ジブリ好きにおすすめの世界観が美しい漫画10選【ミヨリの森・蟲師】
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この記事ではジブリ映画に似た雰囲気の美しい世界観を持つ漫画をまとめた。ジブリ映画の独特の世界観は美しく幻想的で、作品に深みを与えている。ここで紹介する漫画も、美しい世界観が物語をより面白くしているのだ。
ジブリ好きにおすすめの漫画10作品をまとめてみました
宮崎駿さんの漫画作品を未読の方はこちらもぜひ
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漫画版「風の谷のナウシカ」
映画では描かれなかった物語の終盤、ナウシカは風の谷ばかりでなく、生き残った人類の存亡をかけて戦いつづけていく。腐海の謎が明らかにされ、未来への道筋が示されたとき、読者は言いしれない感動に包まれる。
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シュナの旅
宮崎駿が描き下ろしたオールカラーの絵物語。1982年「アニメージュ」にて『風の谷のナウシカ』の連載を開始したのとほぼ同時期に描かれた作品である。水彩の淡い色をいくつも重ねて着色した絵が美しい。
【シュナの旅】宮崎駿の名作漫画を徹底解説!「もののけ姫」の原点になった? - RENOTE [リノート]
renote.net
『シュナの旅』という漫画をご存知でしょうか。アニメーション映画界の巨匠・宮崎駿による絵本タイプの物語です。この漫画は『もののけ姫』をはじめ、スタジオジブリの数多くのヒット作の原点になったといわれており、登場人物・キャラクターやエピソードにその片鱗が窺えます。そんな本作が一体どんな漫画なのかこの記事でまとめたので、スタジオジブリファンの方は必見!
それではジブリ好きにおすすめの漫画10作品を紹介していきます。
1. ミヨリの森 / 小田ひで次
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あらすじ:
両親の愛に恵まれない冷たい家庭環境で育ち、田舎にある父方の祖父母宅に半ば棄てられたかのように預けられた少女・ミヨリ。その家の周りに広がる鬱蒼とした森の中で、ミヨリは“精霊”と呼ぶしかない、不思議な存在の声を感じ取る様になっていく。
シリーズ全3巻(完結)
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出典: ga-o.net
「拡散」や「クーの世界」を手掛けた小田ひで次氏による漫画作品です。神経質な程に繊細で写実的な筆致によって温かく描き込まれた森や妖精たちが美しい作品です。森を舞台に少女と妖精たちの交流が描かれる様は「となりトトロ」「もののけ姫」好きにとてもおすすめです。
何というか、とても不器用な漫画。シビアなことも描かれているけれど、とてもホッとします。森好きな人に。「ミヨリの森」シリーズ/小田ひで次 pic.twitter.com/EN1hSdqd
— はだおもい (@chimimiwataame) 2013.01.17 16:32
小田ひで次さんの漫画にハマってます。『ミヨリの森』に出てくる風の精が好きなんだな。触り心地が良さそうで。『おはようひで次くん!』を今ほど読んだので、これから『拡散』や『クーの世界』などの過去の作品に手を出したいと思います。
— ぶち子 (@buchi_co) February 23, 2013
2. 蟲師 / 漆原友紀
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あらすじ:
動物とも植物とも異なる、生命の原生体たるモノ──”蟲”。それらは時に人智を超えた現象を呼び、そしてヒトは初めてその妖しき存在を知る。ヒトと蟲とを繋ぐ存在、それが”蟲師”と呼ばれる者──。
全10巻(完結)
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出典: booklive.jp
漆原友紀氏による1話完結(例外もあり)シリーズです。毎話ごとに蟲師ギンコが蟲にまつわる謎を明かしていきます。「鎖国を続けた日本」もしくは「江戸期と明治期の間にある架空の時代」を舞台とした日本の原風景を思い起こさせるノスタルジックな風景が描かれます。「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」好きにおすすめの世界観です。
蟲師は、本当よかった。内容もよかったけど、なんといってもあの薄墨色に描かれた背景の繊細さはほんとに美しかった。森林や川辺、清清しさの中に引き込まれそうでした。
— ♡゚・。愛。・゚♡゚ (@kirara3109) 2012.01.24 21:17
漆原さんはナウシカの影響受けてるんじゃないかなー ナウシカでは原初の生命として蟲と菌と植物が中心で、蟲師でも蟲の説明として「全ての生物の根源に限りなく近いモノ」ってしてるし 蟲師の概念からナウシカを読むと、宮崎駿の生命観がよくわかる気がする
— つくる(慟哭) (@tkr215) 2014.01.01 23:27
3. Marieの奏でる音楽 / 古屋兎丸
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あらすじ:
人々が皆穏やかに暮らす島ピリトの地で繰り広げられる崇高で切ない恋ものがたり。青年・カイは自分とMarieの存在の意味を知る。
全2巻(完結)
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出典: mangaenglish.net
「ライチ光クラブ」や「幻覚ピカソ」の古谷兎丸氏による初期の作品です。文明が一度滅びた後の穏やかな世界を舞台とした自然と発展途上の文明が溶け合う世界観は「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」とも共鳴します。悲しくも温かいストーリーも結末までとても素晴らしいです。
Marieの奏でる音楽は本当に度肝を抜かれた。再読を想定されて描かれた漫画なんだけど、それがもう絶対予想つかない展開なの。連載からもう何年も経ってるけど、これを超える漫画は私はいくつも無いと思ってる。
— じゃら (@jyarajyaa) January 22, 2013