は「あべま」で通っており、オフィシャルファンクラブは愛称から取り「あべまにあ」となっている。

阿部真央のデビューアルバム『ふりぃ』の表題曲。
YouTubeの再生回数は400万回を超えており、彼女の楽曲の中でも人気の強さがうかがえる。
コメント欄はリリース以降も絶え間なく更新されている。いつの時代を生きている人たちも勇気づけられる作品であり、その歌唱力や表現力は多くの音楽ファンを虜にしている。

「貴方の恋人になりたいのです」

阿部真央の2ndシングルである本作品は、YouTubeでの再生回数が2,600万回を超えており、他の楽曲の追随を許さない人気を誇っている。
ミュージックビデオに登場する学校は、彼女の母校である大分県立大分西高等学校だ。彼女の強い希望で撮影が実現したという。

「モンロー」

2010年に2ndアルバム『ポッぷ』がリリースされてから10年以上の時を経て、2021年にTiktokで話題となる。
「ふりぃ」のような力強い阿部真央ではなく、かわいく明るくポップな雰囲気が表現されており、SNSで人気曲の仲間入りとなった。

「Believe in yourself」

NHK Eテレ アニメ『ベイビーステップ』のオープニングテーマに採用されており、多くの音楽ファンにとっての応援ソングとなっている。
YouTubeでの再生回数は800万回を超えており、阿部真央ファンの間でも根強い人気がある。

「Never Fear」

TVアニメ『人間不信の冒険者たちが世界を救うようです』のエンディング主題歌である。
YouTubeでの再生回数は、2023年1月17日の公開から2週間で90万回を突破しており、さらに伸び続けている。

阿部真央の名言・発言

「aikoさんくらいまでいくと、ホントは恋人と別れてなくても歌の中では失恋できるのかもしれないって思うんですよね」

阿部真央のデビュー5周年に加えて、『シングルコレクション19-24』のリリースに際して行われたインタビューで「自身の嗜好の変化に気付いたのっていつ頃ですか?」という質問の流れで、新しい歌の書き方を覚えたいという話になった後に「aikoさんくらいまでいくと、ホントは恋人と別れてなくても歌の中では失恋できるのかもしれないって思うんですよね」と、感情が動かないと作品が作れない自身と比較をして発言した。

「歌だけで認められたい」

自身初のカバーアルバム『MY INNER CHILD MUSEUM』のリリースに伴って行われたインタビューにて、タイトルについて聞かれ、「歌だけで認められたい」という発言があった。
背景には、アルバムタイトルにも使われている、インナーチャイルドという言葉がある。これは「子どもの頃に傷ついたもう一人の自分」といったニュアンスで使われる言葉であり、阿部真央自身が幼少期から音楽に取り組むうえで、歌だけでは認められなかったという、くすぶった気持ちからきていると語った。

「人間・阿部真央は悲しんでるんですけど、曲を書く方の私はすごい喜んでる」

アルバム『Babe.』のリリースに伴って行われたインタビューにて、インタビュアーから「阿部さんという人はつくづく自分の人生をドキュメントする人」と言われ、その回答の最後で「人間・阿部真央は悲しんでるんですけど、曲を書く方の私はすごい喜んでる」と発言した。
自身が感じたことをありのままに表現することを厭わない阿部真央が失恋・離婚を経験したことで、自身は悲しいが、アーティストとしてネタが尽きないということを表現した。

阿部真央の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

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