青のミブロ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『青のミブロ』とは安田剛志(やすだつよし)が2021年9月8日より『週刊少年マガジン』で連載を開始した漫画。物語は幕末の京が舞台となっており、のちに新撰組(しんせんぐみ)と呼ばれる壬生浪士の集団、通称ミブロが世の中を明るくするために力を使うという物語。「2022年、最初の四半期で最も売れた『第1巻』」において19位にランクインした話題作。

寿太郎(じゅたろう)

長州藩の武士。今の幕府の求める未来に不満を持ち、幕府を倒し自分達の理想の世の中を作ろうとしている。におとはじめの前の立ちはだかり、異国を招き入れると阿片(あへん)で日本が内側から腐っていることをにおたちに諭す。沖田に一撃で倒される。

京四郎(きょうしろう)

薩摩藩の忍。一度酒を飲んだ中の寿太郎を兄弟と呼び、行動を共にする。両脇に小太刀を構えるが、派手な見た目と隙だらけな立ち振る舞いで忍らしからぬ一面を見せる。はじめによって捕獲される。

『青のミブロ』の用語

ミブロ

壬生(みぶ)にいる浪士の集団であることからミブロと呼ばれる。噂では訳もなく人を斬りつけたり、金品を盗むとされ嫌われており、彼らの住む屋敷は「鬼の棲み家」とよばれるほどに恐れられているが、実際は世の中をよりよくしたいという強い正義感を持つ集団。剣技を磨くことにも抜かりがないが、剣技とは関係なく、定期的に屋敷内で相撲大会が開かれるほどにメンバー間の仲が良い。

会津藩

松平容保(まつだいらかたもり)が当主を務める会津の藩。ミブロは今まで正義感の強い浪人の集団であったが芹沢、近藤の2人が松平の元を訪れ、会津藩を守る警護の役目をミブロが務める代わりに活動資金などの支援を要求。松平は快くその提案を承諾し、ミブロは正式に会津藩の警護を務めるお預かりになる。

三匹の狼

物語はミブロのメンバーの1人、センター分けの髪型に口髭を生やした永倉新八(ながくらしんぱち)がおじいさんとなり、街の子供に過去のミブロの話をするところから始まるが、その際に歴史には残っていないがとっておきの話をすると言って話題に出た言葉。一匹目の狼がはじめ、二匹目の狼が田中、三匹目の狼がにおのことを指しており、この順番はミブロに入隊した順に割り振られている。

八木さんの屋敷

ミブロのメンバーが寝食を共にする屋敷。悪い噂の絶えないミブロが住みついていることから「鬼の棲み家」と呼ばれている。ミブロはこの屋敷の中で剣技を磨くために鍛錬をしたり、屋敷内に備わっている土俵で相撲を取る。

『青のミブロ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

にお「自分で見聞きしたことをまずは信じたらええと思うよ」

ちりぬ屋に訪れた沖田と土方が所属するミブロが、わけもなく人を斬ったり金品を盗むという噂を聞き、実際に対面し悪い人には思えず判断に迷ういろはに対してにおが言ったセリフが「自分で見聞きしたことをまずは信じたらええと思うよ」である。人を見た目や噂で判断せず、直接向き合い、自分が感じたままを信じることが大切だと学べる名言。

土方「大丈夫だ、夜明け前には片がつく、必ず俺たちが助ける」

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