サイコだけど大丈夫(韓国ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『サイコだけど大丈夫』とは、2020年に放送された韓国ドラマ。自閉症スペクトラム障害を持つ兄と暮らすムン・ガンテと闇を抱える絵本作家コ・ムニョンのヒーリングラブストーリー。人との関わりを避け、自分を押し殺して生きてきた主人公が、後先考えずに行動する無鉄砲なヒロインと出会い、変わっていく様子が描かれている。サスペンス要素や社会ドラマ的な要素など、一言にラブストーリーと言い表せない深みのある設定が反響を呼び、国際エミー賞にノミネートされるなど海外でも評価の高い作品。

OK病院で働く看護師。ジュリの後輩で、ジュリのことを慕っている。

カン・ピロン(演:キム・ギチョン)

PTSDの患者。ベトナム戦争で、小さい子どもたちを殺してしまった経験からPTSDとなる。囲碁が趣味で、院長の相手となることもある。

チュ・ジョンテ(演:チョン・ジェグァン)

アルコール依存症の患者。元々は消防士だが、火事から妻子を救えなかったことからアルコール依存症になる。病院で、妻に似たアルムと出会い、アルムと恋に落ちる。

イ・アルム(演:チ・へウォン)

うつ病患者。夫の暴力によりうつ病を発症する。内気で涙もろい性格。病院で生活するうちにジョンテと恋に落ちる。

パク・オンナン(演:カン・ジウン)

境界性パーソナリティ障害の患者。ト・ヒジェ作家の大ファンで、著書『西魔女の殺人』が愛読書。パク・ヘンジャとして生きていたト・ヒジェに利用される。

出版社サンサンイサン関係者

イ・サンイン(演:キム・ジュホン)

出版社サンサンイサンの代表。出版社の代表であるにも関わらず、この10年、ムニョンが起こす事件や問題の解決ばかり行い、いつもムニョンに振り回されている。ムニョンを迎えに来て出会ったジュリに一目惚れする。

ユ・スンジェ(演:パク・チンジュ)

出版社サンサンイサンの社員。アートディレクターとして入社したが、イサンの秘書のような仕事をしており、イサンのムニョンに対する愚痴のはけ口となっている。

『サイコだけど大丈夫』の用語

反社会性パーソナリティ障害

規則や社会のルールや他人の権利などを軽視し、他人を傷つけてもそれを正当化する障害である。通常18歳以上で診断され、30歳ぐらいまでに軽くなることもある。コ・ムニョンはこの障害であることが疑われている。

自閉症スペクトラム障害

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