新しいヒップホップの形、Astro!

ヒップホップらしいトラックにこだわらず様々なサウンドで展開する七人組ヒップホップグループ、Astroに注目してみた。

Astroとは

Astro(アストロ)は日本の7人組ヒップホップグループである。

略歴

2004年、それぞれ別のグループで活動していたメンバーが集まり結成。都内を中心に活動。
2006年、ミニアルバム「population」リリース。渋谷タワーレコードJ-HIP HOPウィークリーチャート第2位を記録
2007年、iTunes限定で、2枚のミニアルバムを編集したアルバム「Popumonic」リリース。iTunesのrap/HIPHOPチャートにて初登場6位を記録
2008年、BMG JAPANよりメジャーデビュー。

メンバー

was(ワス)MC
hight28%(ハイトニッパチパーセント)MC
pepue(ペペ)MC
副島ショーゴ(ソエジマショーゴ)DJ
岩渕マサル(イワブチマサル)トラックメイカー
delmonte(デルモンテ)Production

出典: ja.wikipedia.org

Astroのサウンドとは

Astroのヒップホップには自由を感じることができる。
「ヒップホップはこうでなければならない」という概念を崩すようなサウンドが特徴的である。
例えば、ロックのようなドラムパターンにラップを乗せるなど、
あまり一般的ではないようなことをしてしまうところが魅力的だ。
さらに、MCそれぞれのスキルも高く、それぞれに個性があり、聞いていて楽しめる。

イントロからベース音とピアノがリードしていくこの曲は、
Astroの曲の中でも聞きやすく人気が高い。

ヒップホップらしいトラックではなく、ロックのようなトラックにラップが乗せられている。

女優、佐々木希とコラボしている面白い一曲。
ポップなシーンにも柔軟な姿勢が伺える。

最後に

ポップミュージックの中でロックバンドがラップを取り入れるということは多く見られるが、
真似事に見えてしまい、まともに聞けないものも多い。
しかし、Astroのヒップホップは本格なのだ。
それはそもそも、それぞれのメンバーがヒップホップというバックボーンを携えているからであると思える。
ロックとヒップホップのクロスオーヴァーはこれまでにもあったが、
このような形でヒップホップはあまり見られるものではないだろう。

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