ジブリ好きにおすすめの世界観が美しい漫画10選【ミヨリの森・蟲師】
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この記事ではジブリ映画に似た雰囲気の美しい世界観を持つ漫画をまとめた。ジブリ映画の独特の世界観は美しく幻想的で、作品に深みを与えている。ここで紹介する漫画も、美しい世界観が物語をより面白くしているのだ。
古屋兎丸「Marieの奏でる音楽」上下巻読了。これはファンタジー好きな人は必読だと思う。ラストの結実がすごい、完成度すごく高い。大どんでん返しがあって、しかも大団円。あー、これはやられた。
— てりり (@teriri_) 2011.11.11 03:09
4. おもいでエマノン / 鶴田謙二
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あらすじ:
異国風の彫りの深い顔立ち。すんなりと伸びきった肢体。ジーンズにナップ・サック。ながい髪、おおきな瞳、そしてわずかなそばかす―。彼女はエマノン、ぼくが出会った不思議な少女。彼女は言った、「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」と。彼女の口から紡ぎだされる、母から娘へと伝えられたさまざまな『地球』のおもいでたち。
エマノンシリーズ全4巻(原作刊行中)
SF作家・梶尾真治氏によるエマノンシリーズを鶴田謙二氏が漫画家した作品で、スタジオジブリと同じ徳間書店から出版されているシリーズです。ストーリーはもちろん繊細な筆致とキャラクターの柔らかい表情が魅力的です。時をかけるストーリーは「風立ちぬ」「おもひでぽろぽろ」好きにもおすすめです。
ああ、すっかり言い忘れてたけど、鶴田謙二の『おもいでエマノン』、最高ですね。原作厨だったのに原作が短く見える豊穣さ。最高。 [Harlequin's Lost]
— tricken/屍者の13月を読め (@tricken) June 9, 2008
perfumeののっちが薦めていた「おもいでエマノン」読む。鶴田謙二の書く女の子の佇まいがただただ好きだ。軽やかに生きようとする姿勢と、それでも重力に引きずられている感じのタッチに。模写したくなる。続編の「さすらい〜」では脱ぎまくりというのもすごい
— シェンロン (@shen1oong) July 1, 2010
5. 海獣の子供 / 五十嵐大介
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あらすじ:
人にケガを負わせてしまい、夏休み中だいすきな部活を出入り禁止になってしまった琉花は「海」と名乗る不思議な少年と出会う。水族館の大水槽で自由自在に泳ぐ海の姿に心奪われた琉花は、彼が「空」とともにジュゴンに育てられた少年であることを知る。そして水面下で起こる「魚が消える」事件――港町と水族館を舞台に繰り広げられる、とある夏休み少女と少年の冒険譚。
全5巻(完結)
「リトル・フォレスト」「魔女」の五十嵐大介氏による初の長編連載作品。五十嵐大介氏の光がきらめくような繊細なタッチで紙面いっぱいに描かれた海や自然風景、人物の美しい作品です。作風は違えど水面下を舞台にしたきらめくような幻想的なイメージは「崖の上のポニョ」の世界観が好きな方におすすめです。
海獣の子供おもしれえええええ五十嵐大介なめてましたごめんなさい。こういう漫画が一般的にも人気があるっていうのは凄い嬉しい事だなー ていうか絵ーめっちゃ良いわー
— Hikari Shimoda (@hikarishimoda) November 17, 2008
「崖の上のポニョ」レンタルで見てみた。さすが変態監督だわ。「風立ちぬ」劇場で見たい。「海獣の子供」をジブリがアニメ化してくれないかな。雨や海水の匂いや味まで再現してくれそう。
— 箱ふぐ (@motty_o) July 21, 2013
6. イバラード物語 / 井上直久
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あらすじ:
イバラード(Iblard)は画家・井上直久が描く絵画や漫画作品の舞台である架空の国・地名。魔法の存在する世界であり、人々はシンセスタという思念に反応する鉱物等を用い、ソルマ(虚像)という技法によって自分の思い浮かべたものを表現する。空にはラピュタと呼ばれる浮島や小惑星が無数に浮かび、街の建造物は植物に覆われている。
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出典: starbird.jp
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「耳をすませば」で使われた背景画
この絵は、ラピス・ラズリの鉱脈を探す旅に出かけようとする雫とバロンの前に広がる異世界への入口として描かれました。
映画「耳をすませば」で挿話された雫の描いた物語「バロンのくれた物語」の背景画を描いた井上直久氏による作品です。バロンと雫が旅をした幻想的で透明感のある架空の魔法都市・イバラードを舞台に物語が描かれます。「耳をすませば」「天空の城ラピュタ」「ハウルの動く城」好きにおすすめです。
きのう、ラピュタ観た人いますか? お店の本棚を整理していたら出てきました「イバラード物語」。宮崎駿が「ラピュタ」のインスピレーションを得たという不思議で幻想的な漫画です。 http://t.co/oaSk2Psw
— cafe tiny zoo (@cafetinyzoo) December 10, 2011
『耳をすませば』の作中に使われているあの背景画の世界、イバラードというんですね。知りませんでした。
— 抽斗(ひきだし) (@hikidashi4) December 28, 2013
7. シドニアの騎士 / 弐瓶勉
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あらすじ:
太陽系が奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体によって破壊されてから1000年後の世界。人類の繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する播種船・シドニアに暮らす主人公、谷風長道が人型兵器「衛人」の操縦士訓練生となり、仲間とともにガウナとの戦闘を繰り広げる。
全11巻(連載中)
「Blame!」「バイオメガ」を手掛けたハードSF漫画の巨匠・弐瓶勉氏による最新作です。初期はベタ塗りの印象の強いタッチですが、最近では手描きによる繊細で柔らかなタッチとなっており、漫画版ナウシカやラピュタを彷彿とさせる宇宙船シドニア内の世界観が素晴らしいです。「天空の城ラピュタ」漫画版「風の谷のナウシカ」が好きな方には特におすすめの作品です。